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サメの愛好家が全身全霊を捧げて作った「世界のサメ大全」を読んで気づいたこと

2022.06.16

人類より昔から存在していた生き物の大先輩・サメを知る

産業医のストレスゼロセミナーに参加した時、ストレスを無くす方法のひとつに「今の自分と一番関係のない本を読む」が紹介されていた。悩みやストレスから発想を転換させるために、いつもと違う分野の本が役に立つらしい。ほかにも「適度な運動」とか「夜の食事はできるだけ控えめにして眠りを充実させる」などが挙げられていたが、「一番関係のない本を読む」というのは、手っ取り早くて面白い方法なので、時々実践している。

水産関係の仕事をしていれば別だが、多くのビジネスパーソンにとってサメは非日常的な生き物のひとつかもしれない。ぱっと思い出すのはジョーズなどの恐怖映画ぐらいで、凶暴な大きな魚というイメージだった。

新刊書『世界のサメ大全』(SBクリエイティブ刊、定価2970円、めかぶ著・イラスト、田中 彰監修)は、そんなサメについてわかりやすく解説した図鑑である。非日常感満載で、直接、仕事の役には立たないかもしれないが、なぜかほのぼのした気持ちにさせられる。こんな不思議な動物がいる地球が愛しくなって、仕事のやる気が出るような、不思議な魅力に溢れている。

今回は著者であり、イラストも担当しためかぶさんに、サメの不思議な魅力を語ってもらった。めかぶさん、よろしくお願いします!

伝説の巨大ザメ・メガドロンからサメ沼に

―めかぶさんはじめまして! めかぶさんがサメ沼に嵌ったのはいつ頃、どんな体験からでしょうか?また、生まれて初めて見たリアルなサメ種についても教えてください。

めかぶさん 確かに、興味がないとサメに関心をもつことなんてないかもしれませんね~。でも、サメのかわいさに気づくと、もうホント、サメってめっちゃ、愛おしいんですよ! 

実は私、5年前ぐらいまでは、サメになんの興味もなかったんです。でもある日、UMA(未確認生物)動画から、伝説の巨大ザメ「メガロドン」を知って、いきなりサメについて気になり出したんです。で、メガロドンについて調べたら、人類よりも遥かに昔から存在する(!)って知って、すごく神秘的なものを感じたんです。この瞬間、サメとの恋に落ちましたね~!

海遊館(大阪府)によく行っていたので、生まれて初めて出会っていたのはジンベイザメかもしれません(あまり意識していませんでしたが)。ほんと、サメを好きになるまで、サメには一切興味がなかったので、今の自分が不思議で仕方がないです(笑)。

押しザメは「シロワニ」さん

―首を切断しても襲ってきたり、子宮の中で共食いすることもあったり、鱗が歯と同じ構造であるなど、とても不思議な生き物だと思いました。めかぶさんはサメのどういった所に強く惹かれますか?

めかぶさん やっぱりいちばんは「人類よりも昔から存在していたということ」と、世間一般に想像されるサメの形とは異なる「ヤッバイ見た目のサメとかがいるところ」ですかねー!なんか全部が愛おしいって感じに!!!

―生き物としてはヒトの大先輩なのですね!本の中でめかぶさんが一番好きな種は何ですか?その種のどこが素敵ですか?

めかぶさん いろんなところで言いまくってるんですが、私のイチオシはシロワニ(p.86)っていうサメさんです!体はデカいし、歯も剥き出し。眼も三白眼気味で目つきが悪く、強面顔なんですが、ゆーっくり泳いでおとなしく、少しギャップがある感じが素敵なんですよー!特に鳥羽水族館(三重県)さんのシロワニさんが「推しシロワニさん」です!

―この本はサメについての詳しい解説と、わかりやすいイラストがとても魅力的です。描く時に何に一番苦労されましたか?

