外務省がドバイの感染症危険情報をレベル1に変更
新型コロナウイルスの世界的な流行より国境は閉鎖され、海外旅行は望むべくもない状況が続いていたが、感染状況も落ち着き、ようやく回復の兆しが見えてきた。
外務省は2022年5月26日付で、アラブ首長国連邦(UAE)の感染症危険情報をレベル1「十分注意してください」に見直しを行ったのだ。
これにより、UAEから日本への帰国については、帰国時の検査および帰国後の待機が不要に。ただし、渡航先から出国前72時間以内のPCR検査証明書の提出は、どの国からの帰国者も必要となるため、UAEからの帰国者も継続して必要となる。(2022年6月14日現在)
一方、ドバイへの入国については、世界保健機関(WHO)やUAEが承認しているワクチンを2回以上接種済みで、QRコード付きのワクチン接種証明(英語)を提示できる場合は、陰性証明の取得は不要。安心して旅を楽しむため、ドバイへ旅行に行かれる場合は、必ず自身で最新情報の確認を。
このような状況下、ドバイ経済観光庁からドバイに4日滞在するなら〝旅程に組み込んでもらいたいアクティビティ8選〟に関するリポートが届いた。同庁によれば、「より一層ドバイへの旅行を楽しめる」とのことなので、さっそく概要を紹介していこう。
世界有数の絶景コースでゴルフ体験
ドバイには、世界有数のコースが揃い、毎年有名なプロゴルフトーナメントが開催されている。
スリンク・ドバイ・デザート・クラシックやオメガ・ドバイ・ムーンライト・クラシックの開催場所として人気の高い、エミレーツ・ゴルフクラブをはじめとする本格的なコースから、トップゴルフ・ドバイのようなカジュアルなゴルフ練習場所まで、すべてのゴルフファンが好きなスタイルで楽しめる。
日本との時差が5時間と少ないドバイだが、現地時間に早く慣れるためにも初日はゴルフで体を動かし、ドバイの外気を感じてみてはいかがだろうか。
都会から離れ大自然を楽しめるグランピング
ドバイ中心部から車で90分ほどで、雄大なハジャール山脈に囲まれたハッタに到着する。ドバイは都会的なイメージがあるが、大自然が中心部から近いのも魅力のひとつだ。
このハッタ・エリアでは、カヤックやハイキングを楽しむなど、アウトドアアクティビティを存分に楽しめる。
せっかく足を延ばしてハッタを訪れた方は、ハッタ・セドル・トレーラーズで1泊グランピングを体験してはいかがだろうか。地域初のトレーラーホテルを備え、快適かつプライベートなグランピングを楽しめる。
食にこだわる人は、近くのハッタ・ハニービー・ファームの巣箱から採れる美味しい地元産の蜂蜜も試してみてほしい。
砂丘に挑むのは伝統的なラクダか、それとも4WDやサンドボードか
ドバイに旅をしたいなら、デザートサファリは欠かせない。デザートサファリには様々な楽しみ方があり、自身の好きなスタイルで楽しむことができる。
4WDに乗って、クアッドバイクの運転を学びながら、サンドボードで楽しむなどのアクティビティに加えて、プラチナム・ヘリテージでは、砂漠で伝統的なベドウィンの暮らしを体験できる、アル・マルムーン・ベドウィン・エクスペリエンスや、気球に乗って空から砂漠を楽しめるバルーン・アドベンチャーズのツアーを用意している。
アラビアの伝統が息づく極上スパ体験
ドバイは、あらゆる種類のスパやウェルネスを体験できることから、疲れを感じている人にとって、日常から抜け出して再充電するのに最適なウェルネス・デスティネーションだ。
JWマリオット・マーキスのサライ・スパでは、死海のヒーリングソルト、フランキンセンス、ローズとジャスミンのエキゾチックな香りを使った「アラビアン・ボディ・リチュアルズ」で、古代のヒーリング技術と地元で採れた天然素材を融合したトリートメントを提供。
ワン&オンリー・ロイヤルミラージュには、オリエンタルなハマムがあり、アラビアの伝統的なボディスチームを体験することができる。
さらに、250種65,000匹の海洋動物に囲まれたザ・ロスト・チャンバーズで「水中」ハタヨガクラスを受講したり、3,000種の動植物に囲まれたザ・グリーン・プラネットで熱帯雨林ヨガと瞑想を体験するなど、ユニークな体験も可能。
世界中のセレブが集まるゴージャスなビーチクラブ
ドバイのビーチクラブは、1年を通して太陽と海とビーチを満喫できる場所として、世界中のセレブや旅行者から高い評価を受けているスポットだ。
ミコノス島のプサロ・ビーチを彷彿とさせる雰囲気のナンモスは、フォーシーズンズ・リゾート・アット・ジュメイラ ビーチ内に併設され、アラビア海やドバイの象徴的なスカイラインを同時に眺めながら贅沢なひとときを過ごすことができる。
また、パークハイアットの美しいラグーンに面したトウィギー・バイ・ラカンティーンでは、カジュアルかつエレガントな雰囲気の中で、ビーチフロントの美しい景色を楽しみながら、地中海の影響を受けた美味しいお料理に舌鼓を打つことも。
この他にも、多くのビーチクラブが点在するドバイで、あなたのお気に入りを探してみてはいかがだろう。
ピザ作り、職人技、シュガークラフトなど旅をしながらスキルを学ぶ
ドバイでは、旅をしながら、新しいスキルを学ぶこともできる。オー・ラ・ラボが主催する「ケミストリー・オブ・オー」では、香りのワードローブを作成し、自分だけのフレグランスを作ることができるのだ。
その他にもインターナショナル・センター・フォー・カリナリーアーツ(ICCA)では、ピザ作り、職人技、シュガークラフト、ジェラート作りなど、基本からプロのシェフになるためのトレーニングまで、それぞれのスキルに合わせたクラスを開催している。
2071年の未来が体験できる未来博物館(ミュージアム・オブ・ザ・フューチャー)
2022年2月にオープンした未来博物館は、ドバイ未来財団が創設し、通常の博物館とは異なり、展示、体験型シアター、テーマ型アトラクションなどを組み合わせ、ドバイの未来を体験できるミュージアムだ。
展示には、バーチャル・リアリティ、 拡張現実、 データ分析、 人工知能、 ヒューマン・マシン・インタラクションなどの最新技術を採用し、2071年の未来を学び、体験することが可能。
博物館の建物自体がとても美しく、まさに近未来を体現している未来博物館は、今年のドバイ旅行では必ず訪れたい注目スポットである。
大人な時間を味わえる今年5月にオープンした最新ホテル
ドバイ国際空港から30分の距離にあるWドバイ ミナセヤヒは、2022年5月にオープンしたばかりの最新ホテルである。
世界のWホテルのサービスを、ドバイのパーム・ジュメイラの海岸線でも展開。終日オープンしているクラブ「ジンジャームーン」や、16歳未満は入ることができない館内のレストランなど、大人な時間を味わうのにはピッタリのホテルだ。
関連情報:https://www.visitdubai.com/ja
構成/Ara