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今年上半期、話題になったFire TV内蔵テレビとオーディオグラスはどこまで普及する?

2022.07.30

現在発売中の「DIME」最新号(9・10月合併号)では、2022年上半期に注目された様々なジャンルのトレンドキーワードを取り上げている。その中から、スペースなどの関係上、本誌では収まらなかった専門家の詳しい解説を「@DIME」ではじっくりと紹介。本誌とともにチェックしてほしい。

【KEYWORD:オーディオグラス】
外出先で音楽を自由に楽しむ新スタイルを提案。今後はARやVRでの用途拡大にも注目

 これまで外で音楽を聴くための道具といえば、イヤホンやヘッドホンだった。しかし、コロナ禍でビデオ会議が増えたこともあって「骨伝導ヘッドホン」が話題に。耳を覆ったり耳にイヤピースを入れたりせずに済むことから、音楽を長い時間、聴き続けて、そのままビデオ会議に参加する人も増えている。

 2022年上半期に存在感を増した『オーディオグラス』は、ある意味でその「屋外版」だ。サングラスでありながら、耳に掛けるテンプル(ツル)部分からサウンドを出力。耳への負担を減らし、周囲の音を遮ることなく、音楽を開放的に楽しめる。

 こうした製品は、今年になって初めて出てきたわけではない。2019年からボーズが『Bose Frames』を発売しているし、同じような機能をARグラスなどが使っている。しかし、今まではかなりニッチな製品に過ぎなかった。
そこに、Ankerやファーウェイなど複数の企業が一気に参入してきたことで注目度が急上昇。コロナ禍が落ち着いて人々が屋外に出ていく際に「どんな音楽の聴き方をするのか」ということを考えた結果、多くのメーカーが同じような発想に至ったのだろうと推察できる。

 製品が増えてきた理由のひとつには、音を出すためのデバイスである「MEMSスピーカー」を、多くのメーカーが使えるようになってきたからだと考えらえる。「MEMSスピーカー」は低消費電力かつ小型であり、しっかりとした大きなサウンドも出る。開発は難しいものの、半導体の製造プロセスで作れるため、量産が始まるとコストが下がっていく性質もある。製品が増えたこととは、この辺が関係していそうだ。

 仕組みとしては音が漏れやすく、ヘッドホンやイヤホンのすべてを置き換えることにはならないだろう。ただし、ARやVR向けの機器でも使えることから、今後、似た製品はさらに増え続けると思われる。

ファーウェイ『HUAWEI Eyewear』(オープン価格/実勢価格約3万2780円)は豊かなサウンドが魅力だ。

アンカー『Soundcore Frames Cafe』(1万9990円/直販価格)はWeb 会議に便利な2基のマイクを内蔵する。

【KEYWORD:Fire TV 内蔵テレビ】
映像配信コンテンツを楽しむ新しいデバイスのカタチ。開発に携わったヤマダ電機、船井電機、アマゾンの思惑とは!?

 2022年上半期におけるデジタル家電のトピックスのひとつに挙げられるのは、ヤマダ電機がアマゾンと組んで『Fire TV内蔵テレビ』を発売したこと。『Fire TV』はアマゾンが自社で販売している映像配信視聴用デバイスのブランド。HDMI経由で、すでにあるテレビやPC用ディスプレイなどに接続して使う機器を指す場合が多い。特に今は、安価なスティック形状の『Fire TV Stick』が主流になっている。すごく簡単に言ってしまえば『Fire TV内蔵テレビ』は「『Fire TV』の機能をベースに、放送を受信する機能を備えたテレビ」である。さらには「Android TVのアマゾン版」と言ってもいい。

 現在のテレビにおいて、映像配信機能は欠かせないもの。だが、映像配信サービスは中身が比較的頻繁にアップデートするので、スマホと同じように「アプリ」のとして対応できるのが望ましい。そのため、アプリ対応がラクな開発基盤の導入が必須になる。Android TV採用の製品が増えているのは、そのためだ。開発には「一定のノウハウ」が必要で、良い製品にするには経験とともに「ハイエンドなハードウエア」が必須である。

 そのような視点から見ると『Fire TV 内蔵テレビ』が上陸したこともうなずける。アマゾンでは以前から『Fire TV 内蔵テレビ』を海外で販売してきたために、開発のノウハウを持っている。もちろん、日本の放送向けの最適化が必要なので、そのままは使えないものの、自社のプラットフォームとECサイトで販売できるテレビを欲しているアマゾンとしては造作もないことだろう。一方、ヤマダ電機としては、ECサイトで売りやすい商品を求めており『Fire TV内蔵テレビ』は格好の商材だ。開発は、ヤマダ電機向けのプライベートブランドテレビを作っている船井電機が担当するので、その点でも問題ないというわけだ。

 なお、アマゾン、ヤマダ電機、船井電機の思惑が噛み合った製品という見方もできるので、今後、多数の企業から『Fire TV内蔵テレビ』が出てくるとは考えにくいだろう。

Amazonのストリーミングメディアプレーヤー「Fire TV』を搭載し、地上波・BS・CS・4Kの視聴だけでなくストリーミング動画の視聴も可能。ホーム画面からユーザー好みに応じたコンテンツを直感的に選び、視聴することができるスマートテレビだ。画面サイズは32インチ(5万4780円)~。

ジャーナリスト
西田 宗千佳さん
ネットワークや先端技術などに造詣が深い。著書は『漂流するソニーのDNA プレイステーションで世界と戦った男たち』(講談社)など多数。

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取材・文/田尻 健二郎(DIME編集室)


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