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東京駅のラーメンストリートで開催中の「ご当地ラーメンチャレンジ」が1年で累計15万杯も販売した理由

2022.07.15

東京駅八重洲口地下の「東京駅一番街」に位置する「東京ラーメンストリート」。「東京で真っ先に食べたいお店」というコンセプトのもと、東京を中心とする名店が集結。長らく多くのラーメンファンに親しまれてきたエリアである。

だがコロナ禍によって県をまたぐ移動が制限されたことをうけ、2021年7月より日本各地の名店が約100日限定で出店する「ご当地ラーメンチャレンジ」をスタートさせている。全7店舗がリレー形式で2023年までつないでいくことになっているが、現在は4店舗目となる『金澤濃厚中華そば神仙』が出店中。ご当地ラーメンチャレンジスタートから約1年、同企画はいよいよ折り返しに入ったのだ。

話題になって盛り上がったままフィナーレを迎える“100日限定”

リレーが折り返しに入ったことを受け、東京ラーメンストリートを運営する「東京ステーション開発」では、企画の振り返り会を開催。会には自らも東京ラーメンストリートに「塩らーめん専門 ひるがお」および「とんこつらーめん 俺式純」を出店し、企画の運営にも全面協力している「せたが家」の前島司さんも同席した。前島さんは日本ラーメン協会の理事長も務めており、全国の名だたるラーメン店からの信頼も厚い。いわばご当地ラーメンチャレンジの店舗誘致をするうえで、もっとも重要なキーパーソンといえる。

(左から)せたが家・前島司さん、東京ステーション開発・佐々木義衛さん

同企画スタートから半年が経過した段階での売り上げについて、企画を運営する東京ステーション開発の佐々木義衛さんは「1日平均でおよそ500~600杯、トータルの累計で約15万杯を販売するイベントに成長した」と説明。続けて前島さんは同企画が成功している理由として、「やはり“100日限定”というコンセプトがちょうどいい部分はあると思います。話題になって盛り上がったままの状態で終了するので、お店の人もモチベーションも下がらない」と分析する。

さらに前島さんは地方の名店に声をかけ、自ら出店を誘致する役割を担っているが、その上で重要となるポイントについてこう話す。

「まず絶対条件としては東京にお店がなくて、地方では名店であること。そしてあまりチェーン展開していないお店。でもそういったところは個人店が多く、スタッフがギリギリの人数で経営しているところがほとんどです。東京に出店したら人が足りなくなってしまうのが最大のハードルですが、そこをなんとか僕たちの力でサポートしたり、いろいろな形で実現できるよう試行錯誤しています」

万人には愛されない!?「金澤濃厚中華そば神仙」の強烈すぎるラーメン

そして、「ご当地ラーメンチャレンジ」の折り返しとなる現在、出店しているのは石川・金沢市に店を構える「金澤濃厚中華そば神仙」。“金沢のご当地ラーメン”と言われてどんなものかピンとくる人は少ないかもしれないが、こちらでは大量の豚骨を水のみで長時間炊いた、ゴリゴリの豚骨ラーメンを提供している。店主の河方卓さんはもともと豚骨ラーメンの本場である福岡出身。その後は縁があって金沢に根を下ろすようになり、同店を金沢で愛されるご当地の超人気店として成長させた。

濃厚な豚骨スープが麺に絡みつく「特製中華そば」1250円

この日は店主の河方卓さんも会に出席していたが、そこで語っていた中で印象に残っている言葉があった。

「僕は不器用な人間なので、みんなに愛されるラーメンは作れません。でも食べたお客様の誰かにとって心に残るラーメンを目指します」

今回、看板メニューの「特製中華そば」をいただいたが、食べた瞬間「豚骨が濃厚すぎる」とかなりびっくりした。筆者、こってりラーメンはかなりイケるほうで、多少の濃厚では驚かない自信があるのだが、それでもこの濃度には意表を突かれた。聞くとラーメン1杯あたりに溶け込んでいる豚骨の量はなんと800g。河方店主の言葉を借りれば、これは確かに「みんなに愛されるラーメン」ではないだろう。濃厚すぎて敬遠する人もいる一方、その濃厚さにどっぷりハマる人は確実にいるはずだ。

そういえば振り返り会では「ご当地ラーメンチャレンジ」の客層について、東京ステーション開発の佐々木さんは「それぞれの地元ファンが集結することも多く、これまでにはない郷土愛を感じる面も多い」と語っていた。おそらく金澤濃厚中華そば神仙の出店中も地元の味を愛する金沢の人が集結し、郷土の味を懐かしむのだろう。

そんな人々が集結する傍ら、もちろん東京のラーメン好きも続々と店を訪れるはずだ。だが一通り盛り上がった頃には100日経ち、次のお店へとバトンが引き継がれる。すると今度は別のお店の地元ファンが集結し、別の盛り上がりが生まれるのだ。

前述の前島さんも述べていたが、やはり100日だからこそ思い切ったチャレンジができるし、盛り上がりを失速しないまま終了することができる。その点はやはり「ご当地ラーメンチャレンジ」がヒットしている大きな一因ではないだろうか。

店内には「こってり・小細工なし 無骨 濃厚馬鹿」のメッセージが。

金澤濃厚中華そばの営業は9月27日、そして「ご当地ラーメンチャレンジ」の名店リレーは、翌年の2023年8月31日まで繋がる予定。超濃厚好きな人はもちろん、同企画に興味がある人はぜひ足を運んでほしい。

東京ラーメンストリート

取材・文/高山 惠


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