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写真の加工もいつものページ閲覧も!PCの操作を快適化するBRAIN MAGICのショートカットデバイス「Orbital2 STERNA」

2022.06.14

PCでの作業をしている時、我々の左手は何をしているのだろうか?

もちろん、こうして文章を書くためにキーボードを叩く時は必ず両手を使う。

が、マウスを使う作業の時はどうだろうか? 左手は空いているはずである。

これをどうにかして活用すれば、より効率の良い作業を実施できるのではないだろうか。

今回はクラウドファンディングGREENFUNDINGに登場した左手用操作デバイス『Orbital2 STERNA』について解説していこう。

PCの操作感を大きく変えるデバイス

5月25日、BRAIN MAGICが新製品記者発表会を開催した。

この発表会、筆者はオンラインで参加する予定だった。ところが、前日に胃を悪くしてしまい、記者発表会どころかPCを開けることすらできなくなってしまったのだ。

胃潰瘍に近い症状で、筆者は深夜に食事すると次の日の朝に地獄を見ることが多々ある。

そのような理由で、筆者は記者発表会をすっぽかした。

が、BRAIN MAGICの『Orbital2 STERNA』担当者は親切にも試供品を筆者の自宅に配送してくれた。

こんな不良ライターのために余計な手間をかけさせてしまい、本当に申し訳ない。

この『Orbital2 STERNA』を早速使ってみよう……と言いたいところだが、そもそも『Orbital2 STERNA』がどのような方向性の製品なのか見当がつかない読者もいるかもしれない。

平たく言えば、右手の負担の一部を左手に移す操作デバイスである。

たとえば、PCで何かしらのページを閲覧している時、上から下へのスクロールはどのようにするだろうか?

恐らく大抵の人はマウスのスクロールホイールを回すか、ページの右端にあるスクロールバーにカーソルを合わせて動かすかのどちらかではないか。

この作業を、左手でやってみよう。

『Orbital2 STERNA』のJoystickモードにページスクロールのための操作設定を割り当ててみる。

即ち『Orbital2 STERNA』を上へ倒せばキーボードの「↑」、下へ倒せば「↓」、右は「→」、左は「←」とする。

また、スティック部分はそれ自体が右回転と左回転ができるため、それぞれにキーボードの「Page Up」と「Page Down」を割り当てる。スティックの押し込みは「Enter」。

たったこれだけの設定で、PCの操作感はガラリと変わる。

「マウス疲れ」から右手を解放!

ページを上から下へ読み進める最中、スティックを下に倒せば少しずつページがスクロールされていく。

これが非常に小気味よく、同時に我々が普段使っているマウスというものは実は人間工学に適っていないということが分かるはずだ。

手の甲を上に向けた状態で指や手首を動かすというのは、身体にとってあまり良い動作ではない。

マウスを操作するという動作も、立派な運動である。が、『Orbital2 STERNA』なら極めて自然な角度に手を置きつつ、必要最低限のアクションで動かすことができる。

疲労を覚えるどころか、むしろ操作が楽しくなるほどの心地良さだ。

この『Orbital2 STERNA』は、そもそもはPCでイラストを描いたり動画や音楽を編集するクリエイターのためのショートカットデバイスだ。

故に筆者は、この製品の話を一番最初に聞いた時はレビュー記事を書くかどうか随分悩んだ。

@DIMEは「クリエイターのための情報サイト」というわけではなく、ごくごく普通の勤め人にとっても有益な製品でなければならないからだ。

が、その心配は不要だった。クリエイターでない人が『Orbital2 STERNA』を使っても、持て余すことはないだろう。

細かい数値調整にピッタリ!

次にこの設定のまま、Photoshopを使ってみる。

筆者は撮影した画像は必ずPhotoshopで加工する。「加工」といっても大胆な意味ではなく、要は画像を明るくするためだ。

このあたり、ライターの好みによって様々な加工の仕方があるのは知っている。筆者の場合は、とにかくパッと明るくしたいと考える。

そうしたほうが記事そのものの印象も明るく前向きな感じになるんじゃないか……とすら思案している。

明るさの数値を調整する際、カーソルを使って操作するよりも『Orbital2 STERNA』を導入したほうが、1単位での数字の上下が簡単に実行できる。

即ち、ちょうど良い数値をピタリと探し当てることが可能になるのだ。

『Orbital2 STERNA』を使えば、今まで以上に繊細な写真加工ができることは間違いない。

Photoshopでもこれだけ活用できるのだから、PowerPointでも『Orbital2 STERNA』の持ち味が十分に発揮される。

「Page Up」と「Page Down」の操作が左手に与えられているのだから、表示されているスライドをめくる動作もできる。いちいちカーソルを動かしたり、マウスのスクロールホイールを回すよりも簡単なのだ。

筆者も今月末に開催予定のIT講座で使うスライドを編集する。スライドショー開始して、それを進める時も『Orbital2 STERNA』のスティックを回して操作。

てか、これマジで使い勝手がいいぞ! プレゼンの本番でもワイヤレスリモコンでなく『Orbital2 STERNA』でパワポを動かす、ということだってできる。

テレワークで大活躍間違いなし!

さて、この『Orbital2 STERNA』はGREENFUNDINGに出展されているということは前述した。

非常に人気のある製品らしく、早割枠はあっという間に埋まってしまったらしい。

6月13日現在では1万6,460円(1台提供)の枠が何とか残っているとのこと。

テレワークでも活用できる操作デバイス。PC操作の快適性を向上させる製品として、今も巨額の出資が舞い込んでいる。

【参考】
Orbital2 STERNA:クリエイティブ制作をより楽にする左手デバイス-GREENFUNDING

取材・文/澤田真一

 


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