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大好きな〝推し〟に成り代わった青年の悲劇を描いたNetflixのスペイン発ドラマ「ファナティコ」

2022.08.04

好きで好きでたまらない、”推し”。

近づきたい、傍にいたい、というレベルを超えて「推しそのものになりきりたい」という熱い想いを募らせる人も少なくない。

2022年7月29日よりNetflixで独占配信中の『ファナティコ』は、スペインで製作されたドラマ。

映画『永遠に僕のもの』のアルゼンチン出身俳優ロレンソ・フェロが主演。

1話が約15~20分・全5話と短めなので、夏休みのイッキ観にもおすすめ。

あらすじ

仕事が続かない青年ラザロ(ロレンソ・フェロ)は、大人気ミュージシャン、キメラの大ファン。

ある日キメラは、ライブ中に大勢のファンの目の前で突然死する。

観客としてその場に居合わせたラザロは、キメラの死に強い衝撃を受ける。

ラザロはキメラと容姿が瓜二つであった上にファッションを真似していたため、行く先々でキメラと間違われ、SNSでは「キメラは実は生きているのではないか」と話題になり画像や動画が拡散され始める。

ちょうど自分の平凡な人生に嫌気がさしていたラザロは、華やかなキメラに成りすますことを思いつく。

見どころ

「推しに少しでも近づきたい……」という純粋な気持ちが、「推しみたいになりたい」「いや、推しそのものになってみたい」と、より強い欲望に発展していくこともあるだろう。

ラザロの成りすましはたしかに悪いことなのだが、狡猾さやドス黒い悪意はあまり感じられず、子どものように純粋かつ浅はかな衝動に突き動かされての行動であるように思える。

誰もが一度は妄想するであろう夢を、大胆かつ軽率にも実行してしまった普通の青年の物語が本作だ。

しかし大スターの人生にちゃっかりタダ乗りすれば、たちまち何もかも上手くいくのかというと、そんなはずはない。

「憧れは理解から最も遠い感情だよ」という有名な漫画のセリフが示す通りの厳しい現実を、ラザロは思い知らされるのだ。

光が強いほど、影も濃くなる。

ひとりの人間としてではなく“金のなる木”として周囲の人々から搾取され、一挙手一投足が絶賛またはバッシングされ、そしてさらに亡くなった後も金儲けの道具として利用され続ける……。

何も知らないまま純粋にキメラに憧れていた時の方が、ラザロは幸せだったのではないだろうか。

隣の芝生は青く見えるものだし、自分以外の誰かになろうとしても上手くいかない。

本作と少し似ているドラマとしては、『クロエ』(Amazon Prime Video)もぜひお勧めしたい。

Netflixシリーズ『ファナティコ』
独占配信中

文/吉野潤子


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