岩手県は、本州で最も広大な面積を持ち、奥羽山脈や北上高地、浄土ヶ浜のリアス式海岸など雄大な自然環境に恵まれた地域である。
大東建託は、そんな岩手県居住の20歳以上の男女、5,122名を対象に過去最大級の居住満足度調査を実施。「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022<岩手県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2022<岩手県版>」として集計した。
住みここち1位は3年連続で盛岡市。2位と3位は2年連続で滝沢市と紫波郡紫波町
住みここちトップ5は、盛岡市や盛岡市に隣接する滝沢市・紫波郡紫波町・紫波郡矢巾町などが引き続き顔を並べる結果となっている。
3年連続で1位を獲得した盛岡市は、盛岡城の城下町として栄えた風情を今なお残し、3つの一級河川が流れる自然豊かな街だ。一方で多くの商業施設やショッピングモールがあり、市内の移動手段として路線バスもある。
市街地には、「ござ九」や「木津屋本店」などの藩政時代の商家や、岩手銀行赤レンガ館などの明治期のモダン建築など、歴史を感じさせるスポットが点在しているのも魅力だ。
TOP10以外の自治体を因子別に見ていくと、遠野市が「自然観光」で1位、「静かさ治安」と「物価家賃」では2位を獲得していた。自然豊かなカッパの街としても有名なので、今後注目を集めそうだ。
岩手県民が住みたい街は2年連続で1位仙台市が獲得
昨年に引き続き1位は宮城県仙台市、2位は岩手県盛岡市となった。昨年は東北の自治体のみを対象に集計していたが、今年は全国の自治体を対象とした結果、3位に東京23区、4位には神奈川県横浜市がランクインしている。
「住みたい街が特にない」53.4%、「今住んでいる街に住み続けたい」18.0%の合計が71.4%で、昨年に引き続き、今住んでいる街を評価する結果となっていた。
調査概要
調査方法:マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
調査期間
2022年3月8日(火)~3月29日(火):2022年調査(回答者数:1,799名)
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:1,439名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年調査 (回答者数:1,311名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月):2019年調査 (回答者数:573名)
計5,122名
関連情報:https://www.eheya.net/sumicoco/
構成/Ara