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不動産会社に勤務する49歳人事部長がトライアスロンで得られた経験と成長

2022.07.09

■連載/あるあるビジネス処方箋

前回に続き今回は、鉄人レースと言われるトライアスロンに選手として参加する会社員に取材を試みた内容を紹介する。

前編はこちら

サンフロンティア不動産(正社員数357人)の及川真樹人事部長(49歳)は1997年に明治大学法学部卒業後、司法書士事務所や印刷関連の自営業を経て2005年にサンフロンティア不動産入社。総務部や人事部に所属し、2018年から人事部長。

Q、トライアスロンをするようになってから、仕事に何らかの影響はありますか?

仕事のスピードは、確実に上がっています。タイムマネジメント力もついてきたように感じます。仕事の優先順位や業務量も、以前よりもよく考えるようになりました。

トライアスロンは、時間との闘いです。スイム、バイク、ランなどそれぞれの種目に制限時間があるので、足切りにならないように常に注意します。時間をシュミレーションしながら、練習をしているのです。

私は、練習する際に「この日はこれをやらなければいけない」と考えるとプレッシャーになってしまうんです。しかし、それぞれの種目の練習量を1週間や1か月間という期間で考えると調整がしやすくなります。それは、仕事においても同じで、それぞれの仕事を完了する期間を少し長めに見ていくことで調整しやすくなります。一方で、自分の限界を超えないようにも注意します。自分の限界を正確に知ることは大切ですね。これらも、トライアスロンを通じて体得したものです。

体力がつきますから、仕事が充実してきたように感じます。疲れることなく、働くことができる時間が長くなりますから、仕事の量が増え、質が上がってきました。これまで以上に自信を持つこともできています。仕事で少々しんどいことがあったとしても、何とか乗り越えられるだろうと前向きに考えるようになってくるんです。体力や精神力と仕事は深い関係があるようにあらためて思います。

Q、ビジネスエリートを取材すると、そのように話す人が多いです。

私も社内外を見ていて、よい仕事をしている人は男女問わず、体力づくりをしている人が多いと思います。心と体の健康を保つためにプライベートで、体力づくりに時間を投下しているのではないでしょうか。きっと日頃から健康管理やタイムマネジメントの考えがきちんとしていたり、自分を常に高めようとする意識が強いように思います。

弊社にはトライアスロンをする社員が10人程いますが、自分を高める努力をしているところは共通しているように思います。これは調査で明らかになっているのですが、トライアスロンの大会に参加する人は会社の社長や役員など、ビジネスで豊富な実績をお持ちの方が多く、他の競技に比べると、年収が高いという傾向があるようです。私は、ごく普通の会社員でしかありませんが…。

私の場合は1つの大会に参加すると、参加費(3~4万円)や遠征費で平均10万円前後の出費になります。年間で数回の大会に参加し、ジムでのトレーニングやウェア、シューズなどを含めると、1年で合計50万円近くになる時があります。毎年こういう費用が出費できる環境と応援してくれる家族には、とても感謝しています。

トライアスロンの一番のおもしろさは、40~50代になっても成長できること。心身が強くなっていると自覚できるし、タイムも伸びます。

Q.人事部長として新卒の採用試験に関わっていますね。体育会などに在籍し、選手として大きな大会に参加し、一定の成績を残した学生を優遇しますか?

それはないです。スポーツをしていたことよりは、どういう理由や動機でそのスポーツをはじめて、どのような姿勢で取り組んできたのかを確認したいと思います。自分を高めようとしてきたのか、を知りたいのです。過去にそのような経験があるか否かを、必ず見るようにしています。

体育会で立派な成績を残すことはすばらしいし、体力や精神力も相当に強いのだろうと感じます。しかし、弊社に入り、ともに成長していこうとするならば、自分を高めようとした経験のほうが、体育会での成績よりもはるかに大切に思えるのです。試合に出ることができずに成績を残せなかったとしても、例えばマネージャーになり、チームのためになることを徹底して行ってきたならば、私はそこを評価したいのです。

Q.20~30代の読者にメッセージを。

トライアスロンをはじめる前は大変そうだなと思ったのですが、いざトライしてみると、ある時から自分でもできるかもしれないと信じられるようになりました。何にでも、挑戦することは大切です。志すことがあるならばぜひ、トライしてほしいと思います。

撮影/星野 佑
文/吉田典史


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