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米をかき混ぜる力を強化して甘みを感じるごはんを炊き上げる象印の圧力IH炊飯器「炎舞炊き」最新モデル

2022.06.13

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

激しい対流に着目した新機能「3DローテーションIH」を搭載

象印として節目となる、創業100周年の2018年にデビューした炊飯ジャー「炎舞炊き」は、毎年モデルチェンジを続け、シリーズで累計45万台を出荷しているヒット商品。6月21日より、最新モデル「NW-FA型」が発売となる。

おいしいごはんを炊くには、まず水をしっかりと浸透させ、沸騰させる工程でしっかりと高火力で米に熱を伝えるのが重要。水と熱でデンプンが分解されやすくなり甘みのあるごはんを炊くことができる。

同時に重要になるのが炊飯時に米を激しく対流させるということ。米をしっかりかき混ぜることで、米の表面からデンプンの粒が飛び出して、水と熱に触れる機会が多くなり、より早く甘味成分に変化。甘味成分が米の表面にコーティングされて、甘味を感じるおいしいごはんになる。

「炎舞炊き」シリーズは他社製品と比較してかき混ぜる力が強いのが特長だが、新製品はかき混ぜる力をより強化させ炊飯性能の向上を目指した。

開発では米の動きを確認するため、現行品のNW-LBを使って、色を付けた赤米と青米、米粒状の加工食品、玉こんにゃくを使って、かき混ぜる力の評価を行った。

検証から、沸騰しているところに引っ張られて、中央部になかなか行けず、規則的で複雑な動きになり得ていないことが判明。この現象が起こる理由は、中心部にセンサーがあることで熱のウィークポイントができてしまうため。中心部の対流が弱く、とくに横の動きが加わっていなかったことから、中心部、横方向の動きをより強化する必要があるとわかった(※下記画像は2021年 NW-LB 型の釜内の対流イメージ)。

そこで対流を生み出す底IHヒーターの構造を再検討。その中で生まれたのが3次元対流を可能にした「3DローテーションIH」。現行品は同じ形のコイルが並んでいるが、新製品は縦対流を生むコイル、横対流を生むコイルの2種類のコイルを搭載。直線型配置からT字型配置に変更した。

これにより、真ん中のコイルがより中心に近づき、中心部の対流が強化。縦方向の対流に横方向の対流をプラスすることが可能になった。

玉こんにゃくを使った検証を比較すると、今までは側面に沿って動いていたのが、新製品では縦横無尽に動いていることを確認。赤米、青米を使った検証でも現行品よりもさらにかき混ぜる力を強化されことを実証した。

多様な好みに対応するため「わが家炊き」の炊き分け範囲を拡大

多様な好みに対応する機能として「炎舞炊き」には121通りの「わが家炊き」がある。前回食べたごはんのかたさや粘りなどの感想を入力すると、炊き方を変えて食感を調整し好みの味に仕上げていくという機能。ユーザーのリサーチでもよく使うメニューとして、「白米ふつう」(83%)に続き「わが家炊き」が2位に挙がり、47%のユーザーが使用していると回答した。

象印の炊き分けの考え方は、米の銘柄に合わせる他メーカーと異なり、「人」に合わせるということが大きな特長となっている。米の銘柄は年によって質が変わり、同じ地域でも生産者によって出来が異なるため、好みや料理、気分に合わせる炊き方を提案している。

新製品では人にさらに合わせやすくするため、「わが家炊き」の炊き分けを121通りは継続しつつ範囲を拡大。動き幅が拡大するので、水の量を変えなくても、より早くユーザーの好みに合わせることができ、違いもはっきりするため好みに合わせやすくなる。

「わが家炊き」の欠点は、今日はやわらかめだが、明日はかためで、など即座に対応できないところ。そこをカバーするのが自分好みにダイレクトに選択できる「炊き分けセレクト」。新製品ではこの機能も改良し、従来の白米5通り炊き分けから、15通り炊き分けに進化した。かたさは3通り、粘りは5通りで好みにあわせて組み合わせは自由。その日の料理や気分、家族の好みに合わせ炊き方を変えることができる。

使いやすさも進化し、直感的に使えて見やすい、白黒反転液晶のタッチパネルを採用。ピクトグラムを用いたデザインや、一覧表示、表示大など、見やすさを追求した。

お手入れに関しても、本体はフラットパネルでハンドルも削除してさらに簡単にお手入れができるようになった。庫内も中央のセンサーが無くなり、サイドセンサー化したため、掃除も簡単に。

内ぶたはセットフィルターを一体化し、ボールレスでより洗いやすくなった。ふたヒーター部は、金属部が蒸気経路に含まれているので汚れやすいが、蒸気経路を見直すことで、汚れが付きにくい構造になった。

冷凍ごはんを利用する人が増えたことから「冷凍ごはんメニュー」の機能を追加した。冷凍ごはんはラップに包んで冷凍することが多いが、乾燥している冷凍庫では、米の中の水分を気化させ、ラップの表面で凍結してしまうため、解凍時にはラップに近い部分はべちゃつきやすく、中心部分は水分が抜けてかたくなりやすいという難点があった。

粒感と水分を残すことが冷凍ごはんの課題と考え、象印は独自の「1.3気圧」を使って、専用メニューを開発。解凍時を想定した米の表面状態と含水率を設定し、解凍してもほどよい粒感とねばりのあるごはんになるように、含水率を意識してしっかりごはんをα化させたうえで中に水分を閉じ込めている。また、炊飯直後でも、解凍後でもおいしく食べることができるのが「冷凍ごはんメニュー」の特長だ。

【AJの読み】象印独自の炊き分け機能が充実

お米を選ぶとき、リピートしている銘柄はあるものの、特売で安くなっているお米を買うこともよくある。上位機種では、銘柄の特徴を最大限に引き出す炊き分けを行うメーカーも多いが、銘柄にこだわらない、料理によって炊き分けしたいと思っている筆者のようなユーザーにとって、象印の炊き分けメニューの充実ぶりは気になるところ。

「わが家炊き」と「炊き分けセレクト」はどう使い分けるのかわかりにくいが、「炊き分けセレクト」は、カレーの時はしゃっきりとした粒感のあるごはん、おにぎりには少しかためで粘りがあるごはんといった料理に合わせたり、年配者の来客用にやわらかめにしたりと、自分で認識している好みに合わせる機能。

一方の「わが家炊き」はアンケートを元にした情報から、自分でも気づかなかった潜在的な好みに合わせるための機能。つまり毎日食べて、おいしいと感じる傾向を分析して炊き方を調整してくれるというもの。季節や銘柄に関係なく、文字通り「わが家」のごはんの好みに仕上げてくれるユニークな機能だ。

文/阿部純子

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