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カメラ、オーディオ、ディスプレイ、すべてがグレードアップした万能スマホ「Xperia 1 IV」に死角はあるか

2022.07.11

毎年夏頃に発売される、ソニーのスマートフォン「Xperia」のハイエンドモデル。2022年は、ナンバリングを更新し、「Xperia IV」が登場。6月3日より、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアから発売を開始。各キャリアでの販売価格は、19万円超となっています。

近年のXperiaでは、一部の機種を除いて、21:9の縦長ボディが採用されており、大画面でも握りやすさを保ちながら、カメラ性能やオーディオ性能をブラッシュアップしてきました。

Xperia 1 IVでも、前モデル「Xperia 1 III」からカメラ機能やオーディオ機能が強化されており、新たに、「Music Pro」といった機能を追加するなど、スマートフォンの高機能を余すことなく楽しみたいという人におすすめの、ハイエンド端末に仕上がっています。

Xperiaのハイエンドモデルといえば、2021年末ごろに、1インチセンサー搭載カメラで話題を呼んだ「Xperia PRO-I」が、ほぼ同価格で発売されているため、すみわけが一見分かりにくくなっていますが、Xperia PRO-Iがカメラ機能に特化した“プロ”仕様の端末である一方、Xperia 1 IVは、カメラに加えて、ディスプレイ性能やオーディオ性能、バッテリー性能など、各方面をハイスペックに搭載した端末となっています。

本記事では、Xperia 1 IVを実際に試しながら、具体的な使用感やカメラの作例を紹介していきます。

デザイン・ディスプレイ

まずはデザインやディスプレイ性能について。Xperia 1 IVは、従来のXperia 1シリーズと同様に約6.5インチディスプレイを搭載。シリーズ特有の21:9縦長スリムボディが採用されており、本体サイズも、前モデルのXperia 1 IIIと同様に、約71×165×8.2mmです。比較的大きなディスプレイを搭載しながら、本体質量は約187gに収められているのも、うれしいポイントでしょう。

縦長ボディを活かして2つのアプリを上下に表示しても快適

一般的なスマートフォンと比較すると、かなり縦に長いボディなので、うまく扱えるか不安という人もいるでしょう。もちろん好みの分かれる部分ですが、約6.5インチの大画面ながら握りやすく、軽量な点も相まって、親指のみで画面の端まで操作できるのは快適でした。

ただし、縦に長い分、ズボンやYシャツのポケットからはみ出してしまうこともあるので、落下を防ぐために滑りにくいケースをつけるといった対策をしておくのがおすすめです。

ディスプレイはXperia 1 IIIと同様に4K HDRに対応した有機ELとなっており、120Hzのリフレッシュレートにも対応しました。また、ソニーのテレビブランド「ブラビア」の技術を活かした、高画質化エンジン「X1 for mobile」を搭載しており、色のコントラストが非常に鮮やかなのも特徴です。

実際に試すと、動画コンテンツやアプリゲームの映像が、超精細かつ滑らかに動き、深みのある色表現にグッと引き込まれるような体験ができます。近年はサブスクの動画配信サービスも豊富なので、電車通勤時なども豊かな映像体験ができる、ハイエンドスマートフォンならではの魅力を存分に感じられます。

細かな部分ですが、ディスプレイはフラットタイプが採用されており、近年主流のパンチホール型ではなく、あえてベゼル内にインカメラを搭載することで、映像に欠けがないのも、Xperiaならではのこだわりを感じる部分です。

本体側面は、Xperiaの“ハイエンドコンパクト”モデルである、「Xperia 5」シリーズと違い、角ばったデザインが採用されています。角があるため、握り心地は若干損なわれますが、クールで高級感のあるデザインなので、個人的には気に入っています。

本体右側面には、上から音量調節ボタン、指紋認証センサー内蔵の電源ボタンに加えて、シャッターボタンが搭載されています。詳しくは後述しますが、ソニーのデジタル一眼カメラ「α」シリーズに近いカメラ性能も本モデルの魅力なので、本体を横に持った時にも快適なシャッターボタンの搭載はうれしいポイント。なお、Xperia 1 IIIに搭載されていた、Googleアシスタントボタンは、本モデルより廃止となっています。

カメラ

アウトカメラは、上から、超広角16mm、広角24mm、3D iToFセンサー、望遠85-125mmという構成で、「α」シリーズに近い、最高20コマ/秒のAF/AE追随高速連写機能や、瞳AF機能が利用可能。4K 120fpsの高画質スローモーション動画も撮影できます。また、12MPのインカメラでも、4K HDR動画の撮影に対応しています。

前モデルから特に進化したのが望遠レンズです。Xperia 1 IIIでは、70-105mmの「可変式望遠レンズ」が採用されており、2つの焦点距離に切り替えられる仕組みになっていましたが、Xperia 1 IVでは、85-125mmと距離が変わっただけでなく、2つの焦点距離の間を、光学ズームできるようになりました。

