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定年退職後も自分の存在意義を感じたい人は他人と交流したほうがいい?

2022.07.27

高齢者の「目的意識」の鍵は社会的交流

定年退職後も自分の存在意義を感じたい人は、人と交流するのが良いようだ。

米ワシントン大学のGabrielle Pfund氏らが実施した研究により、他者とのポジティブな社会的交流が高齢者の目的意識に関連していることが明らかにされた。この研究の詳細は、「The American Journal of Geriatric Psychiatry」2022年7月号に掲載された。

目的意識があるということは、その人が自分にとって意味のある目標を持ち、人生で進むべき方向が見えていると感じていることである。

今回の研究では、平均年齢70.75歳の成人104人を対象に、合計で15日間(1回当たり5日を6カ月の間隔をあけて計3回)にわたり、1日に3回、社会的な交流の質を問う質問に回答してもらい、毎晩の締めくくりには、その日どのくらい自分の人生に目的があると感じられたかを5段階で評価してもらった。

分析の結果、目的意識は1人の人の中で日によって40%程度変動し、その変動は社会的交流の質と関連していることが明らかになった。

概して、より良い社会的交流を持っている人は、目的意識も高めであった。また、健康状態や雇用状況、人間関係の状態を考慮しても、普段より良い社会的交流を持った日には、目的意識も通常より高まっていた。

より良い社会的交流がもたらすこのような効果は、退職してもはや仕事をしていない人でより顕著に認められた。

Pfund氏は、「目的意識に関する研究の多くは、研究対象者が目的意識を持っているか、いないかという、対局的な姿勢の違いに焦点を当てている。われわれは、どの対象者の目的意識も、それぞれの平均値に対して日々変動し得るものであることを明らかにした」と説明する。

ただし、この研究で扱ったデータは大部分がスイスのチューリッヒのもので、回答者の健康状態は概ね良好であった。そのため、「スイス以外の国や、健康状態の良くない高齢者でデータを取ると、異なる結果になる可能性がある」と研究グループは述べている。

これまでの研究では、目的意識の高い成人は比較的長寿で、健康で幸せな生活を送り、心疾患や認知症の発症率も低いことが判明している。

Pfund氏は、「つき合う人々は、人生にとてつもなく大きな影響を及ぼす。自分を落ち込ませるような人に囲まれていれば、その影響を受けることになるだろう」という。

しかし、影響があるのはネガティブな関係だけではない。自分の気持ちを向上させてくれるような人と過ごせば、良い影響がもたらされる。

「自分には人生の目的がないと感じていたとしても、今後もずっとそうであるわけではない。自分の人生は、自分で変えることができるのだから」と同氏は強調している。(HealthDay News 2022年7月12日)

Copyright © 2022 HealthDay. All rights reserved.
Photo Credit: Adobe Stock

(参考情報)
Abstract/Full Text
https://www.ajgponline.org/article/S1064-7481(21)00548-0/fulltext

Press Release
https://source.wustl.edu/2022/07/social-interactions-tied-to-sense-of-purpose/

構成/DIME編集部


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