大東建託は、過去最大級の居住満足度調査を行い、『いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022<沖縄県版>』、『いい部屋ネット 住みたい街ランキング2022<沖縄県版>』として集計して発表した。「住みここち」の1位は4年連続で中頭郡北谷町、「住みたい街」の1位は3年連続で那覇市という結果になった。
『いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022<沖縄県版>』
*沖縄県の居住者を対象に2019年~2022年の回答者数50名以上の自治体をランキング対象として集計。偏差値は、評点の平均値が50になるように正規化し、評点の数値が平均値からどの程度隔たっているのかを示したもの。偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なる。
1位は4年連続で中頭郡北谷町だった。沖縄本島中部に位置し、返還された広大な米軍基地跡地に開発された「美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジ」があり、若者が多く訪れる場所。大規模商業施設やホテルなども多数あり、観光客にも人気の町が今年も1位だった。さらにトップ5のうち4自治体が「町」と「村」で、中頭郡から3自治体、島尻郡から1自治体が上位に並んでおり、昨年に引き続き市街地よりも市街地に隣接する町村の評価が高くなっている。
『いい部屋ネット 住みたい街ランキング2022<沖縄県版>』
*「住みたい街(自治体)ランキング」は、沖縄県居住者による全国の自治体を対象とした2022年回答を集計。「住みたい街ランキング」では行政区をまとめてひとつの自治体として集計。昨年は九州・沖縄の自治体を対象に集計していたため、対象外だった自治体の昨年順位は「-」となっている。
1位は3年連続で那覇市だった。昨年は九州・沖縄の自治体のみを対象として集計したが、今年は全国の自治体を対象とした結果、2位に東京23区がランクインした。そのほかの顔ぶれには大きな変動がなく、引き続き沖縄県内の自治体の支持が高い傾向だった。「住みたい街が特にない」(49.1パーセント)、「今住んでいる街に住み続けたい」(22.6パーセント)の合計が71.7パーセントで、昨年に続いていま住んでいる街を高く評価する結果となった。
『街の住みここちランキング2022<沖縄県版>自治体トップ10 因子別順位』
*評点は、今住んでいる街への評価について、大変満足している:100点、満足している:75点、どちらでもない:50点、不満である:25点、大変不満である:0点とした場合の平均値。偏差値は、評点の平均値が50になるように変換し、評点の数値が評点の平均値からどの程度隔たっているかを示したもの。昨年順位が「-」の自治体は、2021年は回答者50名未満、もしくは2021年は順位を発表していないため昨年順位がない。順位が「-」の因子は、偏差値が50未満のため表示していない。
この順位表からもれたトップ10外の自治体因子別順位は次の通り。「静かさ治安」の1位は南城市で3位は島尻郡八重瀬町だった。「物価家賃」の2位は南城市。「自然観光」の1位は石垣市。「防災」の1位は島尻郡八重瀬町だった。
●調査概要
調査方法:マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
回答者:沖縄県居住の20歳以上の男女、2019年~2022年合計6249名を対象に集計。
男女比:男性41.7パーセント/女性58.3パーセント
未既婚:未婚43.7パーセント/既婚56.3パーセント
子ども:なし50.0パーセント/あり50.0パーセント
世代比:20歳代18.0パーセント、30歳代30.0パーセント、40歳代26.5パーセント、50歳代18.3パーセント、60歳以上7.2パーセント
●調査期間
2022年3月8日~3月29日:2022年調査(回答者数:2163名)
2021年3月17日~3月30日:2021年調査(回答者数:1517名)
2020年3月17日~4月3日:2020年調査 (回答者数:1551名)
2019年3月26日~4月8日:2019年調査 (回答者数:1018名)
計6249名
●調査体制
調査企画・設問設計・分析:大東建託賃貸未来研究所 宗 健(所長)、調査票配布回収 : 株式会社マクロミル
●回答方法
『住みここちランキング』は、現在居住している街についての「全体としての現在の地域の評価(大変満足:100点、満足:75点、 どちらでもない:50点、不満:25点、大変不満:0点)」の平均値から作成。『住みたい街ランキング』は、入力された自治体名をもとに複数の候補を表示して選択してもらうフリーワード・サジェスト方式の回答から投票数を集計して作成。
引用元:『いい部屋ネット 街の住みここちランキング&住みたい街ランキング2022<沖縄県版>』
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構成/KUMU