画像はイメージです
全国の消費者購買データを扱うビッグデータプラットフォームを運営するTrue Data(トゥルーデータ)は、自社の統計データをもとにドラッグストアと食品スーパーマーケットにおける2022年5月の売り上げ伸長カテゴリーを発表した。
「乳酸菌飲料」の売上金額はドラッグストアで前年同月比29%増
「乳酸菌飲料」の売上金額は、前年同月と比べて大きく伸長し、ドラッグストアで前年同月比29.0パーセント増、食品スーパーマーケットで同14.4パーセント増加して伸び率トップ20の上位にランクインした。食品スーパーマーケットでは、2021年10月に発売されてメディアで話題になっている『ヤクルトY1000』が乳酸菌飲料カテゴリーの売り上げをけん引した。
そのほかのカテゴリーでは、外出の機会が増えたためかドラッグストアで「UVケア・サンタン」(前年同月比23.8パーセント増)、「アイライナー」(同10.9パーセント増)、「アイブロウ」(同7.2パーセント増)など複数の化粧品カテゴリーが売り上げを伸ばした。ドラッグストアでは、ほかに「カビ防止剤・カビ取り剤」や「マスク」などの日用品の売り上げも前年同月と比べて伸長している。
食品スーパーマーケットで前年同月と比べてもっとも売上金額を伸ばしたのは、前年同月と比べて23.4パーセント増加した「軽失禁用品・用具」だった。True DataのID-POS分析ツール『Eagle Eye』で「軽失禁用品・用具」の売上金額を分解すると、購入者が18パーセント増加しており市場の拡大傾向がうかがえるという。なお、このカテゴリーは、前々年(2020年)同月と比べると38.2パーセント増加している。
●2022年5月の集計データについて
・数値…小数点以下第2位を四捨五入
・カテゴリー別伸び率ランキング…生鮮・惣菜カテゴリーおよび、カテゴリー名の冒頭に「その他」を含むものを除外し、1店舗あたり200個以上売れているカテゴリーを集計
・データ集計期間…2022年5月1日~2022年5月31日
・データ抽出日…2022年6月20日
・全国ドラッグストア、食品スーパーマーケットのPOSデータをもとに統計化した購買データで集計。データには店舗・個人を特定する情報は含まれていない
データ出典:True Data
※ID-POS分析ツールはTrue Data『Eagle Eye』
構成/KUMU