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ポストコロナの物件選び、8割以上がスペックよりライフスタイルを重視

2022.06.27

コロナ前後で人々が住む場所に求める条件はどのように変わったのだろうか?

ハウスコムはこのほど、全国の「ポストコロナ」(2021年4月以降) と「コロナ前」(2010年~2019年)の賃貸物件への引っ越し経験者それぞれ約600人を対象にした「部屋選びとライフスタイルに関する調査」の結果を発表した。

ポストコロナの部屋選び

在宅時間の増加を受け、部屋の設備や間取りにお金をかける人が増加。平均家賃はコロナ前より7,086円アップ

引っ越しをした(する予定の)賃貸物件のスペックについて聞いた。

「間取り」では「1K」(ポストコロナ24.1%、以下同)を約4人に1人が回答し、最も多くなった。2位の「2LDK」(15.9%)はコロナ前より1.7ポイント微増している。「階数」は「2階」(39.5%)が約4割と一番人気で、コロナ前より3.9ポイント増加。2位の「1階」(19.1%)も約2割が回答している。

「家賃」は平均「70,999円」でコロナ前の63,912円より7,086円増加している。「家賃が高くても自分の好きな街に住みたい」という人がコロナ前より増加している(P.4[図7])ことから優先度の変化にも影響を受けているといえそうだ。

「部屋の設備」の導入率については「独立バス/トイレ」(73.7%)はコロナ前より5.8ポイント増加し、「フローリング」(65.8%)や「バルコニー/ベランダ」(60.3%)を選ぶ人も増えている。築年数は平均「14.96年」でコロナ前より1.18年浅く、新しい物件が以前より好まれているようだ。

在宅時間の増加を受けて、より快適な住環境を求めて設備や間取りにお金をかける人が増えているといえそうだ[図1]。

コロナ前よりも「街の雰囲気」を重視する人が増加

引っ越しを検討する際に重視した(している)項目の1位は「家賃」(72.0%)だった。

コロナ前と比較し特に「街の雰囲気」(35.1%)で10.2ポイント、「最寄り駅の路線/交通アクセス」(51.4%)で8.8ポイント、「水回りの設備の充実」(20.1%)で7.2ポイントの増加が見られた。

コロナ禍でも好アクセスの立地が重視されている一方、「街の雰囲気」や「水回りの設備」といった、普段の生活を豊かにする項目がより重視されている傾向がうかがえる[図2]。

ポストコロナ引っ越し者の物件の満足度は平均71.7点

引っ越し先の満足度について100点満点で評価してもらったところ、ポストコロナが71.7点、コロナ前が67.4点で、ポストコロナに引っ越しをした人の方が4.4ポイント高い満足度であることがわかった[図3]。

コロナ前に引っ越した人が不満に感じていることを自由回答で見てみると、「部屋やキッチンが狭い」「壁の薄さ」「騒音」「日当たりが悪い」などの声が上がった。

賃貸物件検索の際にあってほしいチェックボックスは「防音性が高い(かどうか)」

インターネットで賃貸物件を検索する際、希望に合わせてチェックボックスを選択する方法が一般的だが、どのような選択項目が求められているのか、あってほしい項目を聞いた。

最も多くの人が回答した「防音性が高い」(47.2%)はコロナ前と比較して2.6ポイント増加しており、前述の「コロナ前に引っ越した人が不満に感じていること」でも「壁の薄さ」や「騒音」といった声が多く挙げられたことからも、家の中の音環境が良いことへの需要が高まっているといえそうだ。

コロナ前と比較すると、「テレワークができるカフェや施設が近くにある」(17.4%)が9.5ポイント、「料理が楽しめる広いキッチンがある」(28.1%)が5.3ポイント、「サウナや銭湯が近くにある」(14.9%)が4.2ポイント増加している。

