ロボット掃除機や高機能な掃除用ワイパーの普及で、普段行う掃除の負担は軽減傾向にあると言えるだろう。その一方で窓のレールや換気扇の内部など、掃除をするのにひと手間かかる場所は後回しになりがちで、いつの間にか汚れが溜まってしまうということも。
そこでレンジフード製造・販売を手がけるFUJIOHでは、全国の30~70代の主婦を対象に「先延ばしにしている掃除に関する調査」を実施。結果をグラフ化して公開した。
掃除を先延ばしにしてしまう場所1位は「レンジフードの内部」
自宅の中でもあまり目につかない場所のうち、掃除に手間がかかる場所として80.9%が「レンジフードの内部」と回答した。
また、最も手間がかかる場所においても「レンジフードの内部」が59.3%で最も多く、2位は「エアコンの内部」、3位は「窓のレール」という結果に。
自宅の中でもあまり目につかない場所は、つい掃除を先延ばしにしてしまう人が多く、93.5%が「先延ばし掃除」の場所があると回答している。
中でも1位の「レンジフードの内部」は80.6%が「先延ばし掃除」の場所として回答し、最も先延ばしにする場所のランキングにおいても、2位の「エアコンの内部」、3位の「窓のレール」を圧倒的に上回る結果となった。
また、「レンジフードの内部」を「先延ばし掃除」にしてしまう原因の1位は「掃除するのが面倒だから」という結果となり、掃除をするためにパーツの分解が必要なことや、油汚れのつきやすいレンジフードの掃除はめんどくさいと感じる主婦が多いようだ。
さらに、日常的な掃除の頻度で比較をすると「日常的な掃除を毎日している」人であっても66.8%が「掃除するのが面倒だから」と回答する結果となり、掃除の習慣がある人にとっても、「レンジフードの内部」を掃除することは大変であることがわかる。
「先延ばし掃除」の場所をつくらないための工夫1位は「こまめな掃除」
「レンジフードの内部」の掃除を先延ばしにしてしまったことを「早くやればよかったなぁ」、「失敗したなぁ」と後悔したことが「ある」人は19.3%、「たまにある」人は43.4%で、60%以上の人が「先延ばし掃除」を後悔した経験があることが判明。
また、「レンジフードの内部」の掃除を先延ばしにして後悔した理由の1位は73.8%で「先延ばしにした場所の掃除がさらに大変になったから」という結果となり、掃除を先延ばしにすればするほど掃除が大変になるという負のループが生まれていることが伺える。
自宅の中でもあまり目につかない場所のうち、掃除を先延ばしにしてしまう場所は特にないと回答した人が、先延ばしにしないために心掛けていることの1位は、36.5%で「こまめに掃除をして1回の掃除の負担を軽減する」ことであった。
「先延ばし掃除」の場所第1位の「レンジフードの内部」も、こまめな掃除ができれば掃除を先延ばしにせずに済むが、「掃除するのが面倒」「掃除に手間がかかる」という意見が多かったことからも、「レンジフードの内部」をこまめに掃除することはハードルが高いことだと伺える。
調査概要
先延ばしにしている掃除に関する調査
調査地域:全国
調査期間:2022年7月5日(火)~2022年7月11日(月)
調査対象:30代~70代主婦
有効回答数:800名 ※年代均等割付
調査方法:インターネット調査
調査機関:シグナルリサーチ
※FUJIOH調べ
構成/Ara