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軽バンからハイエースまで!初心者でも扱いやすいジャストサイズの最新キャンピングカー5選

2022.08.01

■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!

2022年7月23〜24日、東京ビッグサイトで「東京キャンピングカーショー2022」が開催された。関東エリアでは2月の「ジャパンキャンピングカーショー2022」に続くビッグなショーで、展示車両は180台以上。新型車の発表も相次いだ。

扱いやすくて装備が充実! 新構造要件対応モデル

2022年4月1日より、キャンピングカーの構造要件が一部改正された。

一般ユーザーにとっては、寝泊まりできるベッドと簡単な水道設備が備えられていれば〝キャンピングカー〟ととらえるが、キャンピングカーとして登録するためにはひとりあたりのベッドサイズから就寝定員など細かく決められていて、それらを満たして初めて自動車の用途区分がキャンピング車となり、8ナンバー登録となる。

新しい構造要件のトピックは

●就寝定員は乗車定員の1/3以上で端数は切り捨て(従来は切り上げ)、乗車定員3名以下の場合は就寝定員1名以上(従来は2名以上)
●洗面台などの上面が床から850mm以下の場合は1200mm以上を確保(従来は水回りの前は室内高1600mm以上)

の2点で、標準ルーフのバンコンが8ナンバー登録しやすくなったのだ。

4C’s「スマートキャンパー 8s Ac-Gear」(449万8000円〜/展示車両514万2600円)

立体駐車場対応のナローボディハイエースをベースに、8人乗車/2人就寝のキャンピングカーとした「スマートキャンパー 8s Ac-Gear」。8ナンバーだけれどもあえて〝全員前向き乗車〟で山道や長距離移動でも疲れにくい設計にしている。

就寝定員2名とされているが、下段1000×2400mm、上段1500×1600mmで親子3〜4名で眠れるほどゆったりしていることもポイントだ。

3〜4名でゆっくりくつろげるダイネット。左右にハイカウンターボックスを備え、左リアサイドはビルトイン給排水10Lを装備している。後ろのシートに座って調理しやすいレイアウトだ。就寝時はこのカウンターを利用して二段ベッドとする。走行充電式のサブバッテリーも備えており、日常づかいからキャンプ、防災までスマートに使えるように仕上げている。

ふたり旅向きの新型ノア/VOXY車中泊カー

Van Revo「MR」(481万2500円〜/展示車両538万9120円)

3ナンバーとなった新型ノア、VOXYをベースにした車中泊カー、「MR」。

外観はノーマルと変わらないが、2000Wインバーター、ビルトイン電子レンジなど充実装備を秘めている。5名乗車/2名就寝。

展示車はノアGをベースとし、搭載するソーラーパネル(176W)も超薄型で全高は1895mm。全幅も1730mmで駐車場探しに困ることはない。

給水タンク、排水タンクともに5L、ビルトイン電子レンジも標準装備。電気ケトルを収納する棚も用意されている。

サブバッテリーは105Ahで外部電源も備えているので1泊なら電子レンジやケトル、扇風機類くらいは余裕で使えそうだ。

ソロ〜二人旅を支える広々ベッド。新潟のビルダーらしく、秋冬キャンプ旅に欠かせないタイマーコントローラー付きFFヒーター付きなのも安心。

Van Revoではハイエースまたはキャラバンの標準幅・標準ルーフをベースにしたキャンピング車登録「Diario」も発表した。格納式2段ベッドのおかげで5名乗車/大人3名+子ども2名就寝を実現しており、ファミキャンなら「Diario」も候補にいれたい。

面倒なベッドメイクから開放される

軽自動車では、狭い車内でのベッドメイクがかなりツラい。雨の日はなおさらだ。

キャンパー厚木「Chippy」(276万1000円〜/展示車両320万1000円)

ハイゼットベースで乗車定員4名/就寝2名。Chippyはシマリスの愛称という意味があり、アイスグリーンの塗装(オプション)がかわいらしい雰囲気。

一番の特徴は、ベッドマットを取り外して背もたれにすればサロンシートへ、跳ね上げたテーブルは広く、おろせばあっという間にダイネットになること。反対にダイネットからベッドへも素早く完了する。複数のマットを並べ替えることも、シートを前後・左右に動かすこともない。

Chippyという名前とかわいい外観に反して、スッキリとしたユニセックスなインテリアで幅広く支持されそうだ。

なお、2名就寝だが、サロンシートにした状態で車内を行き来するのはちょっと大変なのでソロ利用が現実的か。

ルーフベンチレーターを標準装備し、フレッシュな空気を取り入れ、大型のプロペラで熱気を排出するので車内の湿度を抑えてくれる。

オプションで175Wソーラーパネルの搭載や75Wサブバッテリーをツインサブバッテリーに変更できるのも頼もしい。

軽自動車なら〝引き算〟がいいかも

車中泊カー、キャンピングカーではあれもこれもと装備を追加したくなるが、軽自動車ベースに全部盛り込むとごちゃついてドアを全部閉めると息苦しく感じる。使用目的によっては、広々ベッドと給排水といった最小限の装備のほうがいっそ使いやすい。

ルートシックス「Warmth light」(204万7100円〜/展示車両204万7100円)

木のぬくもりをいかした家具が人気の軽キャンピングカーは、エブリィ JOINベースで4名乗車/2名就寝。

「Warmth」は天井まできっちり木製家具が装備されていたが、「Warmth light」では上半分が収納棚ではなくパンチングボード。天井付近が広々とし、圧迫感を解消している。

モニター&チューナーセット、ポータブル電源は参考装備。

アイアン製のフックを使って好きなように小物を吊せるようになっていて、小さいながらもシンクがついている。

展示車両はシンプルだが、防災やワーケーション目的なら、サブバッテリーやインバーター、ソーラーパネルを、また、寒さが苦手ならFFヒーターを加えて。自分に必要なモノを組み合わせられるのが「Warmth light」のいいところだ。

軽自動車でありながら対面ダイネット

メティオ「ラクネル LiLi ハイゼットカーゴVer.(電装パック)」(245万800円〜/展示車両322万52円)

ハイゼットカーゴをベースとし、対面ダイネットを備えた「ラクネル LiLi」にAGM100Ahサブバッテリーを装備した電装パックモデルがこちら。

アイスグリーンをまとい(オプション)、かわいらしい雰囲気。

軽自動車だが、小さなテーブルを挟んで対面でくつろげる。ベッドの上に座るお座敷タイプでの対面ではなく、ちゃんと足をおろせるのがいい(4名乗車/2名就寝)。

見た目一辺倒ではなく、自然換気ルーフベンチレーター、18L冷蔵庫を備えた実力派でもある。

後部にはサブバッテリーの状態や電装の使用状態が把握できるようになっている。スイッチは「室内灯」「冷蔵庫」といった具合に日本語表記でわかりやすいのも好印象。

キャンピングカーはキャンプや旅に使うほか、テレワーク部屋としても利用できると注目されている。「東京キャンピングカーショー2022」では、「コンパクトでも快適」なモデルが増え、駐車場探しや狭い道の運転に不安を覚え、購入に踏み切れない人にうれしいラインナップとなっている。

納車まで1年以上待つことは決して珍しくないので、使い勝手とともに、子どもの成長や今後の働き方も念頭にじっくり選ぼう。

取材・文/大森弘恵

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構成/DIME編集部


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