教えてくれた人
場を和ませたり、反応が得やすくなったり、達人が効果を実感するフレーズを9つ紹介します。
「『よろしくお願いいたします』で始めると、いきなり営業モードでひかれることも。この挨拶なら〝営業〟ではなく〝対話〟で進められます」(越川さん)
リモートプレゼンはウェブ上の情報を共有しやすい。「行動を促すことで、参加者の意識をプレゼンに集中させる効果も」(澤さん)
「プレゼンを聞くメリットを先に伝えることで、 聞き手の興味・関心をグッと惹きつけ、プレゼンへの 集中力を高めることができます」(髙橋さん)
「誰かが質問をしてくれた時、このような言葉でポジティブに受け止めると、ほかの人からも次々に質問がくるようになります。プレゼンテーターのやる気にもつながりますよ」(澤さん)
「選択権のある質問は相手の当事者意識を高めます。この質問を機に雑談すれば相手との共通点の発見にも」(越川さん)
「3点について話します」など前振りをする人は多いが、「実は振り返りも重要。情報を整理し理解を深めます」(髙橋さん)
「自分の名前が出るとドキッとしますよね。その人がしっかり聞いてくれるだけでなく、ほかの呼ばれなかった人も資料に向き合うきっかけになります。効果大ですよ」(前田さん)
「機材トラブルはプレゼンにはつきもの。この一言で参加者も共感してくれるはず。その間にリカバリーを」(澤さん)
「最初に相手の反応がわかるとプレゼンを進めやすくなります。少し会話することでアイスブレークにもなりますよ」(前田さん)
取材・文/安藤政弘