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ベントレーの4ドアセダン「フライングスパー」に上級仕様のSバッジを装着したハイブリッドモデルが登場

2022.06.16

伝統ある「S」バッジを装着する初めてのハイブリッドモデル

ベントレーはドライバーにフォーカスした新たなSシリーズに、フライングスパーSを追加。6月23日~26日に開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで初公開すると発表した。

優れた動力性能、ドラマチックな佇まい、感動的なサウンドを新次元へと昇華させたベントレー最高峰の4ドアセダンがSシリーズの最後を締めくくる。フライングスパーSにはハイブリッドモデルも登場。ベントレーの伝統ある「S」バッジを装着する初めてのハイブリッドモデルによって、持続可能な未来に向けた「ビヨンド100」戦略が着実に一歩前進する。

フライングスパーは、自らハンドルを握るドライバーのためのクルマであると同時に、一切の妥協がない快適な乗り心地が長年評価されてきた。新型フライングスパーSも運転する歓びを追求したクルマであり、その点においては先日発表されたコンチネンタルGT SおよびGTC Sと同じだが、フライングスパーSのパワートレインには4.0リッターV8エンジンに加え、V6ハイブリッドが用意される。

フライングスパーにSモデルが仲間入りすることによって各モデルの特徴がより明確になりる。快適性を重視するユーザーには、「ウェルビーイング・ビハンド・ザ・ホイール」のコンセプトを掲げるフライングスパーアズールを、視覚・聴覚・触覚を刺激するドライビングを体験したいユーザーにはフライングスパーSが最適だろう。

爽快な走りを叶える2種類のパワートレイン

フライングスパーSはパワートレインを2種類から選択可能。どちらのパワートレインも巧みなエンジニアリングを通し、ベントレーの代名詞であるエフォートレスなパフォーマンスを損なうことなく、満足度の高いスポーティなドライビングを実現する。

フライングスパーSのV8モデルは、ベントレー最先端の4.0リッターV8エンジンを搭載し、最高出力550PS、最大トルク770Nm、0-62mph加速わずか4.0秒、最高速度は198mph(時速約318km)を発揮する。

V8モデルは「ベントレーダイナミックライド」を標準装備し、急カーブ時は、ベントレーダイナミックライドが0.3秒以内に最大1300Nmのアンチロールトルクを発生させてボディを水平かつ安定した状態に保ち、巡航時は左右ホイールをデカップリングすることによってスムーズかつしなやかなや乗り心地をもたらす。

さらに「エレクトロニック オールホイール ステアリング」も標準装備される。低速時にはこのシステムによって後輪が最大で 4.2度、前輪と逆方向に切られ、回転径が小さくなって敏捷性が向上する。高速時には後輪が前輪と同じ方向に操舵されるため、車線変更や追い越しの際の安定性が確保され、自信溢れる走りが可能となる。

街乗り中心のドライバーや環境重視のドライバーに向け、ハイブリッドパワートレインも用意。2.9リッターV6ガソリンエンジンと高度な電気モーターの組み合わせにより、システム最高出力544PS、最大トルク750Nm、0-62mph加速はV8モデルよりわずか0.1秒遅れの4.1秒で、加速性能も申し分ない。電気のみの航続距離は最長で41km、1km当たりのCO2排出量はわずか75g(WLTP)となる。フライングスパーハイブリッドSはベントレー史上最高の効率性を誇る。

この2種類の高性能パワートレインはサウンドも素晴らしく、聴覚が刺激されることによってベントレーらしい走りがさらに際立つ。V8搭載のフライングスパーSは、スポーツエキゾーストの設計見直しによってサウンドの質が向上。フライングスパーハイブリッドSでは(スポーツモード時の)エンジンルーム内のサウンドにこだわり、Sモデルのスポーティなキャラクターにマッチしたサウンドでドライバーの気分を盛り上げつつ、リアキャビンの静粛性は維持する。

気高く凜とした佇まいのエクステリアデザイン

フライングスパーSはどのエクステリアカラーを選んでも、ブラックのブライトウェアが逞しく気高いルックスを演出する。クルー本社のデザインチームは、明るく輝くメタルパーツを減らすことによってクルマのフォルムに自然と目線を惹き付け、より低くワイドな印象を与えることに成功している。このフォルムからベントレーらしいスポーティさが漂う。

さらにグロスブラックのバンパーロアグリル、ダークティントのヘッドライトとリアライト、ブラックのクアッドテールパイプフィニッシャー、フロントフェンダーの「S」バッジなどがエクステリアをぐっと引き締める。グリルとサラウンドはブラックグロスで統一され、縦型のバーチカルベーンがそそり立つ。トランクリッドに装着された「ウイングドB」のバッジと「BENTLEY」のロゴだけがブライトクローム仕上げとなっており、ひときわ目を引く。

なお、Sモデルには完全新設計の22インチホイールが用意される。Y字型の5本スポークの仕上げは「グロスブラック」または新登場の「ペールブロガーサテン」を選択できる。加えて、グロスブラック仕上げとブライトマシニング仕上げを施した21インチトライスポークホイールもSモデル専用として用意される。どのホイールを選んでも標準装備されるレッドのブレーキキャリパーがホイールに映え、Sモデルのスポーティな魅力がさらに引き立つ。

見ても触れても最高のインテリア

滑らかなレザーとソフトな起毛仕上げのダイナミカを組み合わせたフライングスパーSのインテリアは、クルー本社のレザーショップでハンドクラフトされる。そんなSモデルのパフォーマンスを予感させるようなツートンカラースプリットがオーナーのイマジネーションを掻き立てる。

スエード調の素材であるダイナミカは、ヒーター付きステアリングホイール、ギアレバー、シートクッション、シートバックレストに配置され、レザーハイドはシートボルスター、ドアパッド、インストルメントパネル周り、コンソール周りに配置される。

さらに、Sデザインのフルートシートはオプションでキルティングを選択できる。各シートのヘッドレストには「S」のエンブレムが刺繍される。無償オプションでベントレーウイングの刺繍に変更することも可能だ。

ドライバーインストルメントパネルはモータースポーツとゆかりの深いクロノメーターからインスピレーションを得たデザインで、コンチネンタルGTスピードと共通のグラフィックを採用。フェイシアの金属製「S」バッジはインテリアのさりげないアクセントとなり、イルミネーテッドトレッドプレートには「Bentley Motors Ltd」の代わりに「S」のデザインが刻まれる。

グッドウッドにて初公開

この新しいSシリーズは、6月23日(木)から6月26日(日)まで開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて初公開される。フライングスパーS、コンチネンタルGT S、コンチネンタルGTC Sが「ファーストグランス」クラスとしてヒルクライムに登場し、イベント開催中はパドックに展示。有名なレーシングカーをはじめとする新旧のベントレーも併せて展示され、ターボチャージャー付きベントレーの誕生40周年を祝う。その血統を受け継ぐ最新モデルがSシリーズとなる。

関連情報
https://www.bentleymotors.jp/


構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)

 

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