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動画配信、音楽、電子コミック、デジタルコンテンツに毎月いくら使ってる?

2022.07.13

 

ネットプロテクションズは、自社の後払い決済を利用してポイントサービス『NPポイントクラブ』に会員登録している人を対象に、動画や音楽などインターネット上で流通する有料のデジタルコンテンツの利用実態に関するアンケート調査を実施した。

インターネット上で流通するデジタルコンテンツの市場規模は最近10年で急速に伸びており、2020年は4兆3620億円(出典:一財団法人デジタルコンテンツ協会「デジタルコンテンツ白書2021」)に達している。ダウンロード購入やレンタルだけでなく、サブスクリプションやライブ配信チケットなどさまざまな購入方法が利用されている中で、どんなデジタルコンテンツがどの程度利用されているか、どんな利用の仕方をされているかを把握。「後払い決済」と「有料のデジタルコンテンツ」との親和性を調べるために利用実態に関するアンケートを実施したと、同社では説明している。

有料のデジタルコンテンツを利用したことがある人は約半数

有料のデジタルコンテンツを利用したことがある人と利用したことはないと回答した人の比率は、全国のNP会員の中で約半分の人が利用したことがあると推測される。

日常的に利用されている4大コンテンツは「動画配信」、「音楽」、「電子コミック」、「ゲーム」

有料デジタルコンテンツで日常的に利用されているのは「動画配信」がもっとも多く、約6割の人が利用している。続く「音楽」も約45パーセントの人が利用し、「電子コミック」と「ゲーム」はいずれも約31パーセントで利用者の割合に大きな差は見られなかった。この4分野のサービスがネット上で流通しているデジタルコンテンツの主要サービスと考えられる。

動画配信サービスでは『Amazonプライム・ビデオ』が1位、続くのは『Netflix』

動画配信サービスを利用している人の中で『Amazonプライム・ビデオ』の利用者は約48パーセントで群を抜いてトップ。次いで『Netflix』(約18パーセント)、『GYAO!』(約14パーセント)だった。動画配信サービスは、料金設定や作品数が大きな選択要素と思われるが、それぞれ得意なジャンルを持っているサービスが多いため、観たいジャンルがあるかどうかも重要な要素になっているようだ。

音楽配信ではサブスクの代表的なサービスが上位

音楽配信サービスはサブスクリプション(定額制ストリーミング配信)を中心に市場の拡大傾向が続いているが、今回の調査で利用者数の上位を占めた『Apple Music』(約22パーセント)、『Amazon Music』(約20パーセント)、『LINE MUSIC』(約16パーセント)、『Spotify』(約11パーセント)などが代表的なサービスと言えるだろう。「その他」を選択する回答が多いのは、根強い人気のダウンロードタイプも含めて多彩なサービスが存在するためだと思われる。

成長を続ける「電子コミック」市場では有力なサービスが目白押し

近年、拡大傾向が続いている電子コミック市場では、利用者数がトップの『コミックシーモア』(約22パーセント)、2位の『めちゃコミック』(約19パーセント)など有力サービスが連立している。そのほかにも新サービスの登場、合従連衡、海外展開などの動きもみられ、電子コミック市場は活況といえるだろう。

どのサービスも上位になる可能性がある「ゲーム」コンテンツ

「スクウェア・エニックス」(約11パーセント)、『My Nintendo Store』(約10パーセント)、「セガ」(約9パーセント)が上位に並んでいるが、利用者はサービス名よりもゲームタイトルで選んでいると思われるため、時期やトレンドによって入れ替わることも多い分野と考えられるという。

「動画配信」ではサブスクリプションが浸透。「電子コミック」や「書籍」はダウンロード購入が多数派

「動画配信」、「メディア」、「学習・レッスン」では、サブスクリプションによる購入がダウンロード購入を上回っている。「音楽」では、そのふたつの購入方法が拮抗しているもののまだダウンロード購入の方が根強い人気があるようだ。「電子コミック」、「ゲーム」、「書籍」ではダウンロード購入が多い結果となった。それぞれのコンテンツの楽しみ方や利用するシチュエーションで購入方法を選んでいると推察される。

デジタルコンテンツに使う月額は「1000円以下」が主流

デジタルコンテンツに使う金額(月額)は「1000円以下」がボリュームゾーンとなっているが、平均額でみるとコンテンツによって違いがあるようだ。最も高い平均購入額は「学習・レッスン」で約3600円。次いで「ゲーム」の約2100円、「電子コミック」の約1600円となっている。各コンテンツの単価や購入頻度にもよるが、サブスクリプションとダウンロード購入のような購入方法による金額への影響も考えられそうだ。

有料デジタルコンテンツの決済方法は「クレジットカード」「キャリア決済」「ポイント利用」「後払い」が上位

キャッシュレス決済のメインといえる「クレジットカード」(約51パーセント)以外では、「キャリア決済」(約26パーセント)、「ポイント利用」(約20パーセント)が続く。「後払い」(約12パーセント)が「プリペイドカード」(約8パーセント)や「前払い」(約7パーセント)より上位となっていることも注目点。

使いたい決済方法は「クレジットカード」「後払い」「ポイント利用」「電子マネー」が上位

利用者ニーズの高い決済方法としては「クレジットカード」(約17パーセント)、「後払い」(約14パーセント)、「ポイント利用」(約13パーセント)、「電子マネー」(約10パーセント)が上位。「クレジットカード」、「後払い」、「電子マネー」(ポイント利用は特殊な決済のため除く)を”使いたい理由”は、「クレジットカード」は「利用した額がいつでもすぐにわかる」、「利用方法がわかりやすい」など。「後払い」では「つい使いすぎてしまわないこと」、「翌月まとめて支払いができること」、「セキュリティなどの安全性」がほかよりも高い結果になった。「電子マネー」では「日常使いでポイントが貯まること」、「会員サイトやアプリの使いやすさ」が比較的高くなった。

利用頻度は「月に複数回」が約64パーセントでデジタルコンテンツを楽しむのは「平日の余暇時間」や「休日」

有料デジタルコンテンツを月に複数回ほど利用している人は約64パーセントで、その中で毎日利用している人は約24パーセントだった。デジタルコンテンツを利用するのは「平日の余暇時間」や「休日」が主流のようだが、「通勤・通学の電車やバスの中」で利用する人も少数派ながらいるようだ。

●実施概要
調査方法:ウェブアンケートによるリサーチ
調査時期:2022年4月27日~5月12日
調査対象:全国のNP会員の中でデジタルコンテンツ利用経験がある10代~70代の男女(アンケート配信数/2687、女性:2073、男性:614)
有効回答:1347名(内訳/10代~20代:84、30代~40代:564、50代~60代:670、70代:29、 女性:1061、男性:286)

出典:「ネットプロテクションズ調べ」

構成/KUMU


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