今流行りのNFT。投資家たちはどの程度その価値を認め、また、実際に所有している人はどのようなNFTを資産としているのだろうか?
ファンクはこのほど、東京在住の専業の投資家104名を対象にした「NFTに関する意識調査」の結果を発表した。
約8割の専業投資家は、NFTを認知
「Q1.NFTを知っていますか」(n=104)と質問したところ、「名称も意味も理解している」が43.2%、「名称だけ知っている」が33.7%という結果になった。
NFTの意味まで理解している投資家の66.7%が「NFT」を所有
NFTに関して「名称も意味も理解している」と回答した人に、「Q2.NFTを所有していますか」(n=45)と質問したところ、「はい」が66.7%、「いいえ」が33.3%という結果となった。
NFT未所有の投資家の66.7%が、今後のNFTを所有希望
NFTを所有していないと回答した人に、「Q3.今後NFTを所有したいと思いますか」(n=15)と質問したところ、「非常にそう思う」が26.7%、「ややそう思う」が40.0%という結果になった。
所有しているNFT、「イラスト、写真等」が70.0% /「アート」が63.3%
NFTを所有していると回答した人に、「Q4.所有しているNFTを教えてください。(複数回答)」(n=30)と質問したところ、「イラスト、写真等」が70.0%、「アート」が63.3%、「ゲーム」が60.0%という結果になった。
NFTを所有する理由「価値が保障されると思うから」が70.0%で最多
NFTを所有していると回答した人に、「Q5.NFTを所有している理由を教えてください。(複数回答)」(n=30)と質問したところ、「価値が保証されると思うから」が70.0%、「長期的な価値が向上するだろう投資のため」が63.3%、「仮想空間で活用するため」が50.0%という結果になった。
約7割の投資家は、NFTを購入するまでの苦労やハードルを「知人からのレクチャー」で乗り越えたと回答
NFTを所有していると回答した人に、「Q6.NFT購入までの苦労やハードルをどう乗り越えましたか(複数回答)」(n=30)と質問したところ、「知人からのレクチャー」が70.0%、「インターネットの情報」が66.7%、「有識者の書籍」が60.0%という結果になった。
所有している「暗号資産」「ビットコイン(BTC)」が73.3% /「イーサリアム(ETH)」が60.0%
NFTを所有していると回答した人に、「Q7.所有している暗号資産を教えてください」(n=30)と質問したところ、「ビットコイン(BTC)」が73.3%、「イーサリアム(ETH)」が60.0%、「リップル(XRP)」が50.0%という結果になった。
約4割の投資家が、総資産保有額「1000万円~1億円未満」と回答
「Q8.総資産保有額を大まかに教えてください」(n=104)と質問したところ、「100万円~1000万円未満」が31.7%、「1000万円~1億円未満」が35.6%という結果になった。
総資産保有額のうち「暗号資産」の保有割合は「3割」が最多
所有している暗号資産を回答した人に、「Q9.総資産保有額のうち、暗号資産の保有割合を大まかに教えてください」(n=29)と質問したところ、「3割」が24.1%という結果となった。
総資産保有額のうちNFT保有割合は「2割」が最多
NFTを所有していると回答した人に、「Q10.資産保有額のうち、NFTの保有割合を大まかに教えてください」(n=30)と質問したところ、「2割」が30.0%という結果になった。
半数以上の投資家が、NFTは今後の資産形成においてオススメしたいと回答
「Q11.未来の投資家にNFTは今後の資産形成においてオススメしたいと思いますか」(n=104)と質問したところ、「非常にそう思う」が19.2%、「ややそう思う」が35.6%という結果になった。
<調査概要>
調査概要:東京の投資家に聞いたNFTに関する意識調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年4月25日〜同年4月25日
有効回答:東京在住の専業の投資家104名
出典元:株式会社ファンク
構成/こじへい