コロナ禍は、人とお酒の付き合い方を変えた。かつては大事な息抜きの機会であり、コミュニケーションの場だった「外飲み」との向き合い方にもまた、影響を及ぼしたに違いない。
そんな中、カクヤスは同社メールマガジンに登録しているユーザー497名を対象に実施した、まん延防止等重点措置明け3か月時点での「外飲み事情」に関する実態調査の結果を発表した。
まん延防止等重点措置が明けても外飲み復活は3割
まん延防止等重点措置が解除されてからの外飲みの頻度について聞いたところ、「増えた」と回答した人は全体の34%にとどまり、約半数の51%が「変わらない」と回答した。逆に、“まん防”という制限がなくなったにもかかわらず、外飲みが「減った」と回答した人は16%に上った。
在宅勤務で飲みニケーションも減少
このたびのコロナ禍によって、私たちのライフスタイルは大きく変わったが、外飲みについてはどうなのだろうか。そこで、コロナ前(2020年2月以前)と今を比べて、外飲みでの飲み方はどうなのかを複数回答可で聞いてみたところ、圧倒的に多かったのが「外飲みをしなくなった、または頻度が減った」で75%だった。
次いで、「少人数で飲むようになった」が38%、「二次会や三次会をしなくなった」が32%、「一人飲みをするようになった」が17%、「1店舗あたりの滞在時間が短くなった」が15%と続いた。仲間と連れ立って夜な夜なはしご酒をするのも今は昔……ということだろうか。
そこで、「外飲みをしなくなった、または頻度が減った」と回答した人に対して、その理由を複数回答可で聞いた。最も多かったのは「依然としてコロナ禍だから」で58%、次いで、「家飲みに慣れてしまったから」が46%、「人を誘いづらいから」が34%と続いた。コロナが収束したとはいえない現状だけに、これまでのように気軽に人を誘うのは難しく、外飲みをためらっている姿が浮かび上がる。
<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査対象:カクヤスメールマガジンに登録しているユーザー
調査期間:2022年5月26日(木)~5月29日(日)
回収サンプル数:497
※構成比の数値は小数点以下第2位を四捨五入しているため、個々の集計値の合計は必ずしも100%とならない場合がある。
出典元:株式会社カクヤス
構成/こじへい
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