働く女性の何割がリモートワークに取り組んでいるのか。また、リモートワーク中についついサボってやってしまうことにはどのような行為があるのだろうか?
キャリアデザインセンタはこのほど、同社が運営する転職サイト「女の転職type」会員の女性799名を対象にした「リモートワーク」に関する意識調査を実施。の結果を発表した。
約9割がリモートワークをしたいが、できているのは4人に1人
「女の転職type」会員に現在、どの程度リモートワークをしているかを聞いたところ、74.3%の人が「リモートワークはしていない」と回答し、リモートワークをしている人は4人に1人の割合だった。リモートワークをしている人の中で最も多かったのは「フルリモート(必要な時だけ出社)」で9.0%だった。
Q.1 現在、どの程度リモートワークしてる?
一方、理想的なリモートワークの頻度について尋ねると、1位は「フルリモート(必要な時だけ出社)」(38.3%)で、現実では9.0%しかいなかったフルリモートがトップとなった。
次いで、2位「週3日程度」が22.8%、3位「週2日程度」が15.9%となっており、現実ではリモートワークをしてる人は25.7%にとどまるものの、理想では88.4%がリモートワークを希望しており大きなギャップがあった。
Q.2 理想的なリモートワークの頻度は?
リモートワークのメリットについて尋ねると、1位「通勤時間を有効活用できる」が89.1%と圧倒的で、次いで「人間関係のストレスが減る」が60.8%、「プライベートと両立しやすい」が52.8%となっている。「メリットはない」と回答した人は1.1%に過ぎず、その他の意見としては「感染予防になる」「ペーパーレス、残業削減」「夫の転勤について行ける」などがあった。
リモートワークのデメリットは「運動不足になる」
Q.3 リモートワークのメリットは何だと思う?
逆に、リモートワークのデメリットについて尋ねると、1位「運動不足になる」が55.8%、2位「コミュニケーションが取りづらい」が55.4%、「オンオフの切り替えがしづらい」が47.6%となっている。その他の意見としては「光熱費がかかる」「同居家族から怠けていると誤解される」などがあった。
Q.4 リモートワークのデメリットは何だと思う?
リモートワークができることは転職先(就業先)を決める上でどの程度重要かを尋ねると、1位「やや重要」が31.0%、2位「あまり重要ではない」が29.9%、3位「かなり重要」が24.5%となった。「やや重要」「かなり重要」と考える重要派は55.6%で、「あまり重要ではない」「まったく重要ではない」の重要ではない派の39.7%より15.9%多い結果となった。
Q.5 リモートワークができることは転職先(就業先)を決める上でどの程度重要?
リモートワーク中、勤務中なのについさぼってやってしまったことは、「SNSを見る」「家事」が同率1位だった。3位には「下半身パジャマ」がランクイン。Q.3のリモートワークのメリットでも「身だしなみに気を使わなくて済む」について45.3%の人が回答しており、気のゆるみが表れている様子が見て取れる。
Q.6 リモートワーク中、勤務中なのについさぼってやってしまったことは?
※リモートワークをしたことがない人は除く
リモート会議とリアルな会議(対面式)の差について尋ねたところ、「どちらも同じ」が59.1%と、最も多い結果となったが、「リアルな会議(対面式)の方がきちんと聞いている場合が多い」と「リモート会議の方がきちんと聞いている場合が多い」を比較すると、前者は26.6%、後者は14.3%となっており、リアルな会議の方がきちんと聞いている場合が多い人のほうが、約1.9倍多いことがわかった。
Q.7 リモート会議とリアルな会議(対面式)、きちんと聞いてる度合いに差はある?
※リモート会議をしたことがない人は除く
リモート会議中、ついしてしまうことは、1位「分からない用語を調べる」が38.8%、2位「別の仕事をする」が29.4%、3位「別のことを考える」が31.8%となった。「ついしてしまうことはない」と答えた人は23.2%にとどまり、リモート会議中は何かしらこっそりしていることがある人が多い実態がわかった。
Q.8 リモート会議中、ついしてしまうことは?
※リモート会議をしたことがない人は除く
<調査概要>
・調査期間:2022年5月26日~6月8日
・有効回答数:799名
・調査対象:『女の転職type』会員
・調査方法: Web上でのアンケート
出典元:女の転職type
構成/こじへい
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