めかぶさん いちばん苦労、というか困ったのが、描き始めと描き終わりで、絵柄が少し変わってしまったことです。描き始めの部分は、後半の絵柄で描き直し、修正しましたー。これが結構大変でした。あとは、情報量が少ないサメを外国の書籍や外国の論文などから調べるのが大変で。英語が苦手なので苦労しました(笑)」

サメの柄を描くのに苦労

―イラストを描く時に一番難しかったサメ種は何でしたか?また、描いていて、めかぶさんが一番気に入っているサメ種はどれですか?

めかぶさん そうですねー、難しかったのはクログチヤモリザメ(p.196)ですね。というか、トラザメ科のサメさんたちの柄に苦労しました!

あといちばん気に入ってるのはトガリアンコウザメ(p.148)のアンコウに「ギャーーーッ」て驚いてる顔です(爆笑)。描いてるのも楽しかったです!あと、個人的にヒラガシラの牛乳を注ぐサメも好きなんです!」

―ちょっととぼけたマンガも挿入されていて、果てしなく癒される内容です。コメントしにくかったサメ種はありましたか?その理由も教えてください。

めかぶさん 本当ですか!?ありがとうございます!!まだまだ頑張りますよー!コメントしにくかったサメ…、そうですね、ハシボソツノザメとかですね!捕獲例やデータが少なくて謎が多く、わからないことだらけだったので語りようがなく、困りました。

地球はいろんな生き物のためにある惑星

―サメを絶滅させかねない人間の行為など、考えさせられる点も多かったサメ大全。読者にはどう読んで欲しいと思いますか?

めかぶさん まずは、やはり私がサメを描く原点となった理由でもあるのですが「サメってこんなに種類がいておもしろいんだよ!」っていうことに気が付いてもらえたらうれしいです。

あと「サメだけが悪く、凶悪な生き物じゃない」ってことも。人の行いでたくさんのサメが絶滅寸前にあることは覚えていてほしいですね。この地球は人だけじゃなく、いろんな生き物のためにある惑星ということは忘れないでほしいです。

―最後に、サメ愛を叫んでいただけますか?

めかぶさん サメ映画もいいけど、水族館でもいいので一度、実物のサメを観察してみてください!場所によっては「タッチプール」などでサメに触れるチャンスがあるかも!そして直接サメに会ったら、意外と皆さんの心を鷲掴みにしてしまうかもしれません。そう、私がそうであったように! 

サメのことを何も知らないときに読んだ『世界のサメ大全』と、いろいろなサメを知った後に読む『世界のサメ大全』では、サメの見方が変わるはずです。『世界のサメ大全』をそういう風に楽しんでもらえたらと思います!とりあえずシロワニに会いたいぞーーーーーーーー!!!!!

―ありがとうございました!

めかぶさんのサメ愛も堪能できる一冊。あなたもめかぶさんの描くアップルパイのサガミザメのイラストや、フクロザメのエコバックに癒されてみては?

著者・めかぶさん

大阪府出身。サメ愛好家。奈良芸術短期大学グラフィックデザインコース卒業。高校時代からデザインを専攻し、現在はフリーランスのイラストレーター。「絶滅した」といわれるメガロドン(古代ザメの一種)の記事に偶然出合い、古代ザメに関心を持ち始め、サメの虜になる。小さなころから水族館が大好きで、今でもサメの水槽から動かず、ずっとサメを見ているタイプ。サメグッズやサメ関連にも弱く、すぐ買ってしまう。いちばん好きなサメはシロワニ(強面だから)。2019年には、海とくらしの史料館(鳥取県)の開館25周年イベント『サメ祭』でポスターやチラシのデザインを担当。TwitterIDはshark0037。

監修・田中 彰

田中 彰(たなか・しょう)

1952年、神奈川県出身。東海大学海洋学部客員教授。農学博士。専門は海洋動物学、保全生態学。特にサメ類などの高次捕食者の生態、生活史の研究を行ってきた。国際自然保護連合(IUCN)種の保存委員会サメ専門家グループ、日本板鰓類研究会に所属。

文/柿川鮎子

編集/inox.

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