想像していた性格と違った、服のセンスにがっかりしたなど、相手に抱く理想の姿と現実がズレていたために、気持ちが冷めてしまった経験をしたことがある人は多いのでは。
そこでウェブスターマーケティングが運営するLoveMA(ラブマ)は、全国の男女500人を対象に「異性に対して幻滅した瞬間」についてアンケート調査を実施。回答結果をグラフにまとめて公開した。
出会ってからの期間が短ければ短いほど、異性に幻滅しやすい?
「ちょっと良いなと思っていた異性に幻滅した瞬間はありますか?」と聞いたところ、およそ8割の人が「幻滅したことがある」と答えた。
「恋は盲目」と言うように、完全に好きになってしまうと、なかなか冷静に判断できないことが多い。
一方、気になっている段階だと冷静さを残しているので、意外にもふとした瞬間で簡単に冷めてしまうことがあるようだ。
続いて「ちょっと良いなと思っていた異性に幻滅した瞬間はと出会ってからどのくらいでしたか?」と質問を行った。すると出会ってからの期間が短ければ短いほど、異性に幻滅しやすいという結果に。
出会って間もない頃は、相手のことをよく知らず、理想を抱きがち。そのため、自分の理想としていた相手の人物像と違ったときに、「がっかりする」「幻滅する」といった感情が生まれてしまうのかもしれない。
「ちょっといいなと思っていた異性との関係性はなんでしたか?」と聞いたところ、多くの人が「仕事関係の人」や「友人」に幻滅すると答えた。
会社では、人や仕事への態度を見ることができるので、そういったシーンでふとした相手の行動や性格に幻滅してしまったという意見も。特に忙しい職場では、その人の本性が垣間見えてしまうようだ。
また、友人とは仲が良い分、気を使わずに自分の性格をありのままに出してしまう人が多いよう。そんなふとした友人の瞬間に、ガッカリしたという意見が挙がっていた。
3番目に多かった「初対面の人」への幻滅は、最初のイメージとマナーや見た目への気遣いが一致しておらず、幻滅したと答えている人も多い。
実際に起こったガッカリエピソード集
では具体的にどのようなことにガッカリしているのだろうか。「ちょっと良いなと思った異性に幻滅したエピソードを教えて下さい」と聞いたところ、回答は以下のような回答が得られた。
・飲み会での席で知り合った彼。最初は離れた所で見ていましたが、いざ自分の目の前にくると鼻毛が出ていました。一瞬でトキメキが冷めてしまいました。(40代女性/パート・アルバイト)
・少し臭うなと思った時に、臭いの元を辿ったら男性の服からその臭いが漂っていました。かっこいいと思っていただけににおいケアができていないことにガッカリしました。(20代女性/大学生・大学院生)
・性格も見た目もすごく好みで良い方だったのですが笑った時に歯茎すっごくでていて鳥肌が立ってしまい生理的に受け付けず幻滅してしまいました。(30代女性/パート・アルバイト)
・食事の仕方が汚かった(食べこぼしなど)(20代女性/会社員(総合職))
・友達の紹介で知り合った人と初めて食事に行った際、座敷のお店に行ったのですが、相手が靴を脱ぐ際に脱ぎ散らかして靴をそろえなかったことに幻滅してしまいました。この人は家でもこんな感じでだらしないと思うと恋愛対象にはならないと思いました。(40代女性/パート・アルバイト)
・一緒に飲食店へ食事をしに行った時に、店員さんに対してタメ口を使って威圧的な態度をとっており、また、店員さんに対して感謝を伝えることがなく、飲食店でアルバイトをしている私にとっては嫌な気持ちになってしまいました。(10代女性/大学生・大学院生)
顔の特徴や匂い、毛の処理など、人によって様々なきっかけで幻滅していた。中でも印象的だったのが、「鼻毛で幻滅」したエピソードだ。
コロナ禍で口元のケアをしていなかったためか、「こぎれいにしている人だったのに鼻毛が出ていて幻滅した」などのエピソードがいくつもあった。
またマナーや常識は育ってきた環境で身に付くもの。マナーに厳しい家庭で育った人と、マナーにうるさくない家庭で育った人では、マナーや常識を守ることへの意識の差がある。そういったマナーへの意識の差から「ガッカリ」や「幻滅」に繋がってしまうのかもしれない。
調査概要
調査対象:10代〜60代の男女
調査日:2022年5月24日〜5月25日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査機関:自社調査
調査人数:500人
調査対象の年齢:10代:4人、20代:120人、30代〜40代:329人、50代:40人、60代:7人
関連情報:https://lovema.jp/koikatsu/genmetsu
構成/Ara