コロナ禍での生活スタイルの変化に伴い、防音性が高いことへのニーズはますます高まり、料理を楽しむのに十分な広さといった構造や間取りの充実に加え、仕事やリフレッシュも可能な周辺環境の充実も重視する人が増えていることがうかがえる結果となった[図4]。

家での過ごし方/ライフスタイルの変化

「スペックよりもライフスタイルに合うか」を重視 84.0%

引っ越しを検討する際の考え方について聞いたところ、 「物件は単純なスペックではなく、自分のライフスタイルに合っているかで選ぶ」(「とてもあてはまる」「ややあてはまる」の合計:84.0%)は、コロナ前より7.8ポイント増加した[図5]。

「学校や会社から遠くても広い物件に住みたい」(同46.2%)は、8.8ポイント増加しており、コロナ禍を経て、利便性だけでなく、ライフスタイルや広さに余裕がある物件に住むことを重視する人が増えていることがわかった[図6]。

また、「家賃が高くても自分の好きな街に住みたい」(同43.6%)も4.2ポイント増加しており、好きな街に住むことを優先したいと考える人が増えた結果が、平均家賃の増加 (P.2[図1])にも影響をしていると考えられる[図7]。

ポストコロナの家の中での過ごし方、「料理」「仕事」「友達を呼ぶ」が増加

家の中での過ごし方は、コロナ前は「テレビや動画、映画鑑賞」が最も多かったのに対し、ポストコロナは「料理をする」が1位となった。

コロナ前と比較すると、「料理をする」(60.2%)が11.5ポイント、「仕事/勉強」(37.9%)が9.8ポイント、「電話/音声通話」(27.5%)が8.1ポイント、「友達を呼ぶ」(24.2%)が8.3ポイント、「インテリアや飾りつけにこだわる」(19.0%)と「エクササイズやトレーニング」(18.9%)が6.3ポイントずつ増加。自炊や仕事に加え、人とのコミュニケーションや、エクササイズをしたりインテリアにこだわるなど、家の中の過ごし方やライフスタイルも人それぞれ多様化し、暮らしを楽しむ工夫をする人も増えているようだ[図8]。

コロナ前より、夜間利用やテイクアウト可の飲食店・スポーツジム・銭湯の需要が増加

家の周辺環境について、「あってほしい」と思う施設や場所を聞いたところ、「スーパー」(75.8%)、「コンビニ」(69.7%)、「ドラッグストア」(64.5%)となり、近所で日用品の買い物ができることが重要だと考える人が多いようだ。

一方コロナ前と比較すると「夜間営業している飲食店」(22.5%)が6.2ポイント、「テイクアウトができる飲食店」(32.0%)が6.0ポイント、「スポーツジム」(15.9%)が6.1ポイント、「銭湯・サウナ」(22.7%)が5.2ポイント増えている。

夜間に利用できることやテイクアウトできることなど、飲食店に求めることもコロナ禍を経て変化している様子がうかがえるほか、自宅周辺で通えるスポーツジムや、気軽に汗を流せる銭湯やサウナを求める人も増えていることがわかった。

また、「広い公園」(28.9%)は3.2ポイント、「川や海」(13.5%)は1.5ポイント微増しており、自宅周辺の自然環境への関心も高まっているのかもしれない[図9]。

多様なライフスタイルに合わせた部屋選び

趣味が「家庭菜園」の人は「街の雰囲気」を、「動画配信」の人は「間取り」を重視

引っ越しを検討する際に重視している項目を「趣味」別で見ると、「家庭菜園」が趣味の人は、全体と比較して「街の雰囲気」(全体より25.6ポイント多い)、「壁の構造/遮音性」(24.8ポイント多い)、「日当たり」(19.5ポイント多い)を重視する割合が多いことがわかった。

趣味が「動画/ライブ配信」の人は「広さ/間取り」(10.3ポイント多い) 、「エクササイズ・ヨガ」の人は「築年数」(21.0ポイント多い)をはじめ、「日当たり」「街の雰囲気」(各16.4ポイント多い)の重視率が高く、趣味によって重視する点が異なる様子が見られる[図10]。

