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マクセルがAR技術を使った自動車用の安全運転支援ディスプレイ「NEO Head-Up Display」を開発

2022.06.16

「NEO Head-Up Display」の表示イメージ

独自の高度自由曲面光学技術を進化させて小型化を実現

「およそ300m先右方向です。右です。ルートを外れました」

カーナビの音声は耳に届いているはずなのに、同乗者との会話に夢中で聞き逃してしまったという経験をお持ちではないだろうか。

また、複雑に入り組んだ道では「この先左です」と言われてもどこを左に曲がればいいのかわからない、といったこともありがち。

そこで注目したいのが、フロントガラスにナビゲーション情報を表示するAR-HUD(拡張現実ヘッドアップディスプレー)だ。

マクセルは、独自の高度自由曲面光学技術をさらに進化させることで5Lクラスを実現した、NEO Head-Up Display(NEO-HUD)を開発した。

NEO-HUDでは、課題であった容積を従来のAR-HUD(※1)比47%と小型化することで、軽自動車やスポーツ車にも搭載可能となった。また現在、NEO-HUDの技術を応用し、トラックなど商用車向けのHUDを開発中だ。

同社では、2021年4月よりナビゲーション情報・ADAS(※2)機器と連携して、対向車や歩行者を検知した際のアラート情報などを、フロントガラス越しに運転席から見える実際の風景に重ね合わせることで、ドライバーの視点移動を最小限に抑えたAR-HUDを量産している。

NEO Head-Up Display(NEO-HUD)の仕様概略

NEO-HUDはHUD内部でARの要素を取り込んだ画像を生成することで、AR-HUDに必要な要件となるリアルタイム性(※4)を実現し、歩行者などの動きに合わせ遅延なくアラート表示できる。

小型化にするため、虚像距離は短くなっているが、AR要素を取り込んだ表示画像の位置、大きさなどを最適化することで、遠近感を持たせ、高い視認性を確保した。

※1 AR-HUD:Augmented Reality(拡張現実) Head-Up Display
※2 ADAS:Advanced driver-assistance systems。先進運転支援システム
※3 セット容量:車両形状によりセット容積数値は変わる
※4 リアルタイム性:高フレームレート(60fps)
※記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標

関連情報:https://biz.maxell.com/ja/display_equipment/ais_index.html

構成/Ara


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