写真撮影には、基本的に「Photography Pro」というアプリを利用します。αシリーズに近いレイアウトになっており、シャッタースピードや露出を自由にカスタマイズできる、カメラ好きにもうれしい設計になっています。一般的なスマートフォンのカメラアプリに近いデザインの、「BASIC」モードも搭載されているので、カメラにあまり詳しくない人でも、安心して使えるでしょう。

αシリーズを踏襲したカメラUI

BASICモード

以下はすべてXperia 1 IVで撮影し、掲載用にサイズを調節したのみの写真となります。なお、今回はレビュー用にデモ機を使用しているため、写真の仕上がりは最終版ではないとのこと。あくまで参考程度にご確認下さい。

超広角

85mm望遠

125mm望遠

近年のハイエンドスマートフォンの多くに見られる、AIの力を使って色味の補正を行う「コンピュテーショナルフォトグラフィー」とは違い、αシリーズに近い、自然な色味を表現できるのが、Xperia 1 IVの強み。遠所や超広角撮影も、安定してきれいな写真が撮影できました。

特に、被写体が人や動物だった場合に、瞳にフォーカスを合わせる「瞳AF」の速度は優秀で、簡単にピントが合った写真が撮影できました。シャッター速度も高速で、ほとんどラグを感じずに撮影できるので、運動会で子供の写真を撮るシーンなどで、真価を発揮するカメラともいえるでしょう。

インカメラも同様に、サッと被写体を認識してピントを合わせられます。背景をぼかすポートレート撮影も十分な性能です。

オーディオ

ディスプレイ性能やカメラ性能が有名なXperia 1シリーズですが、個人的な“推しポイント”はオーディオ性能の高さにあります。近年のスマートフォンでは、本体の上下にスピーカーを搭載し、ステレオ再生ができる製品が多くなっており、これはXperia 1 IVでも同様なのですが、本製品は本体下部のスピーカーが、前方向に搭載されているため、より立体的で、バランス感覚に優れた音の再生ができるようになっています。

音圧も十分で、低音域の響きも外付けスピーカーで再生しているような豊かさになっているため、動画視聴やゲームプレイ時に、迫力のある音が楽しめるのが特徴。スピーカー再生でも、どの楽器がどの位置から鳴っているのかがわかるほど、立体的な音の再生ができます。

また、本モデルより追加された新機能に「Music Pro」というものがあります。これは、録音した歌声やギターの音を、一度クラウドで処理し、ノイズや残響音を低減して高音質化できる機能です。

歌声やギターの音を録音する機会がないため、あまり関係ないと感じる人も多いでしょうが、マイクの性能の向上は、テレワークの導入により、通話する機会が増えたビジネスパーソンにも、恩恵のあるアップデートといえるでしょう。

スペック

そのほかのスペックとして、チップセットには、現行のハイエンドチップセットである「Snapdragon 8 Gen 1」を採用。メモリは12GB、ストレージは256GBとなっています。構成を見てもわかる通り、負荷の大きなオンラインゲームなどでも、比較的快適に動作します。

高性能チップセットには、発熱の問題がつきものですが、アプリゲームを長時間プレイしていても、極端に熱すぎるとは感じていません。もちろん熱を持っているのはわかるレベルですが、使用上大きな問題にはつながらないでしょう。

バッテリーは、前モデルから大容量化した5000mAhを搭載。最短30分で約50%の急速充電や、ワイヤレス充電にも対応しており、ワイヤレス充電対応のワイヤレスイヤホンなどに給電できる「おすそわけ充電」機能も利用できます。

バッテリーの劣化を抑える機能も豊富に搭載

防水はIPX5/8に準拠。もちろん、おサイフケータイ機能も利用できるなど、ハイエンドスマートフォンとして盤石の仕上がりになっています。

“Xperiaらしさ”をさらに突き詰めた極上のエンタメスマートフォン「Xperia 1 IV」

Xperia 1 IVは、シリーズの特徴であるディスプレイ性能やカメラ性能、オーディオ性能を順当に進化させたハイエンドスマートフォン。どの性能を切り取っても高水準になっているので、動画視聴、音楽再生、ゲームといった様々なシーンで活躍できる製品です。

4K HDR対応のディスプレイや、ペリスコープ型の望遠レンズなどは、前モデルであるXperia 1 IIIからの特徴でもあるため、進化の幅自体は少なく感じるかもしれませんが、もともとバランスよく優秀だった2021年のハイエンド端末を、2022年仕様にアップグレードした印象です。

αシリーズを踏襲したカメラUIや、Music Pro機能など、使いこなすのに慣れが必要な部分もありますが、現時点でできるハイスペックを詰め込んだ、文句なしの高性能スマートフォンであることに違いはありません。高級感のある、シックなデザインも含め、所有欲を刺激する、ソニーらしい製品です。

取材・文/佐藤文彦


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