コンビニで買える話題の海外系スイーツ!生カヌレ・台湾カステラなどのお味は?
マリトッツオやトゥンカロン、クロッフルなど、近年止まらない海外発のスイーツブーム。
今回はそんな波に乗り、コンビニで気軽に買えるおすすめ海外系スイーツ3種をレビューします。
海外系スイーツブームの波はコンビニにも!
2004年頃に有名パティスリーから発売されたことでブレイクしたフランス菓子のマカロンや、若い世代から広まりすっかり定番化した台湾のタピオカ、昨年一大ブームを起こしたイタリアのマリトッツオなど、何かと話題が尽きない海外発祥のスイーツたち。
ブームの波は2022年も留まることなく、今年も「ポストマリトッツオ」の呼び声高い海外系スイーツが続々と登場しています。
その影響はコンビニスイーツ界まで押し寄せており、近頃はパティスリーやカフェにいかずとも手軽におしゃれな海外系スイーツが味わえるようになりました。
①生カヌレケーキ(ファミリーマート)
価格:158円(税込)
発売日:2022年5月31日
カロリー(1包装あたり):236lcal
その他の栄養成分(1包装あたり):たんぱく質3.3g、脂質9.6g、炭水化物34.1g、食塩相当量0.1g
※沖縄県では取り扱い無し
ファミマの生カヌレケーキは、フランスの伝統菓子であるカヌレをベースにアレンジを加えたオリジナルスイーツです。
発売してすぐにインスタグラムを中心に人気が拡散され、「やっと買えた」「158円でこの美味しさはやばい」と話題になっていました。実際に筆者も「食べてみたい」と思ってからファミマに通い3度目でようやくゲットしたので、気になっている人は見かけたら即購入がおすすめです。
カヌレとはフランス・ボルドー地方の伝統菓子で、正式名称は「カヌレ・ド・ボルドー」。日本では1990年代に1度ブームになり、近年は映えるデコレーションが施された「進化系カヌレ」が再燃しつつあるのだそう。
「カヌレ=溝のついた」という名の通りあのボコボコした形が特徴ですが、こちらの生カヌレケーキはドーナツ型で見た目にはカヌレ感はありません。
中心にある穴には生クリーム入りホイップクリームがたっぷり。試食してみると、表面のパリッとした香ばしさや中のもっちり感、洋酒の風味を感じます。
カラメルっぽさはありますが本場のカヌレのようなほろ苦さはあまりなく、生地もクリームもしっかり甘みがついています。パッケージにある通りカヌレ「風」のケーキ、もしくは新感覚の菓子パンだと思うと十分満足できる美味しさでしょう!
このサイズでもけっこうどっしりしていたので、朝食や小腹が空いたときにも良いかもしれません。
②台湾カステラ ホイップ&カスタード(ローソン)
価格:235円(税込)
発売日:2022年5月10日
カロリー(1包装あたり):281lcal
その他の栄養成分(1包装あたり):たんぱく質6.3g、脂質17.4g、炭水化物25.1g、食塩相当量0.2g
こちらはローソンの人気スイーツ「台湾カステラ」より、2022年5月に登場したホイップ&カスタードバージョン。バラエティ番組「ジョブチューン」で一流シェフが絶賛し、満場一致合格になったことで一気に拡散されました。
台湾カステラの特徴である「ふわしゅわ食感」の生地に、優しい甘さのホイップクリーム、隠し味程度のカスタードが入っており、シンプルながらハマる人が続出しているバズりスイーツです。
見た目からしてふわっふわで、ちょっと力を入れるだけで簡単に潰れてしまうくらいの柔らかさ。紙製のカップはついていますが持ち歩きには向かないかもしれません…
焼きたてのシフォンケーキのような軽い生地は大人も子供も好きな卵風味。なめらかでほんのり甘いクリームがよく合っています。
甘ったるすぎず、かといって淡白なわけでもなく、何個でも食べられそうな軽めのおやつといった感じ。なるほど、これはクセになるのも納得という美味しさでした!
③ココナッツバターMochi(セブン-イレブン)
価格:194.40円(税込)
発売日:2022年6月7日
カロリー(1包装あたり):174lcal
その他の栄養成分(1包装あたり):たんぱく質2.0g、脂質7.3g、炭水化物25.1g、食塩相当量0.07g
ココナッツバターMochiは、セブンで開催中の「ハワイときめきグルメ旅」のラインナップのひとつ。グルメを食べてハワイ気分を楽しもう!といったコンセプトで、ハワイ州観光局公認商品が全13種類発売されています。
もち粉を使用した焼き菓子と聞くとちょっと変わったスイーツに思いますが、もち粉を使うのはハワイの家庭料理では割と定番なのだとか。移民によって持ち込まれた秋田県の郷土料理「バター餅」がハワイで広まり、もち粉のケーキになったという説もあり、日本との意外な繋がりもあるお菓子ということです。
パッケージを開けると漂ってくるのはココナッツの香り。見た目は普通のスティックケーキなのです。
食感はもっちり・ねっとり系で、ケーキというより和菓子っぽい感じ。ココナッツバターなので海外のクッキーのような味を想像していたのですが、味の方も意外と和風で、優しい甘さです。
パッケージの品名に「和生菓子」と書いてある通り、お茶請けとして日本茶に合いそうなお菓子だなという感想でした。なんともいえない新食感な味だったので、ココナッツ味が好きな人はぜひ試してみてください。
コンビニで話題のスイーツを味わおう
移り変わりが激しいスイーツブーム。都内の有名パティスリーやカフェで味わうのも良いですが、手軽に楽しむならコンビニがおすすめです。会社帰りやテレワークの休憩タイムに、コンビニで流行りのスイーツを味わってみてはいかがでしょうか。
文/黒岩ヨシコ
編集/inox.