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キッチン以外の場所にちょい置きできる「セカンド冷蔵庫」が人気の理由

2022.08.02

現在発売中の「DIME」最新号(9・10月合併号)では、2022年上半期に注目された様々なジャンルのトレンドキーワードを取り上げている。その中から、スペースなどの関係上、本誌では収まらなかった専門家の詳しい解説を「@DIME」ではじっくりと紹介。本誌とともにチェックしてほしい。

【KEYWORD:セカンド冷蔵庫】
大手家電メーカーの『Chiiil』は6日間で〝クラファン〟の目標額を達成!

 2022年上半期の生活家電では〝セカンド冷蔵庫〟が注目を集めた。ロータイプやコンパクトな設計の機種とともに、部屋になじむシンプルなデザインを採用する商品が増えている。キッチンに限定されていた冷蔵庫の設置場所が、リビングや書斎、寝室にも広がってきた。

 人気の背景にあるのは、コロナ禍での生活様式の変化だ。当初は、内食の増加に対応するため、2台目の冷蔵庫として選ばれたり、増加する冷凍食品をストックするために冷凍庫専用で利用したりといった理由で購入が進んだ。現に、2021年度は家庭用冷凍食品の出荷額や生産数量が過去最高を記録している。こうした動きに加えて、在宅勤務する人が増えたことも、考えられる要因のひとつ。仕事をする部屋に設置し、手元でドリンクや食品を冷やす用途でも、セカンド冷蔵庫が利用されている。

 150ℓを下回るクラスの小型冷蔵庫は、進入学や単身赴任などに合わせた一人暮らしニーズに対応する家電として商品化されてきた。季節商品としての要素が高いことや需要が限定されるという理由で、国内メーカーはあまり力を入れてこなかった領域でもある。しかし〝セカンド冷蔵庫〟の注目度が増すことにより、このクラスのラインアップが変化してきているのだ。

 象徴的なのが、日立グローバルライフソリューションズの『Chiiil(チール)』だ。

 家具に合わせやすい奥行き42cmのサイズと、背面を壁にピッタリとつけて設置できる。リビングや寝室、ダイニング、ワークスペースなど、様々な場所に置きやすい。インテリアとの相性を考えた10色のカラーバリエーションも用意。2台を組み合わせて横置きしたり、縦置きしたりといった自由なレイアウトを実現している。2021年12月に開始したクラウドファンディングでは、開始から6日間で目標金額を達成した。

 かつての三洋電機の冷蔵庫部門が母体となっているアクアでは、冷蔵庫や家具のすき間に置ける横幅36㎝のスリムフリーザーを2021年7月に発売。想定の2倍以上の売れ行きを見せた。2022年6月には、白に加えて黒を追加。よりインテリアに合わせやすいようにしている。

 ただし、冷蔵庫の用途はライフステージや生活スタイルの変化によって変わる。ニューノーマル時代の生活に〝セカンド冷蔵庫〟が定着するのかどうかは、これからが本番だ。

日立グローバルライフソリューションズの『Chiiil(チール)』(オープン価格/実勢価格約7万7000円)、は、家具に合わせやすい42㎝の奥行きで、背面を壁につけて設置できる。リビングや寝室など、様々な場所に置きやすい。

ジャーナリスト
大河原克行さん
IT専門誌『週刊BCN』の編集長を務めた後、2001年よりITジャーナリストとして活躍。電器やIT産業を中心に、取材および執筆を行なっている。

DIME最新号では2022年上半期のトレンドキーワードをまとめて大特集!

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取材・文/田尻 健二郎(DIME編集室)


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