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肥料や燃料の価格高騰が農業生産者に与えている影響

2022.07.26

拡大を続ける産直ビジネス市場。矢野経済研究所が2020年9月に実施した「産直ビジネスに関する調査」によると、2019年時点で2兆9424億円、2024年に3兆5489億円規模に拡大すると予想されている。

一方、国内外の社会情勢変動により、生産コストや輸送コストが上昇し、一次産業を営んでいく上で重要な燃料や肥料、飼料など様々な価格の高騰が起こっている。こうした状況の中、価格高騰の影響を受ける生産者も多く存在するのではないだろうか。

そこで、産直通販サイト「食べチョク」を運営するビビッドガーデンはこのほど、昨今の肥料や燃料などの価格高騰が生産者に及ぼす影響に関する調査を実施。回答結果をグラフ化して発表した。

生産者の約3人に1人が生産活動に関わる全体の費用高騰が20%以上になると回答

肥料や燃料、飼料、梱包資材など様々なコストが上昇する中で生産活動全体の費用高騰がどの程度になると見積もっているか、という質問に対し、5%以上と答えた生産者は全体の82.8%を占め、20%以上と答えた生産者は全体の35.7%を占めることがわかった。

値上げ意向のある生産者が全体の5割を超える

食べチョクに出品している商品に対して値上げ意向のある生産者は54.7%にのぼり、その内「値上げをしたいが、上げにくいと感じている」と答えた生産者は全体の約25%を占めることがわかった。

※値上げ意向のある生産者は「値上げをしたいが上げにくい」「値上げをする予定」「値上げした」と回答した生産者の割合の合計数値。

<調査概要>
調査対象:食べチョクに登録している全国の生産者
調査期間:2022年6月9日〜6月15日
調査方法:インターネットによる任意回答
回答人数:371人

生産者の現状とリアルな声

野菜生産者 Nさん(栃木県)

・全体の生産費用高騰率:昨年比20%~30%
・それぞれの費用高騰率
肥料:昨年比15~50% 農薬:昨年比15% 梱包材:昨年比10%

一番影響が大きいのは肥料価格の高騰です。昨年の春ごろからコロナの影響もあり少しずつ値上がりしていましたが、今年の春に一気に15%値上がりした肥料もあります。その後3か月に1回のペースで15%ずつ値上がりしていて、今後も上がっていく可能性が高いです。

肥料の量を減らすなどの調整をして何とかコストを抑えたいですが、気候などの影響でも肥料の量は変わってくるのでコントロールがなかなか難しい。できれば値上げをしたいと思っていますが、買ってもらえなくなってしまったら意味が無いので、悩んでいます。

養豚生産者 Sさん(鹿児島県)

・全体の生産費用高騰率:20%~30%
・それぞれの費用高騰率
飼料:昨年比33% 梱包材:昨年比10%

豚の飼料は元々2年ほど前から国外で作られた飼料が中国に流れたことで価格が高騰していたのですが、そこに加えて今回の為替変動などの要因で更に価格が上がっています。既に周りの小規模養豚業者でいくつか廃業を決めたところが出てきており、今後再び値上がりすれば更に苦しくなっていく状況です。対策として豚の出荷体重を小さくして、必要な飼料の量を抑えることもしていますが、大きな効果はないので、販売価格を上げるしかないのではと考えています。

出典元:株式会社ビビッドガーデン

構成/こじへい


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