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まるでポータブルHDD!?ポケットに収まるスリムなモバイルファン「Gentle fan」

2022.08.04

■連載/コウチワタルのMONO ZAKKA探訪

引き続き猛暑が続いており、熱中症には注意の必要な気候が続く2022年の夏である。

一方で、今年の夏は電力ひっ迫の問題から商業施設の一部では節電に取り組んでおり、冷房の温度を高めに設定していることがあるなど、暑さ対策がひとりひとりに委ねられている側面もある。

そんな時に活躍するのがモバイルファンであるが、一般的に出回っている製品は比較的にカジュアルなものが多く、例えばビジネスパーソンが電車やオフィスで使用するには抵抗感を覚えることもありそうだ。

今回紹介するモバイルファン『Gentle fan』は、ビジネスパーソンにもぴったりであること謳われている製品である。果たして本当にそうなのか?実際に使用してみた感想をお届けする。

『Gentle fan』とは?

『Gentle fan』は株式会社ドウシシャから発売されているモバイルファンである。

直接的にビジネスパーソン向けであることが謳われているわけではないが、公式HPを見ると「スーツの内ポケットからスマートに取り出して…」のフレーズが確認できるし、パッケージでも整った身なりをした男性が描かれているのでそのように解釈して問題ないだろう。

ちなみに製品名の『Gentle fan』も英単語の「Gentleman」をもじっていると考えてよさそうだ。パッケージにもさりげなく「Handyfan for Gentlemen」のフレーズが記載されている。

『Gentle fan』の特徴

ここから実際に使用してみて気になったポイントを中心に特徴を紹介していこう。

◆デザインは良い。しかし、サイズは大きすぎる。

こちらがパッケージから取り出した本体である。カラーラインナップはブラック、ネイビー、シルバーの3色展開となっているが今回はネイビーのものを選択した。

公式HPでは素材を確認することはできなかったが、手触り等からすると金属製であることは間違いなさそうである。

最初に本体を見たときの印象としてはポータブルHDD(ハードディスク)を彷彿とさせるというものであり、確かにビジネスシーンには違和感なく溶け込めるであろうというものであった。何も明かさずにデスクに置いておけばポータブルHDDとしか思われないであろう。

一方で問題はサイズである。非使用時のサイズは公式HPによれば縦10.9㎝、幅7.6㎝、奥行き2.2㎝とのこと。縦横自体はiPhone13よりも若干小さいくらいなのでそこまでの違和感はない。

しかしこの奥行き2.2㎝というのが数字の印象に比べて実際は問題で、手に持つとまず「もっと薄くして欲しかった」と思うはずだ。現代のスマートフォンの薄さに慣れている私たちからするとその感覚を拭うことは難しい印象である。

なお重量は0.15㎏とこちらもそれなりに重さを感じるので、サイズと重量の観点からするとスーツの内ポケットに忍ばせておくというのはあまり現実的ではない、というのが率直な感想だ。

◆風量は屋外で使用する際には物足りない印象

『Gentle fan』はDC5V USB電源(5V 0.5A)を使用しておりUSB Type-Cケーブルで充電を行う。風量は3段階で調節できるが、この風量が正直物足りない印象である。

最も弱い1段階目については本当にそよ風程度であり、屋外で使用する場合にはかき消されてしまうレベルである。2段階目からが一般的なモバイルファンにおける弱レベルに相当すると思われ、3段階目にいたってもその他のモバイルファンの強レベルまでには到達していない印象だ。

強い風量を望まない人であれば気にしないかもしれないが、製品のポテンシャルとしてどんなに頑張っても強い風量が出せない点はやはり気になる。

◆使用する際の操作性がジェントルマンではない?

こちらの『Gentle fan』、使用する際は側面にあるボタンをスライドさせるとファンが飛び出す仕組みになっている。

しかし、この際に飛び出すのはあくまでファンの先端部分だけであって、使用するにはその先自分の手で引き出してあげる必要がある。つまり、片手のみでは使用開始できないのである。

この点は個人的には結構引っ掛かっており、「スーツの内ポケットからスマートに取り出して…」のようなフレーズから受ける印象の乖離は大きいのではと思っている。

なお、収納する際はボタンでは操作できず、自分の手でファンを押し込んで収納する。ちょうど自動開閉する折り畳み傘と同じような操作性と考えてもらえれば想像しやすいだろうか。

結局のところ『Gentle fan』の買いなのか?

あくまで個人的感想になるが、モバイルファンとしての携帯性や実用性の点を重視する人に対してはあまりお薦めすることはできない。

一方で製品のデザイン性としては必ずしも悪くないので、その点を重視する人や、専ら屋内で据え置いて使用する場合は選択肢に入るかもしれない。ただしその場合も角度の調節ができない製品である点は予め認識しておく必要がある。

『Gentle fan』を購入するには?

『Gentle fan』の価格は税込み2,780円。株式会社ドウシシャのオンラインショップで販売されている他、Amazon等からも購入することが可能だ。

text/Wataru KOUCHI
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ちなみに…DIME最新号には最大風速5m/sの卓上型USBパワフル扇風機が特別付録で付いてます!

今夏の日本は、広範囲で平年よりも暑くなる模様。しかし、電力不足に伴う7年ぶりの節電要請によって、自宅でも職場でも空調を効かせてキンキンに冷やす……というわけには、なかなかいかなさそうだ。そんな今夏に必携したいのが「卓上型USBパワフル扇風機」だ。卓上に置いてもクリップで挟んでも使える2WAY仕様で、好きな場所にセッティングできる。以下の使用例を参考にして、暑い夏を涼しく乗り切ろう!

使い方解説

スマホの充電器などに接続した付属のUSBケーブルを本体につなぎ、電源ボタンを押せば作動する仕組み。電源ボタンを押すたびに弱風→中風→強風→電源オフに切り替えられる。あとは360度回転するヘッドの向きを調整しよう。

卓上に置く!

省エネ温度設定の職場でも涼しい!

環境への配慮と光熱費の削減のため、空調の温度を高めに設定しているオフィスで働く際も、卓上型USBパワフル扇風機は役立つ。コンパクトサイズなので手狭なスペースにも置けるほか、打ち合わせのテーブルやフリーアドレスの作業スペースにも気軽に持ち運べる。涼を取れることで、暑いオフィスでも仕事に集中しやすい。

クリップで挟む!

料理中でも汗ばまない!

コンロを使って調理するキッチンは、宅内で特に暑い場所。こもりがちな熱気の中でも快適に料理するには、卓上型USBパワフル扇風機が効果的だ。食器棚やワイヤシェルフなどにスタンド兼用クリップを挟み、USBケーブルで電源につなげばセッティングはOK。強風の設定なら、多少離れた位置に取り付けても十分に涼める。

外出中から在宅時まで幅広いシチュエーションで大活躍!

部屋でくつろぐひとときに!

スタンド兼用クリップは4.5㎝以下の厚みに対応。本棚やサイドテーブルなどに挟んで、心地よい風を自分に向けられる。

空調が効きにくい後部座席に!

空調の吹き出し口が車内前方にしかなく、涼しい風が届きにくい後部座席にも打ってつけ。子供の熱中症対策もバッチリ!

リュックサックのショルダーベルトに!

モバイルバッテリーから給電しつつ、ショルダーベルトに挟んで使うのもアリ。心地いい風に吹かれながら散策できる。

ハイキングの休憩中に!

屋外に持参した際、モバイルバッテリーからの給電による風に手放しで当たれる。手持ちタイプの扇風機にはない美点だ。

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取材・文/DIME編集部


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