どうもこんにちは、投資YouTuberのぽんちよです。
小学生のなりたい職業ランキングでも上位にランクインする「YouTuber」、最近では「YouTubeは稼げる」という認知も広がってきています。その結果、副業の一環としてYouTubeを取り組む人も増えてきています。
私自身も、3年前に副業としてYouTuberを始め、現在では職場を退職し専業YouTuberとして生活しています。では、YouTubeを副業として稼いでいく上で必要な条件・スキル・能力・マインドはどのようなものなのでしょうか?
YouTuberとしての駆け出し時期から10万人越えのチャンネルになるまで、ステージごとに分け、必要な要素について紹介していきたいと思います。
YouTuberに必要な〇〇!駆け出しYouTuber・初級編
YouTuberは自分が制作した動画の途中で広告が流れた際に、その広告費の一部をYouTubeから収益として受け取ります。そしてこの収益システムを利用できるためには、「登録者1000人以上+総再生時間4000時間」という条件があります。
普段皆さんが目にするようなYouTuberは登録者100万人を超えている人も少なくないでしょう。「登録者1000人」という数字は少なく感じるかもしれませんが、実際にはこのハードルは非常に高いです。
私自身も登録者1000人を超えるまで半年間、60本以上の動画を制作してきました。総作業時間は400時間ほどですが、当然この期間の収益はありません。収益化を目指す駆け出しYouTuberにとっては、無収入でも継続して動画を作成し続ける根性、動画制作時間の確保などが必要不可欠になります。
特に動画制作をし始めの頃は、動画編集作業や撮影方法などが最適化されておらず、必要以上に制作時間がかかるため、私生活のほとんどを動画制作に捧げる時期が誰しもあると思います。私自身、今では動画1本あたりの制作時間は、「動画の内容決め→資料探し→収録→動画編集」の一連の作業で5時間ほどですが、動画を制作し始めた頃は8時間ぐらいかかっていました。
またスキルとして、最低限の映像カット編集技術などは必要となります。誰しもがセリフを噛まずに1動画収録するというのは不可能であり、また、動画の間延びを防ぐためにもカットは重要な工程です(もちろん高度な動画編集をできることに越したことはないものの、まずは動画を作り続ける気力・時間の方が、駆け出しYouTuberの成功にとって重要なファクターとなります)。
収益化達成!視聴者が増えてきたYouTuberに必要な〇〇!中級編
無収益でも動画を作り続け、視聴者が増えてくると「登録者1000人+収益化」も見えてきます。また、自分が手塩にかけて作った動画にコメントが付くようにもなってきます。
私自身、初めて自分の動画にコメントが付いた時の感動は今でも忘れません。ただし、視聴者数が増えてくると必ずしも嬉しいコメントだけでもなくなってきます。「声が嫌い」「しゃべり方がキモい」などの否定的なコメントや、記事にするには憚られるような人格否定的なコメントも見られるようになります。いくらYouTuberが人から見られる仕事とはいえ、YouTuberも一人の人間であるがゆえに、コメントによって傷つくこともあります。
ただし毎回コメントで傷つき一喜一憂するようでは、YouTuberを長く続けることは難しいです。そのため重要なのが、「YouTube上でのキャラとしての自分」と「私生活での自分」を切り分けるようにすることです。どんなに気分を害すようなコメントだとしても、「このコメントは自分ではなく、自分が作り出した架空のキャラへのコメントだ」という風に捉えられるようになりましょう。
また、登録者・再生数が増えてくるとYouTubeの「おすすめ動画」として表示されやすくなります。ただし、定期的にYouTube側が自分の動画を「おすすめ動画」として表示させにくい時期というのも発生します。そして、この時期に「自分のチャンネルはオワコン化したのか」と落胆するYouTuberも多いですが、その時間があったら動画を一本制作し、再び再生数が回復するのを待つのが賢明でしょう。YouTuberには、時にはアンチコメントや再生数の減少に一喜一憂しない「鈍感力」が必要になるのです。
登録者10万人ごえ?専業YouTuberも見えてくる!上級編
一喜一憂せず、ひたすらに動画を作り続けている先には、登録者1万人、そして10万人を超える瞬間が待っています。そしてこの時期から「ただ黙々と動画を作る」という段階からステップアップし、企業とのタイアップ動画・商品紹介動画などの案件が舞い込んでくるようになります。
このような案件動画は、企業担当者とのやり取り・報酬交渉などの場面もでてくるため、営業スキルが必要になってきます。また、円滑なメールのやり取り・納期の厳守などにより企業側からの信頼を得られるようになると、継続した案件の受注などにつながり、さらに大きな収益を上げられるようになるでしょう。
YouTuberとして毎日何かしらのビジネスメールをやり取りするように…
結局、YouTuberとして大きく成功していくためには、単純な動画作成スキルだけではなく、営業・コミュニケーション能力も求めらるようになってきます。また、このような企業担当者とのつながりが、新しい人脈の形成につながり、YouTuberとしての生き方に更なる楽しみを生むことでしょう。
今回は、初級~上級者までステージに分け、YouTuberとして稼いでいくためにはどのようなスキル・マインドセットが必要か?という話をしてきました。次回の記事では、マインドなどの抽象的なものではなく、「実際YouTuberを始めるにはどんな機材が必要なのか?」について解説していきたいと思いますので、お楽しみを!
文/ぽんちよ
投資系YouTuber。2019年10月からYouTubeチャンネル『投資家ぽんちよ』を開設し、投資や副業、セミリタイアに関わることを発信している。サラリーマンとして働きながら活動していたが、2022年3月にFIRE達成。YouTubeチャンネルはこちら
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