「仕事にやりがいを感じている」人は「騒音」と「最寄り駅までの距離」を重視

趣味以外でも、「仕事にやりがいを感じている」人は「周囲の騒音」(全体より12.8ポイント多い)、「最寄り駅までの距離」(12.6ポイント多い)を重視し、「ペットを飼っている」人では「ペットの可否」(40.4ポイント多い)はもちろんのこと、「周囲の騒音」(16.7ポイント多い)、「築年数」(15.3%多い)の重視率が高く、それぞれの価値観やライフスタイルによって物件選びが変わる様子がうかがえる結果となった[図11]。

趣味が「トレーニング」「ラン」「アウトドア」の人は、近所に「広い公園」を求める

家の周辺にあってほしいと思う施設や場所について「趣味」別で見てみると、「ジム・トレーニング」好きは、全体と比較して「スポーツジム」(44.5ポイント多い)、「銭湯・サウナ」(14.5ポイント多い)を希望。トレーニングとその後のリラックス環境を重視している。

「ランニング・ウォーキング」が好きな人は「カフェ・喫茶店」(20.5ポイント多い)、「夜間営業している飲食店」(20.0ポイント多い)、「キャンプ・BBQなどのアウトドア」好きの人は「川や海」(19.9ポイント多い)、「銭湯・サウナ」(16.2ポイント多い)を求める人が多く、また、3項目で共通して「広い公園」が人気だった。体を動かすことやアウトドアの趣味を持つ人は、物件選びにもその趣味が反映されることがうかがえる[図12]。

多様化する物件探し

「内見(訪問)」した物件数は「コロナ前」2.71回<「ポストコロナ」2.84回で微増

物件探し中の「内見数」についてコロナ前後で比較すると、内見(訪問)の平均回数はコロナ前2.71回に対し、ポストコロナでは2.84回と増加しており、コロナ禍でも内見を希望する人が多いことがわかった。一方、コロナ前の内見に行った件数は「3件」(24.9%)が最も多かったのに対し、ポストコロナでは「1件」(25.3%)が最多で、物件数を絞って内見に臨む人も同様に増えているようだ[図13]。

「オンライン内見」については経験率が42.3%で、コロナ前より11.4ポイントと大幅に増加している。内見平均回数も、コロナ前の「2.80回」から「3.05回」と増加。「オンライン内見」で自宅から自由に気になる物件をチェックするというスタイルも定着しつつあるようだ[図14]。

住む前に街の雰囲気など周辺環境を調べる人が増加。デジタル利用で物件探しも多様化

住む部屋を決めた当時、街の雰囲気や周辺環境について事前に調べたという人は、コロナ前の81.2%からポストコロナは89.5%と8.3ポイント増加し、約9割の人が何かしらの方法で調べていることがわかった[図15]。

<調査概要>
●調査期間: 2022年4月29日(金)~5月1日(日)
●調査機関: ディーアンドエム
●調査方法: インターネット調査
●調査対象地域: 全国
① <ポストコロナ層>
1年以内(2021年4月以降)に賃貸物件に引っ越したことがありその際自身で物件選びをした(580人)および今後1年以内に自身で物件選びを行って賃貸物件に引っ越す予定がある(13人)15~49歳の男女 計593人
② <コロナ前層>
コロナ前(2010年~2019年)に賃貸物件に引っ越したことがあり、その際自身で物件選びをした経験がある15~49歳の男女 計579人
※調査結果の数字はポストコロナ層/コロナ前層各600人となるようウェイトバック集計を行っている。
※本リリース上のスコアの構成比(%)は、小数第2位以下を四捨五入している。グラフ上の数字の合計と表示されている合計値は一致しない場合もある。

出典元:ハウスコム会社

構成/こじへい


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