小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

日系企業の約半数、外資系企業の約4割が「60歳定年」、「70歳定年」はごくわずか

2022.07.23

3年後の令和7年(2025年)4月1日からは、希望者全員を65歳まで継続して雇用することが義務化されるため、シニア世代の就労促進が課題として挙がっている。

こうした状況を踏まえた上で、ロバート・ウォルターズ・ジャパンはこのほど、国内企業および外資系の日本法人で働く、20代から60代までの現役正社員728人を対象にした「定年後の働き方」に関する調査の結果を発表した。

60歳定年制度:会社員回答 日系企業の半数、外資系企業では約4割

勤務先の定年制度について、定年の年齢を尋ねた質問では、日系企業に勤務している会社員は「60歳まで」(50%)との回答が最も多く、半数を占めた。2位「65歳まで」(27%)、3位「定年制度がない」(15%)だった。

一方、外資系企業勤務の会社員の回答は、1位「60歳まで」(41%)、2位「65歳まで」(32%)、3位「定年制度がない」(17%)という結果だった。日系・外資系ともに多くの企業が60歳定年制を取り入れていることがわかる。

「70歳まで」の定年制度を導入している企業はまだ少なく、日系では3%、外資系では2%に届かない結果となった。

20代・30代は早めのリタイアを検討、男性会社員の半数は少なくとも70歳まで働きたいと考えている

何歳まで働く意欲があるかについての回答は、年代別に見ると異なる結果となった。20代・30代では「60歳より前」(29%)が最も多く、次いで「60歳まで」(25%)。60歳またはそれ以前までという意見が過半数を超える結果となった。

40代・50代では1位「65歳まで」(36%)、2位「70歳まで」(27%)という結果に。現役シニア社員である60代では、1位「70歳まで」(44%)、2位「65歳まで」(25%)。「71歳以上」を挙げた人は同年齢グループ全体の25%と意外に少ないことがわかった。

男女別では、男性会社員の約3割が「70歳まで」(33%)働きたいと回答、次いで「65歳まで」(29%)という結果だった。一方、女性会社員の回答は、1位「65歳まで」(33%)、2位同率「70歳まで」(18%)、「71歳以上」(18%)だった。男性会社員は、2割が「71歳以降」(21%)も働く意欲があると回答し、「70歳まで」との回答と合わせると半数を超えた。

<調査概要>
調査期間:2022年 4月26日~5月2日
対象:ロバート・ウォルターズ・ジャパンに登録のある国内で働く会社員 n=728人

出典元:ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社

構成/こじへい

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年3月15日(金) 発売

DIME最新号はデザイン一新!大特集は「東京ディズニーリゾート&USJテーマパークの裏側」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。