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旅に出かけたくなる!?BOOXの6インチ電子ペーパータブレット「Poke4 Lite」の便利な活用法

2022.07.16

いつの時代も、「読書」は人間を支える。

人間が滅亡するとしたら、それは読書という行為をしなくなった瞬間ではないかと最近の筆者はおぼろげに考えている。

幸いにも、現代は電子書籍というものが登場し、家に大量の本を抱え込む必要がなくなった。

では、その電子書籍をどのような端末で読めばいいのか?

もちろん、スマホにKindleのアプリをインストールして本を読むこともできる。が、ここでは敢えて電子ペーパー搭載の6インチタブレット『BOOX Poke4 Lite(以下Poke4 Lite)』で読書をしてみよう。

結論から書いてしまえば、筆者はこの製品を様々な意味合いで高く評価している。

電子ペーパータブレットで読む名書

『Poke4 Lite』を手に取って最初に感じたのは、その軽さである。

153×107×7.1mmの筐体重量は、たったの150g。使い古した表現だが、まるで羽のような軽さである。同じ手で長時間持っていても、まるで苦にならないほどだ。

また、筐体設計も非常にシンプル。表と裏、どちらを見回しても無駄なものがない。

遠目から見れば写真立てのようなデザインだ。しかし読書という目的を考慮するなら、カメラだのスピーカーだのイヤホンジャックだのは一切必要ない。

ただし、20の電子書籍フォーマットに対応という使い勝手の良さはちゃんと確保されている。

この『Poke4 Lite』をWi-Fiと接続し、今回はKindleのアプリをインストールしてみよう。

筆者の読書は、今やすっかり電子書籍に頼っている。思い立ったらすぐに購入できる上、部屋の可処分スペースが埋まることもないからだ。

今回読むのはドナルド・キーンの著作『思い出の作家たち―谷崎・川端・三島・安部・司馬―』(新潮文庫・松宮史朗翻訳)である。

どうも筆者も歳を取ったせいなのか、最近はキーンの著書を無性に読みたくなっている。近世〜近代日本文学とその著者についてこれほど細かく、丁寧に、そして的確に解説する研究者は他になかなかいないのではないか。

キーンは戦時中、アメリカ海軍の情報士官だった。平たく言えば、日本軍から得た文書を翻訳する役割の軍人である。

この時代のアメリカには、日系人を除いて日本語を自由自在に操ることができる者は数えるほどしかいなかった。

その中でキーンは日本語会話のインプットとアウトプットはおろか、何と草書体の解読までマスターした超人的秀才だったのだ。

その能力はガダルカナル、アッツ、キスカ、レイテ、そして沖縄でも生かされる。

「日本人は天皇を狂信的に信仰する人々」と思われていた中で、キーンは鹵獲した文書を通じて日本人の繊細な感性や豊かな感情、そしてアメリカの知識人と全く変わらない知性を観察する。

その経験が、後年に「日本文学の伝道師」と呼ばれるほどの類稀な業績に直結したのだ。

そんなアメリカ人研究者(2012年に日本へ帰化したが)の著書を読むことが、四十路を目前にした筆者にとっては本当に面白い。

読書家のためのタブレット

『Poke4 Lite』の正規代理店であるSKT株式会社に無理を言って製品を取り寄せたのは、@DIMEで書くレビュー記事のためだけではない。

正直に白状してしまうと、「このタブレットでキーンの本をじっくり読んでみたい」という個人的な思惑もあったのだ。

自分一人になれる場所で、何者にも邪魔をされずに読書に没頭したい。問題はその「場所」だ。自宅は論外である。

なぜなら、筆者に容赦なく話しかける家族がいるからだ。

結局、地元の図書館かカフェに行くしかない。そこにキーンの本だけをインストールした『Poke4 Lite』を持ち込み、アイスコーヒー1杯で数時間ほど本の世界に没頭する。

これがスマホでは、読書に集中などできない。プッシュ通知やらメールの着信やらでこちらの意識に横槍を入れてくる上、ふとした誘惑に負けてSNSのチェックやネットサーフィンを始めてしまうからだ。

「余計なもの」のせいで、読書ができなくなる。

もっともそれは、「『Poke4 Lite』ではネット閲覧ができない」ということではまったくない。

いざとなれば『Poke4 Lite』でGoogle検索もできるし、ワイヤレスイヤホンをBluetoothで接続して音楽を聴くこともできる。

「読書中は自分の好きな曲を聴く」という人にも勧められる製品だ。

そして「音楽を視聴できる」ということは、「オーディオブックを視聴できる」ということでもある。

このあたりももちろん検証しているが、スマホではなく電子ペーパータブレットでそれを聴くことが何だか不思議に感じてしまった。

スマホで聴く場合と、使用感に差はまったくない。それが尚更、妙な新鮮味となって筆者の胸を揺さぶる。

こうなったら月に何日かは「脱スマホの日」を設定して、その日は『Poke4 Lite』だけを持って図書館に出かける……という使い方でもいいんじゃないか?

旅行のお供にも

『Poke4 Lite』で読書をしているうちに、このタブレットと紙の本との「違い」が分からなくなってくる。

それだけ画面の質感が、本物の紙と類似しているということだ。このあたりはEInk電子ペーパーの賜物と言える。

電子ペーパー画面は、強い日光が輝く場所でも非常に読みやすいという特徴がある。

「場所を選ばずに普段通りの読書ができる」と書けば、より正確か。

それに加え、電力の消費量がスマホと比べると圧倒的に少ない。

この『Poke4 Lite』だけを持って日本国内を旅行してみる、というのも面白いかもしれない。

スマホは家に置き、交通系ICカードとクレジットカードと『Poke4 Lite』、そして数日分の着替えをバッグに入れて京都にでも出かけてしまおうか。

「文学作品を携えながらの旅行」は、ある程度歳を取れば誰もが夢見ることではないか。それを手軽に実現させてくれるガジェットが、今現在筆者の手元にある。

『Poke4 Lite』はSKT NETSHOPの他、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでも販売されている。価格は2万2,800円。

【参考】
BOOX Poke4 Lite-SKT

取材・文/澤田真一


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