2022年に入り各社から続々とEVの最新モデルが発売されている。注目のクルマ「500e」の実力評価をレポートします。
フィアット『500e』
チンクエチェントに電気自動車が登場!
操作性 ★★★★☆ 実用性 ★★★★☆ 爽快感 ★★★★★
コンパクトサイズでも侮れない俊敏性と機動力
今年4月に上陸したコンパクトEV。全長3630mm、全幅1685mmというサイズは、とても扱いやすい5ナンバーサイズの4人乗りハッチバックだ。サイズはコンパクトだが、電池の総電力量は42で最大航続距離は335km。試乗時は満充電の状態で航続距離は248kmを表示していた。ドアハンドルに指が触れるとロックが解除される。室内からはボタンスイッチでドアのロックを解除する。
走行モードは3種類。ノーマルのNORMA、回生ブレーキを強めにしたRANGE、シートヒーターをオフにするなど電力消費を抑えたSHERPAがある。ノーマルモードでも走りはかなりスポーティーでキビキビ走る。0→100km/hの加速も8秒台とかなり速い。加速するとモーター音が室内に入ってくるが、走行音はしっかり抑えられている。ハッチバックの「Pop」「Icon」、カブリオレ「Open」が選べるのもうれしい。EVにも個性を求める人、コンパクトサイズを求めている人におすすめだ。
デジタルスピードメーターを中心とした計器類。ドライビングモードや充電量、可能走行距離などが表示される。
電気モーターは最高出力118PS、最大トルク220Nmでフロントに搭載。200V用の普通充電とCHAdeMOに対応。
インパネ中央には10.25インチのUconnectディスプレイ。Apple CarPlayはワイヤレス、Android Autoは有線接続に対応。
外観はガソリン車『500』そっくりだが新設計。室内も広い。後席は定員2名。電動開閉式ソフトトップを備えるEVだ。
取材・文/石川真禧照
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2022年5月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。
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構成/DIME編集部