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防水防塵、おサイフケータイ対応で3万9800円!モトローラ「moto g 52j 5G」は今夏のNo.1お買い得モデルか?

2022.07.03

アメリカを中心にスマートフォンを展開する「モトローラ」は、2021年度の販売台数が昨年比32%アップ、売り上げは昨年比40%アップと、世界的にシェアを伸ばしている人気メーカーです。

日本では、2021年に約6.7インチディスプレイの大画面ながら、約163gの薄型・軽量ボディが特徴の「motorola edge 20」を5万4800円で販売するなど、ミドルレンジの価格帯に多くの製品を展開中。通信キャリアでの取り扱いが少ない代わりに、オンライン専用回線やMVNO回線と組み合わせて使用しやすいモデルが多くあります。

そんなモトローラは、新たなミドルレンジスマートフォンとして、6.8インチディスプレイを搭載し、防水防塵性能やおサイフケータイ機能に対応しながら、3万9800円で購入できる「moto g 52j 5G」を発売しました。

こちらは、グローバル展開されている「moto g 52 5G」を日本仕様にカスタマイズしたスマートフォンとなっており、モトローラとしては初のIP68の防水防塵性能と、おサイフケータイ機能の両方に対応しています。

近年、ミドルレンジスマートフォン全体のスペックが向上している傾向もあり、5万円前後の端末においても、ディスプレイ性能やカメラ性能において、特徴を持つ製品が多数販売されています。moto g 52j 5Gも例に違わず、120Hzリフレッシュレート対応の有機ELディスプレイや、5000万画素のトリプルカメラシステムなど、魅力的な性能を持つお手頃なスマートフォンとなっています。

本記事では、メディア向けに開催された新端末の説明会で実機を試せたので、moto g 52j 5Gの特徴を紹介します。

大画面なのに握りやすいボディデザインが魅力

moto g 52j 5Gは、6.8インチの大画面有機ELディスプレイを搭載したスマートフォン。特徴的なのは、4万円弱のミドルレンジスマートフォンながら、120Hzのリフレッシュレートに対応した点です。

リフレッシュレートとは、1秒間に画面が書き換わる回数のことで、数字が大きいほど画面が滑らかに動くようになります。近年のスマートフォンでいえば、2021年9月発売の「iPhone 13 Pro/13 Pro Max」や、2022年4月発売の「Galaxy S22/S22 Ultra」といったハイエンド製品も、120Hzリフレッシュレート対応端末となっており、ミドルレンジスマートフォンとしてはかなりの高水準であることがわかります。

実際に試していても、Webページのスクロールといった動作はスムーズで、ストレスなく行えました。価格を鑑みると、満足度の高いスペックといえます。

大画面ディスプレイ搭載ということもあり、質量は約206gとやや重い仕上がりですが、背面の丸みを帯びており、少し縦長の仕様になっているため、実質量程のずっしりとした感覚はなく、握りやすくなっています。

本体カラーはインクブラックとパールホワイトの2色。本体右側面には音量調節ボタンと電源ボタンを搭載しており、電源ボタンは指紋認証センサーを内蔵しています。

IP68の防水防塵、おサイフケータイ機能も搭載した万能機

本製品の大きな特徴は、冒頭でも触れた通り、IP68の防水防塵性能やおサイフケータイ機能(FeliCa)に対応した点です。これらの機能は、グローバル展開されているmoto g 52 5Gから、日本仕様にカスタマイズされたポイントとなっています。

防水防塵への対応は、端末の耐久性をあげるという意味で重要と考えている人も多いはず。お風呂場でゆっくり動画を楽しみたいといったニーズにも、比較的安心して応えられる仕様です。

おサイフケータイ機能は、モバイルSuicaといった決済サービスを使うための機能です。キャッシュレス決済に対応するお店も増えているため、ちょっとしたお出かけには財布を持ちたくないという人には、必須ともいえる機能でしょう。

モトローラとしては、これまで防水防塵、おサイフケータイのどちらかに対応したスマートフォンこそ発売していますが、両方を搭載した端末は初めてとなっています。ちなみに、端末名にある“j”は、Japanを表しているとのことです。

5000mAhの大容量バッテリーに5000万画素トリプルカメラシステム搭載

バッテリーは5000mAhの大容量となっており、日中の電池切れをあまり心配することなく使用できます。ワイヤレス充電には非対応となっています。

アウトカメラは約5000万画素のメイン、約800万画素の超広角、約200万画素のマクロの3眼構成。近年、特にハイエンドスマートフォンで主流の望遠レンズは搭載していませんが、ミドルレンジスマートフォンとしては十分なスペックといえます。

今回は簡単に実機を試しただけなので作例を用意できませんでしたが、カメラアプリのUIもわかりやすく、簡単にきれいな写真が撮れる印象でした。特にマクロカメラは、約2.5㎝の距離で接写が可能となっており、ピントもぴったり合うので、使い勝手に優れている印象です。

そのほかのスペックとしては、CPUにSnapdragon 695 5Gを採用。メモリは6GB、ストレージは128GBで、最大1TBのmicroSDカードが利用可能。eSIMの登録にも対応しています。

実機を試したところ、インターネット検索やカメラアプリの動作、動画視聴程度であれば、問題なく快適に動作します。スマートフォンはライトに使うというユーザーであれば、ほぼストレスなく使用できるでしょう。

モトローラ独自の「Moto アクション」が魅力

本端末に限らず、モトローラ製スマートフォンの多くに共通する特徴として、標準のAndroid OSに加えて、「Moto アクション」という機能が備えられている点が挙げられます。

具体的には、3本の指を使って画面をスワイプするとスクリーンショットの撮影、端末を2回振ってライトの起動など、ほかのAndroidスマートフォンでは利用できない、使い勝手の良い機能が豊富に搭載されています。

いずれもスマートフォンを操作するうえで、簡単に目的の機能を立ち上げられる、便利な機能なので、モトローラ製スマートフォンを使う際には、ぜひ活用してみてください。

なお、moto g 52j 5Gの初期搭載OSはAndroid 11となっています。2022年発売のスマートフォンはAndroid 12をプリインストールした端末が主流ではありますが、グローバル市場で先に展開されている関係から、今回はそのままAndroid 11を初期搭載という形で発売。Android 12へは、アップデートの対応を予定しています。

ミドルレンジスマートフォンの価格競争を加速させる1台

120Hzリフレッシュレート対応の6.8インチ大画面ディスプレイや、5000万画素メインカメラを含む3眼カメラ、5000mAhの大容量バッテリーを搭載したmoto g 52j 5G。IP68の防水防塵性能やおサイフケータイ機能にも対応したことで、普段使いしやすい優秀な端末に仕上がっています。

これだけの機能を搭載しながら、3万9800円で購入できるコストパフォーマンスはやはり魅力的でしょう。冒頭でも触れた通り、ミドルレンジスマートフォン市場は、全体的なスペックの向上から、価格競争や独自機能の搭載といった、一種の“尖り”が求められる時代ですが、moto g 52j 5Gは、価格、機能の両方をとってみても、競争力のある端末といえます。

取材・文/佐藤文彦

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