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Netflixとゼンハイザーが標準的なステレオ機器で立体音響を楽しめる視聴者向けサービス「AMBEO 2-Channel Spatial Audio」を提供開始

2022.07.25

標準型のステレオスピーカーでステレオを凌駕する立体音響を実現

動画配信サービス、NetflixとオーディオスペシャリストのSennheiser(ゼンハイザー)は、配信コンテンツを利用する視聴者向けに、標準的なステレオ機器で立体音響を楽しめるサービス「AMBEO 2-Channel Spatial Audio」の提供を開始した。

Netflix対応の「AMBEO 2-Channel Spatial Audio」は、オリジナルの没入型ミックスサウンドを2チャンネルオーディオに変換し、標準型のステレオスピーカーでステレオをはるかに凌駕する立体音響を実現するという技術。

Sennheiserは開発プロセスでNetflixなどの業界パートナーと協働してシステムのきめ細かな調整を推進し、新技術のライセンス提供を開始した。Netflixは、ライセンス取得した世界初の配信プラットフォームとして、厳選したタイトルで提供していくという。

配信コンテンツの視聴者を対象とした調査では、多くのユーザーが標準的なステレオ機器でコンテンツを利用していることが明らかになっているという。『Dolby Atmos』や『MPEG-H Audio』で制作される音楽や映画が増える一方、こうした視聴者は恩恵を受けられずにいたが、『AMBEO 2-Channel Spatial Audio』が現状を打破していくと同社では期待を寄せている。

『Netflix』の『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン4で新たなオーディオ体験

新技術導入に伴うユーザー側の設定変更は一切必要ない

Netflixは、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン4を皮切りにタイトルを厳選のうえ、「AMBEO 2-Channel Spatial Audio」を2チャンネル環境にデフォルト配信。ステレオシステムで視聴しているNetflixユーザーは自動的に新たに拡張された立体音響を楽しめるようにする。この時、ユーザー側での変更は一切必要ないと、同社では説明している。

SennheiserのAMBEOチームを率いるDr Renato Pellegrini氏は、次のように述べている。

「Sennheiserは、これからのオーディオは没入型であると確信しています。今や世界中のクリエイターが弊社のツールを使って驚異的な没入型サウンドの作品を制作し、音楽および映画制作の限界を押し拡げています。『AMBEO 2-Channel Spatial Audio』は、この進化を次なるステップへと導き、新たなオーディオのリアリティをすべての視聴者にお届けします。

Sennheiserとほかのソリューションとの違いは何か。それはAMBEOがオリジナルのミックスやトーナルバランス、セリフ部分のインテグリティを尊重しているという点、リレコーディングミキサーのニーズに応えているという点です。『透明性のある』ツールのプロバイダーというSennheiserの評判通り、AMBEOのレンダリングプロセスはオリジナルサウンドに一切干渉しません。

端的に言って『AMBEO 2-Channel Spatial Audio』は、ミキサーの意図に不要なものを加えることなく、そのまま変換することを目指しています」

標準的なステレオミックス(左)から100パーセントAMBEOエフェクト(右)への遷移:リレコーディングミキサーはサウンドの空間化を自在に制御・微調整することができる

オリジナルのミックスやトーナルバランスには影響を与えない

没入型サウンドの分野でSennheiserの数十年におよぶ研究とイノベーションの結晶である「AMBEO 2-Channel Spatial Audio」は、2チャンネルスピーカーシステムをはるかに凌駕する没入感を実現し、しかもオリジナルのミックスやトーナルバランスに影響を与えないという。

Netflixのサウンドテクノロジー・マネージャーScott Kramer氏は、「『AMBEO Spatial Audio』は、『Netflix』ユーザーの皆様に重要な改善をもたらすでしょう。リレコーディングミキサーの間でも『AMBEO Spatial Audio』はきめ細かなイマーシブミックスをステレオに変換しやすいと評判です。『AMBEO Spatial Audio』のプロセスは、オリジナルのサウンドミックスを100パーセント保持し、クリエイターの意図を尊重しながら、驚異的にクリーンなサウンドを実現できます」と高く評価している。

仕組みとしては、『Netflix』のクラウドベースのエンコーディングパイプラインでAMBEOのレンダリングソフトウェアを実行し、業界標準のオープンフォーマットの既存ADM/IABファイルから「AMBEO 2-Channel Spatial Audio」を作成。新たにミックスを作る必要はないという。

リレコーディングミキサーは、ポストプロダクションの工程でプレビューツールを使ってステレオとAMBEOを比較し、ステム/グループごとにレンダリング設定を微調整する。AMBEOは特許取得済みの技術により、空間化のレベルを100パーセントAMBEOエフェクトから標準的なステレオミックスまで微細に調整でき、さらに特定のチャンネルを除外することも可能だ。例えばセリフ部分はオリジナルを100パーセント保持する、あるいは前後の没入型のシーンに合わせて少し手を加えるといった調整ができるという。

『AMBEO 2-Channel Spatial Audio』レンダリングソフトウェアのプレビューツール。右下のオブジェクトビューワーが固定スピーカーの位置をエッジ部分に表示し、個々のレンダリングを青いドットで示す。薄青色のドットは音源の位置を上げている。

トータルラウドネスもオリジナルの状態を保持できる。左右のチャンネルの音楽のミックスを保持しながら、それ以外のすべてのチャンネルにイマーシブなAMBEOレンダリングを加えることも可能で、すべての信号とオリジナルコンテンツのタイムアライメントも適切に実行することができる。

リレコーディングミキサーのMark Paterson氏はAMBEOについて、「AMBEOの大ファンです。映画『フィアー・ストリート』シリーズでいろいろ実験し、サラウンドチャンネルの再現性に感銘を受けました。

私は自宅で映画館のようなサウンドを楽しむ方法を常に模索していて、『アダム&アダム』ではハイエンドなサウンドバーから『iPhone』に至るまで、あらゆるデバイスで楽しめる真の没入型サウンドを作ることができました。オーディエンスがよりエモーショナルに作品を楽しむ助けになったと思っています。『ストレンジャー・シングス』には、AMBEOはまさにぴったりのフォーマットでした。

Atmosミックスではヴェクナの声をオーディエンスにまとわりつくような感じにして、ヴェクナの不気味さ、怖さを表現しています。AMBEOはその感じをステレオで再現できるので、実に見事だと思います」と語っている。

ちなみに『AMBEO Spatial Audio』で楽しめる『Netflix』コンテンツの最新リストは、『Netflix』の検索フィールドで「Spatial Audio」で検索すると確認することができる。

www.sennheiser.com/ambeo-spatial-audio

構成/KUMU


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