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走り、デザイン、パフォーマンス、すべてにおいてプレミアムな進化を遂げたプジョー「308」

2022.06.23

9年ぶりにフルモデルチェンジを受けた「308」。ボディサイズは先代よりもひとまわり大きくなった。ヘッドライト形状は写真のアリュールではLED、GT系グレードではマトリックスLEDヘッドライトが奢られる。

力強く大胆に変貌を遂げた新世代のプジョー

 フェイス部分の両端に鮮やかに光るシグネチャードデイライトや眼光鋭いヘッドライト、前後フェンダーに走る彫りの深いキャラクターラインなど、新型プジョー308は一瞥しただけではどこのブランドのクルマか判断し難い、印象的なデザインが与えられた。このモデルからエンブレムが刷新されたことも多分に影響しているのだろう、そこに描かれる劇画チックなライオンの横顔は、力強く大胆に変貌を遂げた新世代プジョーをそのものを表しているようにも見える。

 大きく変わったのは何もエクステリアデザインだけではなく、インテリアにも同じことが言える。小径ステアリングホイールの上端奥にメーターを配置したプジョー独自の運転席レイアウト“i-Cockpit”は、新型のデジタルヘッドアップインストルメントパネルを採用して視認性を向上。センターコンソールには10インチの大型タッチパネル式モニターを据え、空調やエンターテインメント系の機能を集約している。GTグレードにはそのモニター直下にこちらもタッチ式のショートカットキー“i-toggle”を配置するなど、先進性と機能性に溢れる設えとなっている。内装のパネルやトリムはグレードによってレザーとファブリックを効果的に使い分けるなど、質感が大幅に向上している。

 その走りっぷりもすっきり鮮やかだ。308では同じボディで1.6ℓプラグインハイブリッドと1.5ℓ直4ターボディーゼル、1.2ℓ直3ガソリンターボの3種類からパワートレインを選べる“POWER of CHOICE”を設定。今回はディーゼルとガソリンの純内燃機関モデルを試したが、それぞれの違いは明確だった。

 ディーゼルは太いトルクを生かした力強さが印象的。低回転域からもりもりと強力なトルクを発生し、ワインディングロードもグイグイと駆け上がってくれる。信号待ちからのダッシュや追い越し加速などでもまったく痛痒を覚えることはなく、常に高いドライバビリティを発揮してくれる。一般道ではエンジンが少しガラガラとした音を伝えてくることもあったが、回転フィールそのものは滑らかで振動の類いは感じられず、高速に舞台を移せば音も含めてまったく気にならないほどマナーは洗練されていく。

 個人的にはもう一方のガソリンが気に入った。1.2ℓという小排気量ながら、パワーに物足りなさを覚えることはなく、変速ショックがほとんどない滑らかな8速ATとのマッチングも抜群。その軽やかな回転フィールを味わいながら、高回転まで引っ張って元気に走らせられるのがいい。それはまさにヨーロッパの田舎道でかっ飛んでいる元気のいいハッチバックの扱いかたそのもので、自分自身がクルマとともに一体になって操れる良さが308にも備わっているというわけだ。サスペンションはダンパーのストロークを生かしながら滑らかに働き、快適な乗り心地を提供し続けてくれて、ワンランク上のサルーンを操っているかのような上質さがある。内外装の静的質感の高さはもちろん、走りの質感も大幅にレベルアップしたのが最新の308である。

 ハッチバックというと実用性を最優先に仕立てられがちだ。使い勝手のいい、生活を支えるクルマならではといえるが、新しい308はそこだけに留まらないパフォーマンスを備えたモデルに成長した。これまでこのクラスはフォルクスワーゲン・ゴルフが全方位でのバランスがとれたハッチバックのお手本として評価を得てきたが、新しい308はそれを上回るほどの性能と個性を身につけたように思う。ハッチバックは財布の軽い若者のクルマという印象が強いが、308に関していえばそれは当てはまらない。もちろん装備内容まで考えればリーズナブルなことは間違いないが、それを考えずとも積極的に選びたくなるクオリティの高さを有し、所有欲も満たしてくれるプレミアムハッチへと変貌を遂げている。大人の賢い選択してとしてふさわしい一台である。

外観と同様にシャープなデザインで設えられたコクピット周り。インフォテインメントも進化し、「OK、プジョー」の合図でナビや空調などの機能を操作できるボイスコントロール機能も用意される。

ハザードスイッチなどは機械式のまま残されていて使いやすい。シフトセレクターはトグル型のスイッチとなりセンターコンソール周りもすっきりとした。その手前にはドライブモードセレクターを配置。

テップレザーとファブリックの表皮を組み合わせた、アリュール・グレードのフロントシート。GT系のグレードではテップレザーとアルカンターラのコンビとなりデザインも異なる。掛け心地は上々。

先代よりもホイールベースが延長されたことにより、後席足元も30mm伸びた。加えて全幅、全高ともそれぞれ広がっており、大人でも無理なく寛げる空間を実現した。このあたりの作りの巧さはプジョーならでは。

トーションビーム式リアサスペンションのためほとんど張り出しがなく、すっきりと使いやすそうな形状のラゲッジルーム。容量は通常時で412ℓ、6:4分割のリアシートを前倒しすれば1323ℓまで拡大できる。

フロントと同様に、リアコンビネーションランプもグレードによって形状が異なる。抑揚に富んだキャラクターラインのおかげだろう、ハッチバックながらも伸びやかで躍動感に溢れるのが新型308の特徴だ。

<SPECIFICATIONS>
プジョー308アリュール
ボディサイズ:全長×全幅×全高:4,420×1,850×1,475mm
車重:1,350kg
駆動方式:FWD
トランスミッション:8速AT
エンジン:直列4気筒ターボ 1,199cc  
最高出力:96kW(130PS)/5,500rpm
最大トルク:230Nm(23.5kgm)/1,750rpm
価格:3,053,000円〜(税込み)

問い合わせ先:プジョー 0120-840-240

TEXT:桐畑恒治(AQ編集部)

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