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心にささる!買いたくなる!素人でもスマホで上手な写真を撮れるテクニック

2022.07.10

プロが教えるスマホ撮影のテクニック

「ネットショップ(あるいはフリマアプリやSNS)向けに、見栄えのする写真を撮れればなぁ」と思ったことはないだろうか?

もしも、「写真の専門的な知識がないから」「一眼レフカメラを持っていないから」という理由で、そうした写真を諦めているなら、その考えは放り投げてしまおう。

実は、人の目を引く写真は、専門知識がなくてもスマホで撮れてしまえるのだ。大事なのは、ちょっとしたコツを知っているか、だけ。

そう唱えるのは、(株)エチカ代表の矢島直美さん。矢島さんは、ネットショップ運営者など、「写真のプロではないが撮影スキルが必要」な人向けの講座を主催。

多くの受講生から、「商品写真が見違えた」など高い評価を得ている。また、6月には講座のエッセンスを盛り込んだ著書『すみません 素人でも仕事の写真を上手に撮影する方法ってないですか? できればスマホで』(インプレス)を出している。

本書で語られるテクニックは、お金もさほどかからず、習得は容易。基本的なポイントはすぐ実践できるので、カメラに苦手意識を持っている人も大丈夫だ。今回は、その一部を紹介しよう。

■商品撮影は背景紙を「グレー」にするだけで撮りやすさがアップ!

商品の撮影時に悩みがちなことに背景がある。雑然とした背景では、商品の良さが伝わらず、写真も残念なものになるので要注意。

やり方はいくつかあるが、矢島さんが、被写体の特性をシンプルに伝えるのにすすめているのが「背景を単色のペーパーに統一」すること。カメラ入門者なら、色はグレーが一番いいそうだ。その理由を矢島さんは、次のように説明する。

“グレーの背景紙は実物に近い明るさと色味が再現されやすいというのがあります。地味な色味ではありますが、落ち着いて品のある色合いで被写体を引き立ててくれます。”

本書で紹介されている白いカップに牛乳を入れた作例が分かりやすい。他の背景紙に比べて被写体の色味がきちんと再現されている。

グレーでも特に良いのが、黒と白の中間となる「色濃度が50%」のものだという。この濃度だと、被写体の明るさと色味が安定しやすい。また、応用としてコンクリート調のプリントペーパーなど質感のあるペーパーを使えば、おしゃれ度が増すメリットがある。

■やわらかい斜光で引きたてる

写真の良し悪しを決める重要なポイントに「光」がある。矢島さんは、光については、十分に明るい太陽の光(自然光)が入る場所で撮ることをすすめている。そうすれば、「高画質になり、商品の色やディティールが美しくなる」からだ。

さらに、光のコントラスト(明暗差)が低い「やわらかな光」だと、「影が濃く出にくく、自然な印象」になるのでベター。

もう1つ気をつけたいのが、光の「向き」。向きには大きく分けて「順光」「逆光」「斜光」の3タイプがあり、基本は立体感が生まれて自然な印象になる斜光がベストだそうだ。

“物撮りでは、オールマイティーな明るい自然光のやわらかい斜光をマスターすれば OKです。商品によっては、商品の正面から光が当たる順光や、商品の背後から光が当たる逆光が適している場合もあります。順光は、色も形もはっきりしますが、平坦に写りやすく、逆光は透明感を出したい商品に最適ですが、暗く写るため、明るく調整するなど注意が必要です。”

左下から斜光が当たった写真の例

順光(左)と逆光(右)で撮った写真の例

商品の影が濃く出過ぎる場合は、白いレフ板を用いるのがおすすめ。商品の影を薄くすることができる。

レフ板は、値段もピンキリで様々なものが売られているが、安価にできるレフ板の作り方を矢島さんが教えてくれた。ポリエチレンボード2枚の一片を、白のマステで貼り合わせるだけで、折りたためる自立式のレフ板になる。

■食べ物は半逆光で透明感をプラス

SNSでよくアップされる写真に食べ物がある。うまく撮れた食べ物の写真は、それだけで食欲をそそるが、下手に撮ってしまえば逆効果。

矢島さんは、食べ物の美味しさを伝えたい場合は「シズル感を目指そう」と説く。

第一のコツは、「半逆光」で透明感をプラスすることだ。半逆光とは、被写体の斜め後ろから当てた光のこと。

アクセサリーなど透き通った商品の撮影に多用するが、食べ物でも効果を発揮する。

「透明感が増し、食材の輪郭が強調される」。

このときにアングルをいろいろ変えて、「照り」が出るようにする。明るさをコントロールしながら、それでも手前が暗くなる場合はレフ板を適宜使用する。

 

照りの有無で美味しそう感が変わる(左:照りなし、右:照りあり)

場合によっては、「ぐっと寄る」だけで、見栄えがアップすることも。背景に余計なものが入り込みにくいというメリットもある。

カメラを寄って撮る(右)だけで印象が改善

こんなふうに、スマホカメラでも、工夫次第でいくらでも見栄えの良い写真は撮れる。大事なのは、そのコツを知っているかどうかだけ。「うまい写真がなかなか撮れない」とお悩みの方は、本書を参考にチャレンジしてみては?

矢島直美さん プロフィール
株式会社エチカ代表。雑誌『カメラ日和』(第一プログレス)を企画し、カメラと写真にまつわる面白さを等身大に伝える雑誌として好評を博す。編集長を経て独立。現在は企業広告等のディレクション・撮影を手掛ける傍ら、写真教室「たのしいカメラ学校」を主催。一般向けの講座のほか、Apple JapanのiPhone カメラセミナーや良品計画をはじめとする企業向けのカメラ研修、住田美容専門学校の撮影の授業の非常勤講師を務める。
公式サイト:http://etica.jp/

文/鈴木拓也(フリーライター)


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