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社内の各種データベースにiPadアプリで瞬時にアクセスできる「kintone」の活用術

2022.07.01

業務システムのクラウド化や、マルチデバイスへの対応が進み、最近は『iPad』からも業務アプリケーションを利用できる環境が整いつつある。サイボウズのクラウドサービス「kintone」もそのひとつ。kintoneエバンジェリストの松田さんに、活用のポイントを聞いた。

業務内容ごとにカスタムできるのが本当に便利です!

松田正太郎さん[講師役]サイボウズ公認 kintoneエバンジェリスト  松田正太郎さん
プロジェクト・アスノート代表。「業務改善職が当たり前に活躍し評価される社会を作る」ことを目標に、サイボウズ公認のkintoneエバンジェリストとして、業務改善をサポート。「YouTube」でも情報を発信中。

 最近では様々な業務アプリケーションがクラウドで利用できるようになってきている。中でも「kintone」は、同プラットフォームの〝業務アプリ〟を作るところから、運用、管理、改善までクラウドで完結するのが特徴。〝業務アプリ〟には様々な情報を一元化してチームで共有できるほか、社内外のコミュニケーションに役立つ機能も備える。

「様々なデータを蓄積して見える化でき、そこでコミュニケーションも取れます。『kintone』を見れば、今やるべき仕事がわかる環境がつくれるのです」(松田さん)

 顧客やプロジェクトの管理から、各種データの集計、各種申請まで、幅広い業務に活用されているという。

 ブラウザーから利用でき、マルチデバイスに対応するため『iPad』でも利用可能。『iPad』で使えるモバイルアプリも提供されている。

「どこからでも必要なデータにアクセスできるほか、顧客とのやりとりや仕事に関連する写真、動画をリアルタイムで社内共有するツールとしても活用しています」(松田さん)

 PC版と比べると制限される機能もあるが、「使いづらいところがあれば、運用しながら改善できるのが『kintone』の醍醐味。『iPad』で使いやすいように、工夫することもできますよ」(松田さん)。

【講師が教える奥義】「kintone」でデータベースを構築し、PCでも『iPad』でも利用できるようにしよう!

「kintone」は、あらかじめ用意された様々な〝フィールド〟(パーツ)を組み合わせて、業務ごとに必要な〝業務アプリ〟を作成。それを運用、管理できるプラットフォームだ。料金設定は、ライトコース(1ユーザー当たり月額858円)と、拡張機能が使えるスタンダードコース(1ユーザー当たり月額1650円)の2種類。コストが抑えやすく、導入までの期間が短いことも導入企業が多い理由だ。

kintone

kintone

「kintone」はマルチデバイスに対応。『iPad』向けの「kintone」アプリでは、プッシュ通知を受け取ることができ、社内外からの連絡やワークフローに素早く対応可能。『Apple Pencil』を使って入力した手書きメモや、写真や動画といったファイルも簡単に共有できる。

【便利な活用テクニック】〝フィールド〟をカスタムし業務内容に合わせた専用アプリケーションを作る

kintone

「kintone」内には、業種別や仕事別に〝業務アプリ〟の様々なサンプルを用意。業務内容に合わせてテンプレートをカスタムする、または〝フィールド〟を自由に配置し、一から〝業務アプリ〟を作成して仕事に導入できる。

【便利な活用テクニック】データの確認や承認の手続きを『iPad』アプリで素早く実行

kintone

『iPad』アプリを使えば、データベースにアクセスして、場所を問わずに確認できる。「どこからでも利用できることから、承認フローで起こりがちなタイムラグも減らせます。なお『iPad』で頻繁に利用する〝業務アプリ〟は文字入力せずにすむように、選択するだけで入力できる〝フィールド〟を多用し、操作しやすくするのがコツです」(松田さん)

「Salesforce」を導入することで顧客情報の管理や分析にも『iPad』が生かせる!

Salesforce

クラウドベースのCRM・顧客管理システムでトップシェアを誇る「Salesforce」も『iPad』を含めたマルチデバイスに対応している。顧客データを可視化する「ダッシュボード」に、『iPad』向けのアプリからいつでもアクセスできるほか、商談などの活動の記録や、役立つ情報や分析レポートをチェックするといったことが素早く行なえる。検索機能が充実していて欲しい情報にアクセスしやすいほか「Slack」などアプリやサービスとの連携機能が充実しているのも「Salesforce」ならではの特徴だ。料金設定は、1ユーザー当たり月額3300円(年間契約)~。

Salesforce

蓄積したデータを様々な角度から切り取れる、分析ツールが充実しているのが「Salesforce」の大きな魅力だ。機械学習を用いた予測分析や自然言語処理に対応し、的確なレポートを作成して気づきを得たり、それを商談にも活用したりできる。分析ツールを用いたレポートは『iPad』でも利用可能。『iPad』なら商談の席で、レポートを示しながら説明するといった効果的なプレゼンテーションが行なえる。

【便利な活用テクニック】情報がすぐに取り出せるよう各種データを紐づける!

Salesforce

取材・文/太田百合子 取材協力/セールスフォース活用大学

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