おさえておきたい気になる企業の最新動向を解説します。
おさえておきたい企業動向
日本電産は車載用モーターの業績を回復し後継者問題を解決できるか?
日本を代表する精密モーター企業、日本電産が4月21日に驚きの発表をしました。後継者の最有力候補と目されていた関潤氏を最高経営責任者から外し、最高執行責任者へと降格。創業者である永守重信会長を再び最高経営責任者へと戻したのです。 永守氏は1944年8月生まれの77歳。現役で経営の第一線を走っているとはいえ、後継者選びが避けられない年齢です。
【参考】https://dime.jp/genre/1399649/
ぐるなびは復活できるのか?コロナ禍で激変した飲食店の検索手段
飲食店探しの鉄板ツールとして長らく王座に君臨していた「ぐるなび」が、新型コロナウイルス感染拡大以降の大幅な売上減から回復できません。2021年10-12月の売上高は34億5,600万円。この数字はコロナ前の2019年10-12月のわずか4割です。 競合の「食べログ」の同期間の売上高は53億800万円。コロナ前の7割以上まで回復しました。なぜ、ぐるなびはこれほど苦戦しているのでしょうか?
【参考】https://dime.jp/genre/1404347/
一世を風靡した「プリントゴッコ」から撤退しても理想科学工業が息の長い経営を続けられる理由
かつて暑中見舞いや年賀状シーズンになると、大活躍した製品があります。プリントゴッコです。1996年に累計販売台数が1,000万台を突破した大ヒット商品です。当時の総世帯数が4,300万なので、単純計算で4世帯に1台はプリントゴッコがあったことになります。製造していたのは「理想科学工業」です。 家庭用印刷機という画期的なものでしたが、パソコンが普及するにつれて需要が縮小し、2008年6月に販売を終了。2012年12月に消耗品の取り扱いも停止し、プリントゴッコ事業から完全に撤退しました。
【参考】https://dime.jp/genre/1408621/
構成/DIME編集部