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ラオス国内で自国生産の食品や日用品が目立つようになった理由

2022.07.15

‟メイド・イン・ラオス”の代表格であるコーヒーブランド「Dao Coffee」

ラオスでは2016年頃から徐々にラオス製の商品が出始め、コロナ禍以降は牛乳・ヨーグルトなどの乳製品、パンや加工食品、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの日用品まで、ラオス製品を目にする機会が増えている。

‟メイド・イン・ラオス”の代表格としては、コーヒーブランド「Dao Coffee」が有名になり、ラオス南部のボラベン高原で栽培したコーヒー豆が使用されている。

2012年から製造・発売を開始した「Dao Coffee Mix 3-in-1」は、お湯を注ぐだけでカフェオレが出来る手軽さと、”メイド・イン・ラオス”として唯一のインスタントコーヒーということもあり、今ではラオス人で知らない人がいないほど浸透している。

「Dao Coffee」は隣国タイを始め、日本などのアジア地域や欧米にまで輸出を広げており、2020年には中東への輸出も開始し、ラオスを代表とする企業になる。

また、近年では環境意識の高まりを受け、‟メイド・イン・ラオス”かつ環境に配慮した製品が若者の間で人気となり、ラオスの特産である竹を使用したタンブラーを製造販売する「Aqua de Bamboo」や、少数民族の技術やデザインをスタイリッシュな衣料や雑貨に仕立てた「Her Works」などが注目を集めている。

コロナ禍による消費意識の変化で国内で調達しようという機運が高まる

ラオスは人口が約720万人程度と少ないため、内需で製造業が発展するのは難しかった。

また、隣国タイとの交易が盛んで、必要なものはタイなどから入手できる環境のため、‟メイド・イン・ラオス”の必要性が低かった。

しかし、生鮮食品以外の食品や、生活必需品の日用品までも輸入に頼っている状況を受け、政府はラオス製の商品を製造・促進するため、ラオス国内で生産された手工芸品、農産物、織物、食品、家庭用品などを展示・販売する展示会「Made in Laos Fair」を開催するなど行なっている。

また、ラオス国内の高等教育水準が向上し、ビジネスやマネジメントを学ぶ学生や、海外留学から帰国した学生が起業するケースが増加したことで、政府は首都や主要都市の商工会議所内などにSME(中小企業)支援のセンターを設置して、起業や資金調達のためのコンサルテーションやセミナーの開催、ビジネス相談などのサービスを提供している。

さらに、コロナ禍以降、ラオスからタイに行くことが難しくなり、タイからの輸入や輸送についても時間や費用が掛るようになったため、コロナ禍で需要が急増した消毒液などの自国生産を政府が促進したことや、国民の間でも自国内で調達しようという機運が高まり、コロナ禍以降に”メイド・イン・ラオス”の製品が増加し続けている。

参考記事:https://tnc-trend.jp/laos03/

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構成/DIME編集部

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