どんな仕事・職場が向いているかなんて、一つの会社で働いただけではわかるはずもない。そのため今の時代、転職を繰り返す人も多い。とはいえ、転職にもリミットがある。どこかで腰を落ち着かせるべきだが、では実際のところ、世のビジネスパーソンたちは何歳を転職のリミットと考えているのだろうか?
ライボはこのほど、転職経験のある社会人男女561人を対象に実施した「転職年齢に関する意識調査」の結果を発表した。
全体の76.2%が「転職に年齢リミットがある」と回答
転職の年齢リミットの有無について聞くと、「あると思う」が39.8%、「どちらかといえばあると思う」が36.4%となり、合算した76.2%が「転職に年齢リミットがある」と考えていることが明らかになった。具体的にリミットだと考える年齢を聞くと、平均は41.4歳で最多回答は35歳という結果になった。
転職の年齢リミットについて男女別に見ていくと、年齢リミットがあると回答した男性は72.1%で、女性は83.0%となった。具体的なリミット年齢について、男性は平均が42.3歳で最多が35歳。女性は平均が40.1歳で、最多が同じく35歳となった。
年齢リミットについて20代は平均が36.6歳で最多が35歳
具体的な年齢リミットについて、20代は、平均が36.6歳で最多が35歳、30代は平均が40.3歳で最多が45歳、40代は平均が45.7歳で最多が45歳、50代は平均が46.9歳で最多が45歳という結果になった。年代に比例してリミットと考える年齢の平均も上がる傾向にあることがわかった。
初めて転職した年齢について聞くと、平均は28.2歳となった。男女別で見ると、男性の平均は28.9歳で女性の平均が27.0歳となり、平均では女性のほうが約2年早く転職をしているということがわかった。また、70.2%が20代のうちに初めて転職を経験していることも明らかになった。
今後の転職に興味を持っているか尋ねると、60.0%が「ある」と回答し、「ない」は40.0%だった。年代別で見ると「ある」と回答した20代は55.4%で、30代は80.4%、40代は70.6%、50代も同じく70.6%となった。30代以上は全年代で7割以上が今後の転職に興味があるのに対して、20代は55.4%と、年代で大きな差がある傾向が見受けられた。
転職で興味を持っている職種と業界について聞くと、42.3%が「異職種・未経験業界」で最多となり、以下、「同職種・同業界」が24.9%、「同職種・未経験業界」が22.5%、「異職種・同業界」が10.3%と続く。年代別で見ると全年代で「異職種・未経験業界」が最多となり、「異職種・同業界」が最も少ない結果となった。
<調査概要>
調査対象者 :全国 / 男女 / 20~50代
調査条件 :1年以内~10年以上勤務している社会人
転職経験のある社会人
調査期間 :2022年6月8日~6月13日
サンプル数 :561人
調査方法 :インターネット調査
出典元:株式会社ライボ
構成/こじへい
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