世界遺産の「白神山地」や日本一の深さを誇る「田沢湖」など、世界に誇る自然が数多く残されている秋田県。同地域居住者からもっとも「住み心地が良い」と思われている街、もっとも「住みたい」と憧れを持たれている街はどこなのだろうか?
田沢湖
大東建託ではこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022<秋田県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2022<秋田県版>」として集計した。
街の住みここちランキング1位は3年連続で秋田市
街の住みここち1位は、3年連続で秋田市。米どころとして名高く、水資源が豊富なため醸造業も盛ん。行政機関が集積し、商業施設も揃っている一方、秋田城や久保田城などの史跡が公園として整備され、市民の憩いの場となっている。
続く2位は横手市で、こちらも3年連続となっている。県東南部に位置し、秋田自動車道、湯沢横手道路などが通る交通の要衝地。B級グルメの横手焼きそばや2月に行われる伝統行事「かまくら」が全国的に有名な街だ。3位は仙北郡美郷町だった。
住みたい街ランキング1位は仙台市、2位は秋田市
住みたい街ランキング1位は仙台市、2位は秋田市となった。
同調査は、昨年は東北の自治体のみを対象として集計していたが、今年は全国の自治体を対象とした結果、3位に東京23区、4位に神奈川県横浜市がランクインした。
また、「住みたい街が特にない」54.5%、「今住んでいる街に住み続けたい」17.5%の合計が72.0%で、今住んでいる街を評価する結果となった。
街の住みここちランキングの自治体TOP7の因子別順位は以下の通り。
なお、TOP7外の自治体における因子別順位については、「行政サービス」の3位は鹿角市、「静かさ治安」の2位は雄勝郡羽後町、3位は鹿角市、「親しみやすさ」の3位は雄勝郡羽後町、「自然観光」の1位は鹿角市、2位は雄勝郡羽後町、「防災」の2位は鹿角市、3位は雄勝郡羽後町だった。
【調査概要】
◇調査方法
株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
◇回答者 秋田県居住の20歳以上の男女、2019年~2022年合計4,102名を対象に集計。
[男女比] 男性46.1%:女性53.9%
[未既婚] 未婚39.5%:既婚60.5% [子ども] なし47.6%:あり52.4%
[世代比] 20歳代13.2%、30歳代22.4%、40歳代25.8%、50歳代23.8%、60歳以上14.9%
計4,102名
出典元:大東建託株式会社
構成/オニザワミカ