6月23日から国内販売が開始される最新モデル「OPPO Reno7 A」
スマートデバイスブランドOPPOはこのほど、シンガポールのIT系市場調査会社「Canalys」の調べにより、2022年第1四半期のスマートフォンシェアで世界4位のブランドとなったことを発表した。
ヨーロッパ・中南米でのミドル~ハイエンド市場の成長が牽引
同四半期においてはスマートフォン市場が世界的な伸び悩みを見せる中、OPPOはヨーロッパおよび新興国市場にて安定した成長を続けている。
2021年第4四半期では、OPPOは初の自社開発NPU「MariSlicon X」を搭載した最先端のフラッグシップモデルFind X5シリーズを発表し、Mobile World Congress(MWC 2022)では、バッテリー寿命を2倍にする「150W SUPERVOOC」や、4500mAhのバッテリーをわずか9分でフル充電できる「240W SUPERVOOC」、OPPO 5G CPEシリーズの最新作「OPPO 5G CPE T2」など、様々な技術を発表した。
ヨーロッパ
2022年第1四半期は、OPPOのヨーロッパ市場でのシェアは5位だった。2018年にヨーロッパ市場に進出して以来、OPPOは研究開発への積極的な投資を通じて通信事業者の拡大、およびおよびヨーロッパ市場により適した多様なフラッグシップモデルを提供することに注力している。
また、ハイエンドフラッグシップのFind X5シリーズ、同社初のフォルダブルフラッグシップスマートフォン「OPPO Find N」、150Wと240Wの急速充電技術などの革新的なテクノロジーで、数々の国際賞を受賞している。
OPPOのミドル~ハイエンド製品はヨーロッパ市場で高い人気を博しており、前年比4%の成長で4位を維持し、12の国と地域でトップ5に入った。
ドイツ(前年比415%増)、アイルランド(同258%増)、ベルギー(同217%増)、スイス(同82%増)、イギリス(同53%増)など、これらの国で特に優れた実績を納めた。さらにハンガリーでは、市場参入から1年足らずの間に1395%の成長率を記録し、同国でのスマートフォンブランドトップ4となった。
新興国
OPPOは中南米でも強い存在感を示している。同市場では前年比34%増で5位にランクインした。通信事業者とのパートナーシップを強化しRenoシリーズを発売することで、中南米市場への参入からわずか2年でミドル~ハイエンドのスマートフォン市場最も人気のあるブランドのひとつとなった。
なかでもメキシコが堅調に業績を伸ばし、前年比19%の成長、シェア12%で4位になり、Renoシリーズにて400~599米ドルの中高価格帯市場をリードし続けている。
中東およびアフリカでは4位を維持している。進出して間もない南アフリカでは、前年比128%の成長率で3位となり、UAEでは7%のシェアで3位となった。
アジア太平洋地域
アジア太平洋地域では4位を維持し、東南アジアにおいては2位となり確固たる地位を築いている。なかでもタイでは2位、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールでは大きく成長し、3位の市場ランキングを維持している。
中国
長年スマートフォン市場をリードしてきた中国においては、2022年第1四半期でシェア2位を維持した。
2022年初頭にFind X5シリーズを発表し、一体成型のセラミックの美しい筐体に、優れたハードウェア、Hasselbladとの共同開発で実現した芸術的な映像と暗所撮影技術で、まさにハイエンド製品に対するユーザーのニーズに応えた製品となった。
「Global Mobile Awards 2022」にてディスラプティブ デバイス イノベーション賞を受賞した Find Nは、独自のヒンジ構造とデザインで、同四半期のフォルダブルスマートフォンの市場をリードしている。
また、OPPOは同社初となるタブレット端末「OPPO Pad」を発売し、優れたデザインとハードウェアで、市場で高い評価を受けた。今後も継続的な製品の革新と研究開発への投資により、中国市場におけるOPPOの競争力をさらに確実なものにしていく。
構成/KZ