今どきのビジネスパーソンは、仕事とプライベートのどちらに重きを置いている人が多いのだろうか?
また、社会人の何割が職場恋愛を経験したことがあるのだろうか。
ライボはこのほど、923人の社会人男女を対象にした「仕事と恋愛に関する意識調査」の結果を発表した。
仕事とプライベートで優先したいのは「プライベート」派が71.3%
仕事と恋愛どちらに比重を置くかについて聞くと、「仕事」が18.4%、「どちらかといえば仕事」が45.1%となり、63.5%が“仕事派”だとわかった。
属性別で見ても、男女別及び全年代において“仕事派”の回答が過半数を占める結果になった。年代別で“仕事派”の割合を見ると、50代が53.6%で最も低く、30代が69.5%で最も多かった。
仕事とプライベートでどちらを優先した働き方をしたいか尋ねると、「プライベート」が32.7%、「どちらかというとプライベート」が38.6%となり、71.3%が“プライベート派”だと判明した。一方、実際はどちらを優先した働き方をしているか聞くと、「仕事」が22.4%、「どちらかといえば仕事」が36.5%となり、58.9%が“仕事派”であるという事実が明らかになった。
全体の73.6%がこれまで「職場恋愛の経験なし」
職場恋愛についての印象では「ポジティブ」が17.0%、「どちらかといえばポジティブ」が40.8%となり、57.8%が“ポジティブ派”という結果になった。属性別で見ても、男女別及び全年代において“ポジティブ派”が過半数を占める結果となった。
職場恋愛の経験有無については、全体の73.6%が「ない」と回答し、「経験あり」は26.4%という結果に。経験ありと回答した人のみを対象に、職場恋愛をした相手は誰かと聞くと、「同僚」が51.7%と最多で、次いで「職場の先輩」が14.3%、「職場の後輩」が11.1%となった。最も少ない回答だったのは「取引先等の外部関係者」で、2.9%だった。
職場恋愛をしたいか否かについては「したくない」が34.1%、「どちらかといえばしたくない」が34.1%となり、68.2%が“したくない派”だとわかった。一方、“したい派”は31.8%だった。
属性別で見ても、男女別及び全年代において“したくない派”が過半数を占める結果になった。男女別の“したくない派”の割合は、男性が63.8%、女性回答が75.8%で差があった。年代別の“したくない派”の割合を見ると、最多は50代で76.8%だった。
全体の69.7%が恋愛は仕事にプラスの影響を与えると回答
職場恋愛を“したい派”と“したくない派”それぞれの理由を聞くと、“したい派”の最多回答は「生活リズムが合いそう」(49.5%)、“したくない派”の最多回答は「破局した時に居心地が悪い」(60.8%)だった。
恋愛が仕事にどのように影響するか尋ねると、「すごくプラスに影響する」が13.7%、「プラスに影響する」が25.1%、「ややプラスに影響する」が30.9%となり、合算した69.7%が “プラスの影響派”だとわかった。
また、“プラスの影響派”と“マイナスの影響派”それぞれの理由を見ていくと、“プラス派”の理由では「恋人の存在が仕事のモチベーションになる」が69.1%で最も多く、“マイナス派”の理由では「メンタルがブレてやる気がなくなる」が54.2%で最多だった。
<調査概要>
調査対象者 :全国 / 男女 / 20~50代
調査条件 :1年以内~10年以上勤務している社会人
20人~1000人以上規模の会社に所属
調査期間 :2022年5月25日~5月30日
サンプル数 :923人
調査方法 :インターネット調査
出典元:株式会社ライボ
構成/こじへい