ウクライナ危機や急速な円安など、様々な理由が絡み合った結果、物価の高騰が止まらない。
では、消費者の何割が実際に物価の上昇を体感し、どれくらいの人たちが家計の見直しに着手しているのだろうか?
エイチームライフデザインが運営する通信費・家計見直しサイト「Soldi(ソルディ)」はこのほど、全国の1,650名を対象に「物価の高騰」に関する意識調査を実施。回答結果をグラフ化して発表した。
1年前と比べて物価の高騰を感じている人は約8割
1年前と比べて物価が上昇していると感じるかと聞いたところ、78.1%の人が物価の上昇を感じていると回答した。
具体的にどういうものが値上げしたと感じるか尋ねたところ、最も多い回答して「食料品」が81.6%、次いで「灯油・ガソリン」が62.5%、「電気料金」が49.6%という回答になった。
最も値上げを感じているとして回答が多かった食料品のうち、特に値上げをしたと感じるものとして第1位が「小麦粉」、第2位が「食パン・菓子パン」、第3位が「食用油」という結果になった。
節約できた項目、1位は「食費」、2位は「通信費」
物価の上昇を受けて、家計の見直しを検討している、もしくは家計の見直し行ったかを聞いたところ、「検討している」が54.2%、「見直した」が20%、「見直す予定はない」が25.7%と、全体の74.2%の人が検討している・見直したと回答した。
家計の見直しを行った、または検討している人にどういう項目の見直し行った、もしくは検討したかを尋ねたところ、「食費」が70.3%と最も多く、次いで「電気代」が41.2%、「通信費」が39.7%という結果になった。
費用の見直しを行った人に実際に最も節約できた項目を聞いたところ、第1位が「食費」、第2位が「通信費」、第3位が「被服費」という結果になった。
<調査概要>
調査方法 :引越し比較・予約サイト『引越し侍』の利用者
調査人数 :1,650名
調査期間 :2022年5月12日~6月8日
調査エリア :全国
出典元:Soldi(ソルディ)
構成/こじへい