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説明できる?Webマーケティングで重要とされるSEOの内部対策と効果的な9つの方法

2022.08.18

スマートフォンが普及し、どこにいてもすぐにインターネットへアクセスできる時代へと移り変わってきました。そのため、人々と企業の活動がオンラインへと移行され始めています。

そこで重要になるのが、Webマーケティングです。Webマーケティングに力を入れることで、オンライン上からの集客が期待できます。その中でも、SEOは比較的取り組みやすいWebマーケティングの一つです。

この記事では、SEOの中でも内部対策について詳しく解説します。

SEOにおける内部対策とは?

SEOの内部対策とは、運営しているWebサイトが評価されるために実施するあらゆる施策のことです。そもそもSEOの目的としては、Googleなどの検索で上位表示させるために実施する施策を意味します。ユーザーは、比較的検索の上位から順番にアクセスするケースが多いため、上位表示されるほどアクセス数の増加も期待できるのです。

そのため、SEOの効果を高める内部対策の重要度が上がっています。

SEOで内部対策を実施する目的

SEO対策の中でも、内部対策を実施する目的は検索エンジンが評価するときに判断されるデータ収集を効率的に実施し、適切な評価を得るためです。

Googleがコンテンツを評価するときには、以下の方法で実施しています。

  1. 各サイトの情報を収集するクローラーがWeb上のあらゆるサイトを巡回し、データを自動収集
  2. 1で収集したデータを登録・保存
  3. 独自のアルゴリズムにしたがって各サイトを評価し、検索順位を決定

内部対策を実施することで、Googleの評価時に下記のメリットが得られるのです。

  • クローラーのデータ収集時の巡回を促せる
  • サイト内のコンテンツ情報が正確にクローラーへ伝わる

逆に言えば、内部対策を正しくしていないとクローラーに正しい情報が伝わらない可能性があります。したがって、どれだけ良いコンテンツを作成したとしても、クローラーに上手く伝わらずに評価されない可能性が考えられます。

次からは、具体的なSEO内部対策の方法を紹介しましょう。

SEOの内部対策に効果的な方法9選

SEOの内部対策に効果的な方法としては、下記のようなものがあげられます。

  • モバイルファーストの構成
  • XMLサイトマップの作成
  • パンくずリストの設置
  • レスポンスの向上
  • 階層構造の正規化
  • 内部リンクの最適化
  • robots.txtの設置
  • canonicalタグの活用

それぞれを解説しましょう。

①モバイルファーストの構成

モバイルファーストとは、スマートフォンやタブレット端末の利用を想定したサイト構成にすることです。

冒頭でもお伝えしたとおり、多くの方はスマートフォンを通じてWebサイトを閲覧しています。そのため、スマートフォンの利用を想定したサイト構成にするのが大切です。

具体的には、パソコンで見たときとスマートフォンから見たときのUIデザインを変える「レスポンシブ対応」をするなどです。

②XMLサイトマップの作成

XMLサイトマップとは、対象サイト内の情報を記載した設定ファイルのようなもので、作成することによりGoogleクローラーが巡回しやすくなります。

XMLサイトマップは、手動で作成することもできますが、最近では自動生成に対応したツールも多く出回っています。効率的に作成したい方は、是非活用してみてはいかがでしょうか。

③パンくずリストの設置

パンくずリストとは、サイト内のどこの階層にいるのかを分かりやすくしたモノです。パンくずリストの設置は、ユーザーにとってサイトの構造を認識しやすくするため、ユーザーファーストなサイトだとGoogleにも評価されやすくなります。

④レスポンスの向上

レスポンスとは、サイトの表示や何か動きがあったときの処理速度のことです。レスポンスが早いサイトは、ユーザーが快適に利用するためにも欠かせない要素の一つとなるため、Googleも評価する項目です。

一方で、レスポンスの遅いサイトはユーザーにとってストレスとなり、Googleにも良い評価を得られません。また、どれだけ良いコンテンツの内容がサイト内部に記載があったとしても、レスポンスが遅いことでユーザーの離脱する確率が上がってしまいます。

ユーザーファーストのサイト作りをするためにも、サイト全体のレスポンスを意識した設計にしましょう。

⑤階層構造の正規化

サイトは、さまざまな階層構造によって構成されています。サイト内部の階層構造を分かりやすくすることで、クローラーが認識しやすくなり、Googleの評価も得られやすくなるのです。

例えば、サイト内部に記事を投稿するときで考えてみましょう。記事をそのまま投稿するのではなく、ジャンルという階層の下に「ライフ」「金融」「マーケティング」といった区分を設けることで、視覚的にユーザーが理解しやすくなります。

このように、サイト設計をする段階で全体の階層構造を正規化するようにしましょう。

⑥内部リンクの最適化

内部リンクとは、投稿している記事にサイト内で保有している別の記事をリンクとして掲載することです。内部リンクを設置することで、クローラーの巡回に良い影響を与えるため、評価を得られやすくなります。

また、内部リンクを活用することで記事としての完成度が上がり、ユーザーにとっても見やすい記事が出来上がるのです。

⑦robots.txtの設置

robots.txtとは、クローラーに巡回してほしくない部分を記載して制御するためのテキストファイルです。

サイト内には、本来クローラーに見られたくないような情報も存在するでしょう。そうした情報を評価対象外にするためにも、robots.txtは役立ちます。

特に、リンク切れのページや広告出稿ページなどはクローラーの対象外にするのがおすすめです。

⑧canonicalタグの活用

canonicalタグとはHTMLタグの一つで、サイト内に保持する重複するページに対して、どのURLが最もプライオリティの高いページなのかを示すものです。

Googleでは、同じサイト内に投稿されている記事だったとしても、内容が類似していればコピーコンテンツとして評価をし、全体の評価が下がってしまう危険性があります。そのため、canonicalタグで同一のページをまとめることで、コピーコンテンツとしてみなされるリスクを回避できます。

まとめ

今回は、内部対策の具体的な方法をご紹介しました。

SEOの内部対策はクローラーの巡回を促すもので、サイトを正確に評価してもらうためにも実施しておくべき対策です。どれだけ良質のコンテンツを作成していたとしても、内部対策を実施していないとそもそもコンテンツを正確に評価してもらえない可能性があります。

これからSEO対策をする方は、今回紹介した内部対策を参考に実施してみましょう。

文/長谷川貴之

編集/inox.


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