現行モデルと比較して本体を約23%小型化&約17%軽量化
JVCケンウッドは、JVCブランドより“重低音&タフボディ”をコンセプトとする「XX(XTREME XPLOSIVES)」シリーズの新モデルとして、完全ワイヤレスイヤホン「HA-XC72T」を6月下旬に発売する。価格はオープン。市場推定価格は13,970円前後。カラーはレッドとブラックを用意する。
「HA-XC72T」は、「XX」シリーズの特徴である迫力とキレのある重低音サウンドを継承しつつ、同シリーズの完全ワイヤレスイヤホンにおいて最小・最軽量ボディを実現し、アクティブノイズキャンセリング機能も搭載したモデル。
同社音響エンジニアが「XX」シリーズのコンセプトに合わせた特別なチューニングを実施し、迫力とキレのある重低音を実現。また、低音の増減をバスブーストのON/OFF操作によって調整することもできる。
また、同シリーズの現行モデル「HA-XC51T」と比較して、イヤホン本体を約23%小型化(体積比)、約17%軽量化し、より軽い着け心地を提供。充電ケースも約36%の小型化(体積比)、約32%軽量化し、より持ち運びしやすくなっている。
ノイズキャンセリング機能では、内蔵マイクで集音した周囲のノイズを打ち消す信号を高精度に生成することで、ノイズを低減。さらに、ノイズキャンセリングの効果を高めるために、やわらかい素材を採用し、遮音性に優れたイヤピースを新採用した。
もちろん堅牢性にもこだわり、イヤホン本体には、衝撃からイヤホンを守るラバープロテクターに加え、IP55相当の防水・防塵を実現した「TRIPLE PROOF」タフボディを採用。
ゲームや動画視聴を快適に楽しめる低遅延モードも搭載
そのほか、タップ操作で音量を下げるとともにマイクで外音を取り込み、会話をしやすくする外音取り込み機能や、Bluetooth伝送時に必ず発生する音声の遅延を抑制し、映像とのずれを抑え、スマートフォンやタブレットでのゲームや動画視聴を快適に楽しめる低遅延モードも搭載する。
Bluetoothのバージョンは5.2で、コーデックはSBC、AACをサポート。電池持続時間はイヤホン単体で最大7.5時間、充電ケースとの併用で最大17時間(ノイズキャンセリングオン時)、イヤホン単体で最大9時間、充電ケースとの併用で最大21時間(ノイズキャンセリングオフ時)。10分の充電で約75分(ノイズキャンセリングオフ時)の再生が可能なクイック充電にも対応する。
質量はイヤホンが約4.6g×2個、充電ケースが約34g。イヤーピース(S/M/L)各2個、充電用USBケーブル、充電ケースを付属する。
製品情報
https://www.jvc.com/jp/headphone/lineup/ha-xc72t/
構成/立原尚子