全国でも有数の日照時間の長さを誇り、温暖で住心地のよい宮崎県。自然と暮らしが心地よく融合した街づくりに積極的に取り組んでおり、一人あたりの都市公園面積は全国第二位。海岸線に並ぶフェニックス(ヤシ科の木)はおなじみの風景となっている。
大東建託は、そんな宮崎県居住の20歳以上の男女、4,128名を対象に過去最大級の居住満足度調査を実施。「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022<宮崎県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2022<宮崎県版>」として集計した。
住み心地の良さTOP3は3年連続同じ結果に
北諸県郡に属する周辺の町村が合併したため、現在は北諸県郡唯一の自治体となった。県南西部に位置し、隣接する都城市へのアクセスが良いベッドタウンで、今年も1位に輝いている。
4位には、昨年は回答者数が50名未満だったため集計対象外であった東臼杵郡門川町がランクイン。門川町は、北に延岡市、南に日向市に隣接している、両市のベッドタウンだ。
TOP6以外の因子を自治体別に見ていくと、「自然観光」の1位は日南市、3位はえびの市であった。えびの市は他にも「静かさ治安」の1位に、「防災」の2位を獲得していたので、今後注目を集めそうだ。
宮崎県民が住みたい街ランキングは1位宮崎市、今住んでいる街肯定派は74.4%
昨年2位だった宮崎県宮崎市が1位となり、昨年1位だった福岡県福岡市は2位となっていた。また、昨年は九州・沖縄の自治体のみを対象として集計していたが、今年は全国の自治体を対象とした結果、3位には東京23区がランクイン。
「住みたい街が特にない」51.5%、「今住んでいる街に住み続けたい」22.9%の合計が74.4%で、昨年に引き続き、多くの宮崎県民が今住んでいる街を評価する結果となっている。
調査概要
調査方法:マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収
回答者:宮崎県居住の20歳以上の男女、2019年~2022年合計4,128名を対象に集計
調査期間
2022年3月8日(火)~3月29日(火):2022年調査(回答者数:1,547名)
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:999名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年調査 (回答者数:1,065名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月):2019年調査 (回答者数:517名)
計4,128名
関連情報:https://www.eheya.net/sumicoco/
構成/Ara