象印マホービンは、長年培ってきた温度コントロール技術を活用したオーブンレンジ「EVERINO ES-GT26」を9月1日に発売する。価格はオープン。予想実勢価格は66,000円前後。カラーはスレートブラックとホワイトの2色を用意する。
ハンバーグやグラタンが約13分で調理できる
「EVERINO ES-GT26」は、ユーザーがオーブンレンジに求める機能を追求し、開発したという製品。オーブレンジに対してユーザーが抱いている「温度ムラを感じる」「なかなか機能を使いこなせない」などの不満を解消すべく、温めムラを抑える加熱方法を開発したほか、レンジ機能からグリル機能への自動切り換えで調理時間の短縮を実現している。
そんな「EVERINO ES-GT26」で、まず注目した機能が、レンジ機能からグリル機能へ自動で切り換える「芯まで“レジグリ”」。レンジ機能で、食材の芯まですばやく熱を通し、その後は自動でグリル機能に切り換えることで、食材の表面にこんがり焼き色を付けておいしく仕上げるという仕組みで、ハンバーグやグラタンが約13分で調理可能なうえ、メニューに合わせた「焼き色」調整もできる。
また、ボタンひとつで揚げ物をサクッとおいしく仕上げる「揚げ物“サクレジ”」も搭載。レンジ加熱で中を温め、グリル加熱で衣をサクサクに焼き上げるので、同社ではお惣菜の揚げ物も短時間で、揚げたてのようなおいしさに仕上げることができると説明している。
さらに、食材を庫内で浮かせて調理する「全方位あたため“うきレジ”」も要注目な機能。下ごしらえした材料を付属のボウルセットに入れ、角皿下部のレールにスライドさせて差し込むことで、ボウルセットを庫内で浮かせた状態で調理することができ、これにより、食材上部と底部の温めムラを抑えた全方位加熱を実現。
しっかりと味の染み込んだおいしい料理がボウルひとつで簡単に、しかも時短で作ることができるという。
左右2つのダイヤルで直感的な操作が可能
もちろん、使いやすさにもこだわっており、左右2つのダイヤルで直感的に操作できるほか、間口が40.5cmと広いので、パーティー皿(約30cm)や大きめのお弁当の出し入れもスムーズに行なうことが可能だ。
お手入れも簡単で、庫内(側面・背面)がシリコーン塗装なので汚れても拭きやすいうえ、角皿は丸洗い可能。庫内に付着したにおいや汚れを高温で分解する脱臭機能も搭載する。
主な仕様は総庫内容量が26L。レンジの最大出力は1,000W(最大約3分間)、手動出力は1,000/600/500/300/150W。オーブンの温度は100~250℃。外形寸法は487×399×370mm(ハンドル含まず)、庫内有効寸法は378×309×201mm、質量は約17.5kg。ボウル(耐熱ガラス製)、ボウルリング(シリコーンゴム製)、角皿(セラミック製)を付属する。
このほか、「ES-GT26」に「離乳食用ゆで野菜メニュー」を追加した「ES-SA26」を「STAN.」シリーズから発売。発売日は9月1日で、価格はオープン。予想実勢価格は74,000円前後。
製品情報
https://www.zojirushi.co.jp/syohin/kitchen/oven_range/es-gt/
構成/立原尚子