今年は日本各地で平年より早い梅雨明けを迎え、梅雨の期間は史上最短ともいわれている。そんな梅雨に続いて、暑さとともに紫外線が最も多い季節がやってきた。
第7波の急拡大もあり、コロナ対策としては引き続き真夏もマスクは手放せない。
というわけで化粧品ブランド「マナラ」などの開発および販売を行うランクアップは、全国の20~60代以上の男女623名を対象に、「コロナ禍でのUVケアに関する調査」を実施。結果にグラフデータを添えて公開した。
コロナ禍で最も日焼けが気になる部位は「顔」
コロナ禍で日焼けに悩む身体の部位について聞いたところ、「顔」と回答する人が圧倒的に多い結果に。顔は常に日差しに当たる部位であるため、日焼けに悩む人が多いことが伺える結果となった。次いで多かったのは、半袖を着ていると気になる「腕」だった。
マスクをしている部分の日焼け「気にしていない」58%
マスクをしている部分の日焼けを気にしたことがあるか聞いたところ、「あまり気にしたことがない」「まったく気にしない」と回答した人を合わせると58%、「やや気にする」「かなり気にする」と回答した人を合わせると43%となり、マスクをしている部分の日焼けは「気にしない」という人の方が多いことがわかった。
マスク部分に日焼け止めを塗っている人はたった3割
マスクをしている部分に日焼け止めを塗っているか(マスク焼け対策をしているか)を聞いたところ、「塗っている」と回答した人は33%に留まり、67%もの人が日焼け止めは「塗っていない」と回答した。
マスクをしていることで安心感が生まれるのか「顔」の日焼けには悩む一方で、マスク内の日焼けは気にならない人が多く、さらにマスク内には日焼け止めも塗らないという人が多いことが判明。
マスク内の日焼け対策への意識の低さが伺える結果となった。
全体の3割以上が「コロナ禍でメイクの頻度が減った」
コロナ禍(マスク着用)によりメイクの頻度に変化があったか聞いたところ、「コロナ前と変化なし」と答えた人が67%と最も多かった一方、「全くメイクをしなくなった」「メイクする頻度は5割減」「メイクする頻度は8割減」「メイクする頻度は3割減」を合わせると、全体の3割以上の人が「メイクの頻度が減った」と回答した。
長く続くマスク生活の中で、メイクに対する意識が変化していることが伺える結果となった。
美容ケアの関心は「夜のスキンケア」と「日焼け対策」
現在、美容に関するケアで気を使っていることについて聞いたところ、1位は「夜のスキンケア」、次いで「日焼け対策」という結果に。日頃行う毎日のスキンケアと同じぐらい、日焼け対策に関心を持っている人が多いことがわかった。
マスクに日焼け止めがつくのはストレスに
日焼け止めに求めるものについて聞いたところ、「高い日焼け止め効果」が1位となり、次いで「(日焼け止めが)マスクにつかないこと」を求めている人が多いことがわかった。前述の調査での「マスクをしている部分に日焼け止めを塗らない人が多い」という結果もふまえると、実はマスクに日焼け止めがついてしまうことにストレスを感じている人が多いのかもしれない。
紫外線のピーク期は家の中でもUV対策が必須
例年7月は紫外線量が最も高くなる時期。マスクの中はもちろん、外出時だけでなく、家の中にいる時にも紫外線対策が必要となる。
「マナラ」製品開発部の向井亜矢子氏は、「マスク自体には紫外線を防ぐ効果はないため、マスクの中もしっかり日焼け止め対策をすることが重要」だと述べ、「これから夏に向けて暑くなり、マスクにべっとりファンデーションがついて化粧崩れが気になる季節になりますが、そんな時には、マスクにつきにくい成分の入った製品を選んでみてはいかがでしょうか」とアドバイスする。
【調査概要】
調査名:UVケアに関する調査
調査方法:インターネット
調査地域:全国
調査期間:2022年6月14日~6月22日
調査対象:20代~60代以上の男女
回答総数:623名
調査主体:株式会社ランクアップ
関連情報
https://rankuphd.jp
構成/オニザワミカ