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20年ぶりにル・マン復帰へ!キャデラックがLMDh車両「プロジェクトGTPハイパーカー」を公開

2022.06.16

ゼネラルモーターズは、6月9日、米国を代表するラグジュアリーブランド、キャデラックの第3世代プロトタイプレースカー「プロジェクト GTP ハイパーカー」のデザインプレビューを公開した。

キャデラックは、2023年から、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権とル・マン24時間レースを含むFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦する予定だ。

グローバル・キャデラックのバイスプレジデントのロリー・ハーベイ氏は、今回の発表について以下のように述べている。

「キャデラックは、世界のレーシングの舞台で再び戦います。20年ぶりのル・マン復帰に私たち全員が胸を躍らせています。2023年のIMSAとWEC 両選手権の参戦によって、キャデラック・レーシングは、その性能、クラフトマンシップ、テクノロジーを実証する機会となるのです」

「プロジェクト GTP ハイパーカー」は、キャデラック・デザイン、キャデラック・レーシング、コンストラクターのダラーラ社が共同開発し、キャデラック・ブランドの主要なデザイン特性が組み込まれている。

縦型ライトやフローティングブレードなど、キャデラックの伝統的な要素が随所に散りばめられ、「プロジェクト GTP ハイパーカー」をキャデラックの未来へと導いている。

キャデラックのリード・エクステリア・クリエイティブ・デザイナーのクリス・ミカラウスカス氏は、次のように語る。

「プロジェクト GTP ハイパーカーは、形状と機能が類まれに融合しており、キャデラックの未来のパフォーマンス美学を表現しています。これから登場するレースカーから市販車まで、キャデラックは、さらに多くのモデルを発表する予定です」

2017年以降、キャデラックは IMSA マニュファクチャラーズ選手権に参戦して、米国のスポーツカーレーシングの最前線で戦っており、「キャデラック DPi-V.R」で数々の勝利を収め、表彰台に立ち、チャンピオンシップを獲得している。

FIA世界耐久選手権参戦についてGM スポーツカー・レーシング・プログラム・マネージャーのローラ・ウォントロップ・クラウザー氏は、以下のように話す。

「アメリカを象徴するブランド、キャデラックで、ル・マンでの総合優勝を競えることを光栄に思っています。キャデラック・レーシングの血統を受け継ぐため、国際的な強豪を相手に世界で最も過酷なレースに挑むことを、チーム全員が楽しみにしています」

新しいレースカーは、新型5.5リッターDOHC V8エンジンを搭載し、LMDh(ル・マン・デイトナ・h)規定の共通ハイブリッドシステムを採用している。

パフォーマンスに対するキャデラックのコミットメントは、Vシリーズのラインアップに具現化されている。最近では、スポーツセダンの「CT4-V」と「CT5-V」、「エスカレード V」、サーキット走行が可能な「CT4-V Blackwing(限定・日本未販売)」と「CT5-V Blackwing(限定・日本未販売)」がラインアップに加わっている。

「プロジェクト GTP ハイパーカー」は、今年夏にトラックテストを開始し、デビュー戦は2023年のロレックス・デイトナ24時間レースを予定している。

近年のキャデラック・レーシングの戦績は以下のとおり。

•IMSA ウェザーテック・スポーツカー選手権で3回優勝(2021、2018、2017)
•ロレックス・デイトナ 24 時間レース総合優勝を4連覇(2020、2019、2018、2017)
•ミシュラン・北米耐久カップで4連覇(2020、2019、2018、2017)
•IMSA ウェザーテック・スポーツカー選手権参戦以前、ピレリ・ワールドチャレンジにおいて5回のマニュファクチャラーズ・チームチャンピオンシップ(2014、2013、2012、2007、2005)、5 回のドライバーズチャンピオンシップを獲得(2015、2014、2013、 2012、2005)

関連情報:https://www.cadillacjapan.com/

構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)

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